「ロケットラボが新型ロケット「ニュートロン」の初飛行を先送り 2025年には実施せず」 アメリカ企業Rocket Lab(ロケットラボ)は、現在開発中の新型ロケット「Neutron(ニュートロン)」の初飛行を当初の予定から先送りすることを明らかにしました。Neutronは全高43m・フェアリング直径5mの2段式ロケットです。メタンを使用する液体燃料ロケットエンジン「Archimedes」を1段目に9基、2段目に1基搭載。1段目は再使用に対応し、着陸脚を備えます。開閉式のフェアリングが1段目に取り付けられていて、ペイロード(搭載物)と2段目を丸ごと1段目の内部に格納するというユニークな形態を採用。打ち上げ能力は低軌道に13トン、火星や金星への遷移軌道に1.5トンとされています。