日本文化は、知れば知るほど面白い。最高のエンタメだっ!
ポッドキャスト番組『日本文化はロックだぜ!ベイベ』は、日本文化をもっと気軽に、もっと自由に楽しんでしまおうという番組です。
第67回のテーマは、「10分で名著。好色一代男は江戸の源氏物語だった?」。
今回は、井原西鶴の代表作『好色一代男』をぎゅっと濃縮して読み解きます。主人公・世之介は、7歳から60歳まで、ひたすら色道を突き進む男。現代の感覚からするとかなり破天荒ですが、その破天荒さの中に、江戸のリアリズムと欲望の肯定が詰まっています。
『好色一代男』には、『源氏物語』を思わせる構成や古典のパロディも見え隠れします。しかし、描かれる世界は王朝貴族の雅ではなく、都市に生きる人々の欲望と身体感覚。いわば、江戸の町人文化が生んだ、もうひとつの“色の物語”です。
世之介、かなり極端です。でも、その極端さが時代を映しているのです。
【今回の聴きどころ】
・7歳の初恋から女護島への出帆まで、世之介の54年間の軌跡
・作中で語られる、女性3742人、男性725人という規格外の数字
・中世的な美意識とは異なる、肉体と欲望をめぐる江戸的リアリズム
・『源氏物語』の影響や古典のパロディが散りばめられた構成の面白さ
【出演】
セバスチャン高木
サッチー