「瀬戸内国際芸術祭2019」中国発表会のため、昨年末に北京を訪れた香川県職員の佐藤今日子さんにお話を伺います。まるで香川県の「生き字引」のような佐藤さん、弘法大師の時代に遡って、香川と中国との深いつながりの説明、地元グルメのご案内はもちろん、小豆島など12の島で展開される「瀬戸芸」について詳しくご案内いただきます。
2010年に地元香川県、福武財団、アートディレクターの北川フラム氏の連携により始まった「瀬戸芸」は、3年に1度開かれる現代アートの祭典です。「海の復権」を目的に、「島のおじいさんおばあさんの笑顔を見たい」ことを目指すこの芸術祭は、今年で4回目の開催を迎えます。春会期は4月26日から幕開けとなります。12の島と2つの港を舞台に、世界トップレベルのアーティストが現代アートを展開すると同時に、アートを道しるべに島々を巡りながら、心癒される風景と島の文化や暮らしに出会うという新しい旅のスタイルも提唱しています。第3回の2016年に続いて、今年も中国からのアーティストたちの出展が予定されているということです。