「Mother's Dayキャンペーン2023」執筆者の生の声を届けるシリーズ。第2回はみるいさんのお話です。産後うつで、日常生活も思うようにできなくなってしまったみるいさん。「訪問看護」を知り、看護のプロによるサポートを得て調子を取り戻していく、自身の体験をエッセイにして発表されました。
実際にみるいさんを担当されている訪問看護の方が、公開されたこのエッセイをご自身のお母様にシェアしたら「あなたは、この人の心を支えているんだね、命を救っているんだね」と言ってもらえた、というエピソードに胸が熱くなりました。
事情があって外出が難しい、というときに非常に心強い訪問看護の存在を、より多くの人に知ってもらいたい、ということで、みるいさんからの参考情報も末尾に掲載しています。
みるいさん執筆のエッセイ『プロが伴走してくれるセルフケアを、半年間受けてみた』
noteはこちら:https://note.com/singlemoms/n/nb2503d4411be
朗読はこちら:https://note.com/singlemoms/n/ncf7c8cc29824
こちらにわかりやすくまとまっています。看護の資格を持つ専門職が、自宅に来てくれます。
*2 メンタルケアで訪問看護を依頼する方法(自分で希望する場合)
目星をつけた訪問看護ステーションに電話。空き状況や対応可否を聞く。→メンタルクリニックの主治医の先生に「訪問看護指示書」をもらう。→訪問看護指示書を訪問看護ステーションに届けたら、その日から利用可。
※メンタルクリニック受診歴がなくても、自費でケアを受けることも可能。産後まもない乳児がいる場合は、産婦人科医の指示書での訪問が可能なこともある。まずは、訪問看護ステーションに相談を。ホームページに「家族みんなをケア」「母子支援」などのキーワードがあると話がスムーズです。
メンタルケアの医療を一定期間受けている人のほぼすべてに交付され、通院にかかる医療費の負担を軽減できます。参考までに私の場合は、お薬と通院と訪問看護をぜーんぶひっくるめてひと月の負担が1万円ぐらい。(所得に応じて金額は変動します。5000円のときもありました)
お住まいの自治体名+自立支援受給者証で検索を。具体的な申請方法が確認できる。子どもが小さく、地区の保健師とつながりがある場合はその保健師さん経由でも確認できる。私はとってもつらい時期だったので、書類も地区の保健センターの窓口で書く項目をその場で教えてもらいながら作成しました。