今日は新年1本目でビジネスに関係した英語表現からスタートです。今まで日本標準産業分類に基づき、産業の分類を日本政府が公式にどういう名前を付けているかということ、それに対してこれは英語で何と表現したらいいのだろうということを、私自身も格闘しながら準備して、その勉強をしようという主旨です。今日は産業名の4回目、工事関係の表現をしたいと思います。
最初に、大まかな分け方として、工事業という仕事の分け方です。以下、「業」は省略しようと思います。○○インダストリーと言えば○○業になりますので、「業」は省略しますが、まずは総合工事業と言われているものと、それから職別工事業と言われるものの大きく2つに分かれます。本当は設備工事業というものもあるのですが、今日はそこまでは説明できないと思います。最初のくくりである総合工事業、土木・造園・しゅんせつ・舗装・建築・建築リフォーム、このあとに「工事」がつくのですが、それぞれ1つ1つの言い方は全部皆さんご存じかと思います。
土木工事の事を英語では、"civil engineering" と言います。civilは市民の、町中の、という意味です。例えば、公共工事などで町をどのように造っていくかという事を学ぶ大学の分野も、"civil engineering"
と言います。公共事業のことは" civil engineering"と言いますが、少し言い方が違います。ただこれは、私が言っているだけの事なので、もしかしたら政府の文書には違う事が書いてあるかもしれません。
次は造園、"landscape gardening"と言います。造園は花を植えるだけではなく、庭を造る時もそうですが、全体の景色をトータルコーディネートします。それで"landscape gardening"という言い方を私はしています。landscapeは風景という意味です。イギリスでも日本で言うところの岩山を模して造ったものを"landscape garden"と言います。
次はしゅんせつ「浚渫」、難しい漢字です。英語では"dredging"と言います。
舗装は舗装している面の事を"pavement"と言うので、ご存知かと思いますが、"paving"です。paveは舗装するという動詞です。
建築工事は簡単で、"construction"です。
建築リフォーム工事は、"renovation"でこれはもう日本語になっています。
次に2番目の括りで、職別工事業です。まず、大工工事ですが、大工さんの事を"carpenter"と言います。その抽象名詞形で、"carpentry"で大工工事です。
ここまではわかりやすいのですが、「型枠大工工事」というのがこの分類の中に入っています。型枠大工工事とは何だろうかという勉強から始まるのですが、工事現場でビルを建てる時に、木の型の中にコンクリートを流し込んで後で板を剥がす工事の事です。型枠大工工事は"formwork carpentry"と言います。formは型、workはそれを造る仕事で型枠大工工事=formwork carpentryと言います。
次は皆さんご存知の鳶工事、その足場を造るという事です。イギリスへ行くとあちらこちらの工事現場でこれが書いてあります。"scaffolding" 要するにscaffold=足場を造るという動詞のing形です。
次は、土工コンクリート工事。土工というのは、「土」と工業大学の「工」です。土工コンクリート工事の土工の方は"earthwork"=土の仕事と書きます。つまり、土を掘ったり運搬したりすることです。それと合わせて、"earthwork & concrete work"ですが、なぜ土とコンクリートを一緒にして呼ぶのかが私にも分かりません。総務省に聞いていただければと思います。
そして、特殊コンクリート工事。"special concrete construction"と言います。例えば、水の中にコンクリートの塊を沈めて、水の中に人が入って潜って作業をするような事があるのですが、そういうものを沈める行為の事だそうです。
今日のまとめ:
今日は、工事関係の話で、3つに分かれる内の最初の総合工事業と、2番目の職別工事業の一部をご紹介しました。次回はこの続きになります。