2023年11月13日(月)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
カレーや肉じゃが、サラダなど食卓に
欠かせないタマネギの今月11月の価格が
全国的に高くなりそうです。
主産地の北海道で、この夏の猛暑の影響により
不作となったことが要因とみられます。
東京都中央卸売市場では今月上旬の卸売価格が
平年と比べ2倍近くになっており、
野菜価格の高騰による
家計への影響は続きそうです。
農林水産省によりますと、
北海道で8月から9月にかけての高温の影響で、
一部で品質が低下する被害が出たほか、
小玉傾向になっているということです。
東京都中央卸売市場での
タマネギ1キロ当たりの卸売価格は
9月1日時点で100円でしたが、
今月6日時点で185円と
平年の2倍近くまで上昇しました。
11月は例年、
北海道産のシェアが全国的に高く、
影響が大きいということです。
東京都新宿区の八百屋の店頭では、今月6日、
北海道産タマネギ一個が
51円で並んでいましたが、
北海道産は小ぶりなものも多く、
店長は
「今並んでいるのは少し前の仕入れなので、
この次に並ぶものは値上がりする。
しばらくしたら価格は倍くらいになるかも
しれない」と話しています。
今月はタマネギに加え、
一部地域では高温の影響などによりニンジンやネギの出荷量も減り、
卸売価格が平年を上回る見通しです。