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カレーは、ただの料理ではありません。 それは香りであり、記憶であり、私たちの生活そのものです。この番組では、カレーとスパイスを入り口に、その向こう側に広がる文化や歴史、そして日々の暮らしに静かに効く「思考の断片」を語ります。語り手は、25年以上「声」で伝える仕事をしてきたスパイシー丸山。 ここでは、レシピを教えることも、料理に点数をつけることもしません。 正解を出さず、結論を急がず。 言葉... more
FAQs about 声で旅するカレー:How many episodes does 声で旅するカレー have?The podcast currently has 45 episodes available.
March 06, 2026第25話 | カツカレーという、全能感の宿る皿カレーだけでも主役。トンカツだけでも主役。その二つが同じ皿に並び立つ「カツカレー」は、単なるメニューを超えた、自分への「全開の許可証」です。サクサクの衣がルウに染まり、個性がぶつかり合って生まれる圧倒的な肯定感。大人になる過程で忘れがちな「無邪気な欲」を優しく満たしてくれる、ご馳走カレーの物語を声で旅します。※番組は毎週金曜夜に更新しています。...more8minPlay
February 27, 2026第24話 | カレーの黄色いシミ ─ 生活に混ざる、小さな証拠大切にしている服に見つけた、小さな「黄色いシミ」。一瞬の落胆のあとに、なぜか心が緩んでしまうのはなぜでしょうか。 完璧な真っ白よりも、汚れがあるからこそ宿る人間らしい体温。シミを「汚れ」ではなく、今日を全力で味わった「勲章」や「記憶の栞」として捉え直してみる。不器用な日常の愛おしさを、声で旅します。※番組は毎週金曜夜に更新しています。...more8minPlay
February 20, 2026第23話 | 飴色玉ねぎの10分間 ─ 変化を見守る、能動的な沈黙カレー作りにおいて、最も劇的な変化が起きる「飴色玉ねぎ」のプロセス。 強火で一気に仕上げる濃密な10分間は、焦げる寸前を見極め、玉ねぎの呼吸と合わせるセッションのような時間です。 パチパチという音から、香ばしい甘みへと変容していく一瞬。 日常の雑多な思考から切り離され、目の前の色を深めていく「能動的な沈黙」の豊かさを、声で旅します。※番組は毎週金曜夜に更新しています。...more8minPlay
February 13, 2026第22話 | 店を出たあとの余韻 ― 身体に刻まれた、見えない香りと温度カレーを食べ終えて店を出た瞬間、冷たい外気に触れてハッとしたことはありませんか?実は、カレーの体験は店を出たあとにも続いています。胃の中に残る熱、衣服にかすかに残るスパイスの香り、そして少しだけ穏やかに見える街の風景。「食べた」という過去形ではなく、余韻を「生きている」という現在進行形の時間について。一皿の向こう側に続く、身体と風の対話を声で旅します。毎週金曜夜に更新中。...more8minPlay
February 06, 2026第21話 | 皿に残る名残 ─ 食べ終えたあとの、静かな景色カレーを食べ終えたあと、空になった皿をじっと眺めたことはありますか? そこには、スプーンで拭った跡やスパイスの欠片が、あなたとカレーが向き合った「対話の記録」として残されています。完璧に整えられた完成図よりも、崩されたあとの景色のほうが、ずっと人間味に溢れ、雄弁に物語っている。お腹が満たされ、お冷を一口飲むまでの、名前のつかない空白の時間。 皿の上に残る「名残(なごり)」を通して、食事が私たちの血肉に変わる瞬間の、静かな余韻を声で旅します。※番組は毎週金曜夜に更新しています。...more9minPlay
January 28, 2026第20話 | スプーンの音 ─ 皿の上で響く、自分との対話カレーを食べる時、スプーンが皿に触れる「カチッ」という小さな音。普段は聞き流してしまうその響きに、耳を澄ませてみたことはありますか?一口目を掬う期待の音、最後の一口を集める慎重な音。 それは、私たちが一皿のカレーと向き合い、自分自身を整えていく「対話」の音でもあります。 なぜスプーンでなければならないのか。その音が、私たちの孤独や安心とどう繋がっているのか。 7分間の静かな思索とともに、今日の一皿を味わう準備を始めましょう。...more8minPlay
January 27, 2026第19話 | 福神漬 ─ 境界に置かれる「赤」の意味カレーの皿の隅にある、あの赤い塊。 当たり前すぎて通り過ぎてしまう「福神漬け」という存在について、少し立ち止まって考えてみませんか。主役ではないけれど、無視することもできない。 カレーと福神漬けの「付かず離れず」の絶妙な距離感。 あのポリポリという音が、私たちの食体験にどのような「句読点」を打っているのか。 味の向こう側にある、一皿の上の「共存」と「自由」を声で旅します。...more9minPlay
January 26, 2026第18話 | グラデーション ─ 境界が溶けていく場所白か黒か。正しいか、間違いか。そうやって区切ろうとすると、カレーは、いつも少し困った顔をします。辛さも、味も、状態も、きっぱり分けられない。そのあいだに、ずっと留まっている。今回は「グラデーション」という視点から、カレーが曖昧さを許し続けてきた理由を、静かに辿ります。はっきりしないままでも、ちゃんと成立しているものについて。...more7minPlay
January 25, 2026第17話 | 境界線 ─ カレーが曖昧にしてしまうものご飯とルー。作る人と食べる人。特別と日常。本来なら、はっきり分けられるはずのものが、カレーの前では、なぜか揺らぎます。今回は「境界線」という視点から、カレーが生活の中で果たしている役割を、静かに辿ってみます。線を守ってもいい。越えてもいい。そのどちらも許されている料理について。...more7minPlay
January 24, 2026第16話 | 混ぜる、崩す、寄せる ─ カレーと食べ方の距離感ご飯にルーをかける。混ぜる。崩す。寄せる。カレーを食べるとき、私たちはいつの間にか、いくつもの選択をしています。最初から全部を混ぜる人。少しずつ崩していく人。境界線を残したまま、寄せて食べる人。そこには、正解も、不正解もありません。ただ、その日の自分と、目の前のカレーとの距離感があるだけ。今回は、「食べる」という行為を、動作として、対話として、静かにほどいていきます。...more9minPlay
FAQs about 声で旅するカレー:How many episodes does 声で旅するカレー have?The podcast currently has 45 episodes available.