洋画は字幕で見る派です。英語の勉強にもなるし、何よりその方が俳優さんの演技がそのまま伝わってくるので楽しめるんですよね。最近は『マイインターン』という洋画を字幕版で見ました。
主演のアンハサウェイ扮するジュールズは、NYの大手通販サイトで働く女性CEO。華やかなファッション業界で起業し、急成長を遂げて大成功を収めるだけでなく、結婚してプライベートも充実。現代女性が羨む順風満帆な人生を送っていました。
そんなジュールズですが、ある日を境に会社の急な方針転換や夫の浮気などに頭を悩まされることになります。その原因の多くは、ジュールズのゆとりのない生活環境にありました。気づけば、会社の成長のために働くだけ。ジュールズのスピード感についていけない部下や、家族の時間を大切にしたい夫の気持ちを蔑ろにした、忙しない日々がそこにはあったのです。
憔悴しきった彼女の背中を押したのは、ロバートデニーロ扮する、70歳のシニアインターンであるベンでした。最初は40歳も年上のベンに何かとイラつくジュールズでしたが、しだいに彼の心のこもった仕事ぶりや的確な助言を頼りにしていきます。結果として、ジュールズは様々な苦難を自ら乗り越え、一人前のキャリアウーマンとして新しい一歩を踏み出すことになります。
特に名俳優ロバートデニーロの貫禄ある演技はとても印象的です。ベンの仕事に対する姿勢や私生活の中に存在する、精神的かつ時間的なゆとりをひとつひとつのメッセージや動作、表情でうまく表現していたと思います。そんな彼の演技を見ていると、どこか大人の余裕さえ感じました。
さて、前置きが長くなりましたが、あなたが「大人っぽさ」を感じる瞬間はいつですか?僕・ばやしは、『マイインターン』のベンのように、相手の心や生活に余裕を感じた時にそう感じます。人生をより豊かにするには、志を高く持って努力するだけでなく、自分の心や生活に余裕を持つことが大切なのかもしれませんね。ということで、僕は今日から和製ロバートデニーロを目指します。
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