囲碁きっず - reborn -の開発・運営者(私)が手がけるもう一つのツールつぶや棋譜。今回は、その舞台裏で起きている劇的なアップデートについてお話しします。
つぶや棋譜は、一言で言えばURLの形で棋譜を共有できるツールです。X(旧Twitter)やLINEなどにURLを貼り付けるだけで、それを見た人はタップ一つで碁盤を開き、手を進めて検討することができます。
開発から15年ほどが経過している、囲碁ファンのためのコミュニケーションツールです。
実は1年ほど前にも、AIの力を借りてコードを整理するリファクタリングを行いました。当時はChatGPTやClaudeのブラウザ版を使い、コードをコピペしながら修正を進めていたのですが、結果として課題が残る形になってしまいました。
特に苦労したのがレスポンシブ対応です。スマホやタブレットなど、デバイスによって画面サイズが異なる現代において、19路盤が画面に収まりきらなかったり、逆に小さすぎたりといった不具合が発生。せっかく新バージョンを出したにもかかわらず、多くのユーザーが使い慣れた旧バージョンを使い続けるという、心苦しい状況が続いていました。
この状況を打破するため、今回、最新のAI技術を投入して全面改修に乗り出しました。
今回活用したのは、パソコン内で直接コードを読み書きしてくれるClaude Codeというツールです。1年前のように人間がコードをコピペしてやり取りする手間がなく、AIが自らソースコードを解析し、次々と書き換えてくれます。
AI自体のプログラミング能力も飛躍的に向上しており、1年前にあんなに苦労した作業が、わずか1〜2日で驚くほどスッキリとした形に仕上がりました。
今回のリニューアルの目玉は、碁盤部分の完全自作です。
これまでは15年間にわたり、海外製のEidoGoという部品を使用していました。しかし、これはスマホやタブレットが普及する前の設計だったため、現代の多様なデバイスに対応させるのは、もはや無理ゲーと言えるほどの難易度でした。
そこで今回は、既存の部品を使うのをやめ、AIと共にゼロから碁盤を作り直しました。驚くべきことに、核となる部分はわずか2時間ほどで完成。1年前の苦労が嘘のようなスピード感で、理想的な動作を実現することができました。
現在、X(旧Twitter)にてテスト版を公開し、ユーザーの皆様にフィードバックをいただいています。非常に手応えを感じており、間もなく本番投入できる予定です。
囲碁きっず - reborn -の新機能開発やバグ修正も、このAIの進歩を最大限に活用することで加速しています。より使いやすく、より囲碁が楽しくなる環境を目指して、これからも開発を続けていきます。新しくなったつぶや棋譜、ぜひご期待ください。