「スペースワン、「カイロス」ロケット2号機に搭載する衛星の画像公開 12月14日打ち上げ予定」 こちらは日本企業のスペースワン株式会社が2024年12月9日に公開した、同社の「カイロス(KAIROS)」ロケット2号機に搭載されるペイロード(搭載物)の画像です。金色のサーマルブランケットに覆われているのはテラスペース株式会社の人工衛星「TATARA-1」で、上部には京都の醍醐寺塔頭菩提寺の依頼によるホステッドペイロードの宇宙寺院「劫蘊寺(ごううんじ)」が取り付けられているのがわかります。TATARA-1の下にある黒い箱状の物体は超小型衛星(CubeSat規格の3Uサイズ)を搭載・放出するための機構で、画像下部に写っているカイロスの液体推進系キックステージに合計4基取り付けられています。カイロス2号機にはペイロードとしてTATARA-1の他に、合同会社Space Cubics(スペースキュービクス)の超小型衛星「SC-Sat1」、台湾国家宇宙センター(TASA)の超小型衛星「PARUS-T1A」、株式会社ラグラポが支援する広尾学園の高校生によるプロジェクトで製作された超小型衛星「ISHIKI」、その他1機の超小型衛星(未公開)が搭載されます。