台湾の離島、金門島の西におよそ12キロメートル離れたところに、大胆島という小さい島があります。そこは、アモイまで4400メートルしか離れていないため、台湾と中国の軍事的対峙が続いていた時代には、「前線中の前線」と言われています。大胆島に行くには8キロ余り離れた小金門から船に乗らなければ大胆島に行けないため、「戦地秘境中の秘境」とも言われています。小金門は大胆島の東、金門島の西にある烈嶼、これは強烈の烈、島という意味の島嶼の嶼と書きますが、烈嶼の別称です。大胆島の面積は、およそ0.8平方キロメートルしかなく、南北を繋げる細い砂浜があって、南北それぞれに小さい山がありますが、南山は標高96メートルで、北山は標高56メートルしかありません。軍事上の要衝として、長年の間、一般人の立ち入り禁止が実施されていますが、今年の3月1日から、中国大陸と香港とマカオの人を除いて、観光客の上陸が解禁されました。現在、島内はまだ軍隊と、日本の警察署に当たる警政署所轄の警察、そして、日本の海上保安庁に当たる海巡署の隊員が駐屯していますが、予約制で毎日150名までの観光客が上陸できます。今週の台湾お気楽レポートは、大胆島についてお話させていただきます。