[物語朗読] 奇話聴くべし

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By 紙森祠FictionDrama
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[物語朗読] 奇話聴くべし episodes

  • 小説『ダイナモの主』抄訳 (HGウェルズ) - Vo.カスリ

    ヴィクトリア朝末のロンドン、電気鉄道を動かす発電所で、東方から流れ着いた助手アズマジは、轟音を上げ続ける巨大なダイナモを神と崇めはじめる。粗暴な主任技手ホルロイドの暴力に晒される日々のなかで、その崇拝はやがて生贄の儀式へと変わっていく。H・G・ウェルズが1894年に発表した、文明と信仰が逆転する短い恐怖譚。


    『ダイナモの主』抄訳 (HGウェルズ)

    21 min
  • 小説『ハーレムの悲劇 (抄訳)』(オー・ヘンリー) - Vo.カスリ

    ハーレムのアパートで、フィンク夫人は階下のキャシディ夫人が夫に殴られた痕を、なぜか愛情と埋め合わせの証として誇るのを見て、深く嫉妬する。自分の夫マーティンは穏やかで無口なばかりで、彼女はそれを愛の欠如と感じ、わざと罵って殴りかかる。


    『ハーレムの悲劇 (抄訳)』オー・ヘンリー


    ボイス:カスリ


    レビューや評価を頂きありがとうございます

    14 min
  • 小説『家霊』(岡本かの子) - Vo.カスリ

    「刹那に不思議な意味が仄かに囁かれるーーいのちの呼応」東京の山の手に、代々のどじょう屋が灯をともしている。女学校を出てこの家を逃れたはずのくめ子は、母が病に伏したことで、いま帳場に座っている。そこへツケでどじょう汁をせがむ老彫金師が夜ごとやってくる。


    『家霊』岡本かの子

    原文(青空文庫): 

    https://www.aozora.gr.jp/cards/000076/files/984_19594.html

    ボイス:カスリ


    39 min
  • 小説『夢の虎』(紙森 祠)

    「死んでおるな」「死んでおりますか、この虎は」守護代に虎図を命じられて一年、絵師・永恒は今日もまた、屏風絵の前で主君に向き合っている。永恒は本物の虎を見たことがない。手元にあるのは明から渡ってきた一枚の毛皮だけである。


    『志怪余蘖- 中世怪異短編集』の中から『夢の虎』

    25 min
  • 小説『橋の下』(山本周五郎)

    「心に傷をもたない人間がつまらないように、あやまちのない人生は味気ないものだ」冬の七つの鐘、城下を離れた練り馬場のはずれを、決闘の刻を間違えた若侍が震えながら歩いている。河原に降りると、橋の下に焚火が燃え、そこには「夫婦乞食」と呼ばれている老人たちがいる。荷物のなかから、刀の柄が覗いていた。


    原文(青空文庫):https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/files/57700_72493.html

    43 min
  • 小説『別れは故人から』(紙森祠)

    「あなたは白髪の一つも出ませんね、私の方が年上に見えてしまいそう」秋の夜、囲炉裏を囲んで藁靴を編みながら、女はそんな軽口を夫に言った。火箸を持つ夫の手が一瞬止まった。翌日、山仕事に出かけた夫は帰らず、村はずれの池のそばで、夫の着物を身につけた一体の白骨が見つかる。硯箱には、宛名を女の名にした書状が一通、残されていた。


    出典 紙森祠 初期短編集

    33 min
  • 小説『首飾り』(モーパッサン)

    舞踏会へ行くために、ある女が裕福な友人から借りた一連のダイヤがある。月明かりの帰り道で、その首飾りは消える。モーパッサンの短篇は、それを取り戻すために費やされた十年の歳月を、淡々と数え上げてゆく。


    原文から朗読に伴い細部の文章について改変を加えています。

    原文(青空文庫): https://www.aozora.gr.jp/cards/000903/files/43555_70058.html

    Twitter https://twitter.com/HokoraKamimori

    29 min

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焚き火を囲む夜に、シェヘラザードの寝室で、カンタベリーへの道のりで、人を慰めるために物語は語られてきました。眠れない夜、長い移動、ひとりの作業時間に物語を今日も一つ。

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