【UFC 330メインイベント ウェルター級王座戦】イスラム・マハチェフ(王者)がイアン・マシャド・ガリー(#1)をユナニマス判定で防衛。スコアは49-46、49-46、48-47。
マハチェフはロシア出身、ダゲスタンで育った29勝1敗の王者。唯一の黒星は2015年のデビュー2戦目まで遡り、9年以上敗北がありません。ライト級ではUFC史上最多の4度防衛を果たし、ウェルター級での初防衛にも成功。これにより、2階級で防衛に成功した5人目の選手となりました。
最大の功績は、UFC17連勝でアンデウソン・シウバの16連勝記録を単独1位で更新したこと。KOでもサブミッションでもなく、25分全てを使い切っての更新です。
対するマシャド・ガリーはテイクダウン防御91%を誇る防御型ファイター。2025年11月には王者ベラル・ムハメドのテイクダウン7回を全て防いでいます。
試合は第2ラウンド、クリンチから離れ際にマハチェフが右ストレート→左ハイキックを連続で放ち、マシャド・ガリーをダウンさせました。サンボ育ちの王者が、組みの警戒を与えたうえで打撃を通した高度な戦術です。
しかし第3ラウンドではマシャド・ガリーが押し返し、マハチェフに疲れが見える場面も。フィニッシュには至らず、最後は判定で決着。1人のジャッジが48-47という狭いスコアを付けたことから、この試合が一方的ではなかったことがわかります。
試合後、マハチェフは引退の可能性を否定。「王者でいることが好きだから続ける」と語り、この数字をさらに伸ばしたいという野心を示しました。
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