「日本の小型月面探査車「YAOKI」画像取得などに成功 米企業の月着陸機に搭載」 日本企業の株式会社ダイモンは2025年3月8日、アメリカの民間企業Intuitive Machines(インテュイティブ・マシーンズ)の月着陸機「Athena」に搭載されていた小型月面探査車「YAOKI(ヤオキ)」について、ミッションの結果を公表しました。着陸時に横転したAthenaは月面到達から約13時間でミッションを終えており、YAOKIも月面を走行することはできませんでしたが、ダイモンはYAOKIのミッションで予定していたカメラでの画像取得をはじめとする全機能の動作を格納状態のままオペレーションすることに成功し、各機能が正常に動作することを確認したということです。こちらがYAOKIのカメラで取得された画像です。Athenaの側面に取り付けられたYAOKIのデプロイヤー(月面到着までYAOKIを格納しておくためのケース)内部から、横転したAthenaの機体下部方向を見た様子となります。ダイモンによると、画像左上にはAthenaが着陸したクレーターの縁、画像下にはAthenaの着陸脚の一部が写っています。