「スペースワン、防衛省の実証衛星打上げ事業に関連した契約締結 カイロスで2026年度予定」 日本企業のスペースワン株式会社は2025年5月28日、防衛省が実証衛星の打ち上げを予定している「多軌道観測衛星」の打上げ輸送サービス業務に関する契約を、日本企業のSpace BD株式会社との間で締結したと発表しました。Space BDが防衛装備庁から受託した多軌道観測実証衛星の打上げ事業において、スペースワンは同社のロケット「カイロス(KAIROS)」による衛星の低軌道への打ち上げを担当することになります。打上げ予定時期は2026年度です。多軌道観測衛星は宇宙領域把握(Space Domain Awareness: SDA)能力の向上を目的とした光学衛星で、低軌道から静止軌道までの衛星を観測します。実証衛星では実際に衛星の動きを検知する実証が行われる予定です。