「ロケットラボ、民間企業向け宇宙状況把握を行う衛星の打ち上げに成功 第1段機体は太平洋へ着水」 ロケットラボは日本時間2024年1月31日、民間宇宙企業NorthStarとSpireが共同開発した小型衛星4機を搭載した「エレクトロン」ロケットの打ち上げミッション「Four Of A Kind」に成功しました。4機の衛星を搭載したエレクトロンは日本時間2024年1月31日15時34分(現地時間同日19時34分)、ニュージーランドのマヒア半島にあるロケットラボの発射場から打ち上げられました。衛星は発射から1時間17分後にロケットから分離され、軌道への投入に成功しました。ロケットラボによると、衛星は高度530km・軌道傾斜角97度の軌道で運用されるということです。エレクトロンの第1段機体は打ち上げから約17分後にパラシュートを開いて太平洋へ着水し、海上から回収されました。ロケットラボは将来的にエレクトロン第1段の再利用を計画しており、回収された第1段機体は同社の工場へ運ばれて再利用に向けた検討が進められる見通しです。