VOL.5後編では、映画/劇場/料理/動物/子育てなどさまざまな話題を経由しながら、そこに見つけた "演劇”の可能性へと話が発展します。飴屋さんが「動物堂」をやり始めた動機、劇場以外の場所で演劇を立ち上げることの視点とは。そこには常に「オルタナティブ」から始まる、新しい感覚への射程がありました。
出演:飴屋法水、今野裕一郎、橋本和加子
編集・ジングル:中條玲
バナーデザイン:黒木麻衣
収録日:2026年4月1日(水)
◼︎TOPICS
こまばアゴラ劇場での公演経験について(飴屋法水『を待ちながら』、バストリオ『一匹のモンタージュ』リクリエーション)/演劇はブラックボックスが多いけど、壁が黒いことって変じゃない?/劇場という場所に対しての印象/“演劇”のためではない場所で“演劇”を立ち上げること/映画と演劇は何が違う?/その場所で起きる出来事を集まって共有するという体験が好き/“演劇”は作品だと思ってない/“対象”があるからつくることができる/消えてなくなるという点で料理も“演劇”と同じ/“演劇”を続けたことで起きた、「消えてしまうこと」の捉え方の変化/“演劇”はほんとうに誰でもつくることができるはず/出会って、話しはじめることから立ち上がっていく/飴屋さんがアニマルショップ「動物堂」を始めた動機/他者に振り回されて過ごす時間のこと/本番とそれ以外の時間の粒々が揃っていく感覚
◼︎リンク
飴屋法水『を待ちながら』(2017)
http://faderbyheadz.com/event/waiting.html
バストリオ『一匹のモンタージュ』リクリエーション(2023)
https://www.busstrio.com/works/one-montage/
映画|杉本信昭『自転車で行こう』(2003)
https://montage.co.jp/works/jitensya/
映画|カール・ドライヤー『奇跡』(1954)
https://eiga.com/movie/43645/
アニマルストア「動物堂」:飴屋法水が東中野にて構えていた、珍獣専門のペットショップ
GAKU「新しい演劇のつくりかた(第4期)」
https://gaku.school/class/atarashii-tsukurikata2025/
◼︎PROFILE
飴屋法水
1961年生まれ。79年、17歳で唐十郎主宰の「状況劇場」に参加。84年「東京グランギニョル」結成、演劇作家として独立。90年より活動の場を現代美術に移すも、95年にアニマルストア「動物堂」を開店、多様な生物の飼育と流通に専念。2005年「バ ング ント」展にて美術活動を、2007年「転校生」(作・平田オリザ)の演出にて演劇活動を再開。以後、様々な表現者とのコラボレーションや執筆など、活動はジャンルに収まらないものの、何をやっていても「演劇です」というのが口癖。
バストリオ
ライブパフォーマンス作品を制作するコレクティブ。生きていく中で個人が出会うビビットな瞬間をドキュメントしながら、感覚すべてを用いて固有の生態系を構築するクリエイションを行う。水・音・光・もの・声・身振り・現実・フィクションから起こる現象を編み上げ、一度きりの体験を起こす舞台表現を立ち上げる。いくつもの行為や出来事、モチーフがバラバラのまま重層的かつ渾然一体となる上演は、音楽的なグルーブを帯びながら“名付けようのない生”を描き出す。存在そのものを肯定する祝祭的な時空間は観客の想像力を喚起し、世界を捉える視点に奥行きをもたらす。第14回せんがわ劇場演劇コンクールにて、グランプリ・オーディエンス賞・演出家賞・俳優賞を受賞。
◼︎EVENT INFO
『新しい野良犬/ニューストリートドッグ2』<バストリオ新作公演>
4月24日(金)〜5月3日(日)
at 水性
詳細を見る(https://www.busstrio.com/newstreetdog2/)
◯sew(ソー)とは? Culture Podcast for Us. 舞台・演劇・ダンス・音楽・小説・ファッション・美術などジャンルやメディアを越えて様々な人たちと言葉を交わします。 「sew(ソー)」は縫い合わせるという意味を持つ言葉です。今日も歩き、出会い、繋ぎ、ほつれ、そこから溢れる声を見つめます。
バストリオWeb|https://www.busstrio.com/
オンラインストア|BUTTERFLY EFFECT