社会課題をカレーで解決していく可能性を考えるシリーズの第2回。
前回は「個人のキッチン」を舞台にセルフケアの可能性を紐解きましたが、今回はその一皿を「誰かと共有したとき」に発揮される、カレーの強大な「巻き込み力(ハブとしての機能)」にフォーカスします。
日本の家庭における家事負担の偏りや、シニア男性の「食の自立」という課題。ここに、論理的な調理プロセスを持つスパイスカレーを投入することで、義務の家事から「こだわりのエンタメ」へと変わり、男性たちの知的好奇心に火をつけるなめらかな変化の形を提案します。
さらに、高齢化社会における「孤食」や「地域での孤立」に対して、カレーが持つ圧倒的な「間口の広さ」がどう機能するのか? 計る、刻む、香りを読む、火加減を見極める……実は高度な脳トレの連続であるカレー作りを通じて、同じ鍋を囲み、自然と会話が弾んでいく地域のセーフティネットとしての可能性を語る8分30秒です。