「スペースXの新型ロケット「スターシップ」間もなく2回目の無人飛行試験実施か」 スペースXが開発中の新型ロケット「Starship(スターシップ)」による2回目の無人飛行試験が近付いている模様です。同社CEOのイーロン・マスク氏は日本時間2023年11月14日、規制当局の承認が数日後の打ち上げに間に合うはずだと知らされたばかりであるとX(旧Twitter)に投稿しました。スターシップ2回目の無人飛行試験は、早ければ現地時間2023年11月17日に予定されています。【2023年11月15日10時】【▲ スペースXの新型ロケット「Starship(スターシップ)」。推進剤を充填する打ち上げ前リハーサルが行われた2023年10月24日に撮影(Credit: SpaceX)】スターシップは1段目の大型ロケット「Super Heavy(スーパーヘビー)」と2段目の大型宇宙船「Starship(スターシップ)」からなる全長121mの再利用型ロケットで、打ち上げシステムとしても「スターシップ」の名称で呼ばれています。スペースXによれば、両段を再利用する構成では最大150トンのペイロード(搭載物)を打ち上げることが可能であり、2段目のスターシップ宇宙船は単体でも地球上の2地点間を1時間以内に結ぶ準軌道飛行(サブオービタル飛行)が可能だとされています。