香水ラジオ 🌹✨ 毎回一本の香水を徹底解剖

香水ラジオ 🌹✨ 毎回一本の香水を徹底解剖

By 香水ラジオArtsFashion & Beauty
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香水ラジオ 🌹✨ 毎回一本の香水を徹底解剖 episodes

  • 【第442回】ディプティック ボワコルセ|苦いコーヒーと木が描く樹皮の二面性

    Diptyque(ディプティック)のBois Corsé(ボワコルセ)を、アラビカコーヒー、サンダルウッド、トンカビーンズの3つのキーノートから味わいます。濃いコーヒーを写すのではなく、苦く乾いた外殻とミルキーな内芯で樹皮を描く香りです。Nathalie Cetto(ナタリー・セットー)とOlivier Pescheux(オリヴィエ・ペシュー)の共同調香、Gris Charnel(グリ シャルネル)やBy the Fireplace(バイ ザ ファイヤープレイス)との違い、名前に仕込まれた言葉遊びも聞きどころ。秋冬の近い距離で少量から試したい理由と、肌で約4〜8時間という個人差まで話します。

    11 min
  • 【第441回】タンバリンズ ホワイトダージリン|シャンパンと紅茶が残す肌の余韻

    TAMBURINS(タンバリンズ)のWhite Darjeeling(ホワイトダージリン)を、ホワイトシャンパンから紅茶とピーチ、ムスクへ進む流れで味わいます。濃い茶葉の香りとは違う、白い泡の軽さが意外な入口です。Miller Harris(ミラー ハリス)のTea Tonique(ティー トニック)やLe Labo(ル ラボ)のThé Noir 29(テ ノワール 29)と比べ、明るさと肌に近い余韻を選ぶ立ち位置を話します。個人調香師が非公表であることや、日中の近い距離での使いどころも聞きどころです。11mLは税込5,200円、50mLは税込18,600円。ボトルの見せ方も聞きどころです。

    8 min
  • 【第440回】モルトンブラウン スエードオリス|黒胡椒からスモーキーバニラの夜へ

    Molton Brown(モルトンブラウン)のSuede Orris(スエードオリス)、今回の主役は2020年のオードパルファンです。マンダリンとブラックペッパーの明るい光から、オリスの粉と花、ベンゾインとラブダナムの甘い樹脂、そしてスモーキーバニラを含む柔らかなスエードへ沈む流れを、質感で追います。先行する2019年のオードトワレは、乾いた木と空気を重視した別解釈。上下ではなく、涼しい日の昼と秋冬の夜で選び分けられます。調香師ジェローム・ド・マリノが目指した「パウダリーでありながらモダン」という発想、2019年春の細身ボトルから同年9月の新パッケージ、2020年EDPの赤茶色のマーブル調キャップという変化も聞きどころです。

    11 min
  • 【第439回】ルラボ シウ25|乾いた木とアイリス、北京の静けさ

    香水の名前が、そのまま材料の木の名前だった。今回はそんな一本です。Le Labo(ル ラボ)が北京へ捧げたSHIU 25(シウ 25)、その名はホウショウという木を指します。

    聞きどころは三つ。ひとつは香りの組み立て方です。この香水はトップ・ミドル・ラストを公表せず、温かい木の上に幻想的なアイリスと樹脂の乳香が浮かぶという、上下の層で説明されます。乾いていて、甘さはほとんどありません。ふたつめは、香りのふるさとになった北京の四合院のラボ。清朝の皇族の旧邸を復元した空間で、使い込まれた木の床と中庭が、そのまま香りの舞台になっています。そして三つめが使いどころ。静かに見えて、周囲にはしっかり届く香りでした。少なめから始めるのがコツです。

    14 min
  • 【第438回】メゾンマルジェラ セーリングデイ|冷たい海風と赤い海藻が描く青い海

    Maison Margiela(メゾン マルジェラ)のSailing Day(セーリング デイ)。青い夏香水と聞くと、砂浜やシトラスを想像しませんか。実際は、アクアティックとアルデヒドの冷たい飛沫から、白い帆のような薄い花、レッドシーウィードとアンバーグリスの海中へ沈む香りです。公式九ノートの流れ、Wood Sage & Sea Salt(ウッド セージ & シー ソルト)など三作との違い、Violaine Collas(ヴィオレーヌ・コラス)とパロス島2001年、青い薬局瓶の物語もたどります。春や夏の朝から日中、白いTシャツやリネンへ軽く。肌によって塩気、石けん、金属、海藻の感じ方が分かれるため、少量から後半まで確かめたい一本です。

    9 min
  • 【第437回】トムフォードビューティ ホワイトスエード|白いムスクと静かな革の温度

    TOM FORD BEAUTY(トム フォード ビューティ)のWhite Suede(ホワイト スエード)。名前から強い黒革を想像しませんか。実際は、タイムとマテの乾いた緑、サフランの温度、白い革とムスクが同時に響き、肌の近くへ静かに移る香りです。公式の七つのキーノートを時間の流れに沿って聴きながら、Maison Margiela(メゾン マルジェラ)のレプリカ レイジー サンデー モーニングなど三作との違い、Harry Frémont(ハリー・フレモン)と2009年の四つの白いムスク、透明なガラスと白いキャップのボトルもたどります。春秋のオフィスや静かなデートが本命。真夏は冷房の効いた室内で一噴きから、白いムスクに残る革の触感を確かめたい一本です。

    13 min
  • 【第436回】パフューマーエイチ インク|静かな煙に残る青いインクの余韻

    Perfumer H(パフューマー エイチ)のInk(インク)。黒く鋭いインク臭を想像しませんか。公式が描くのは、青いインクが白い紙へ触れる瞬間と、薄暗い図書館の夜です。エレミとブラックペッパーの張りから、パピルス、ベチバー、シダーの乾いた紙と木、フランキンセンスの静かな煙へ焦点が移る流れを音声でたどります。Lalique(ラリック)のEncre Noire(アンクル ノワール)など三作との違い、Lyn Harris(リン ハリス)と青い手吹きガラス、京都製インセンスの背景も収録。秋や冬が本命ですが、真夏なら空調のある室内で一噴きから。近い距離で、書くことと読むことの静けさを聴き分けたい一本です。

    12 min
  • 【第435回】パフューマーエイチ モス|苦い柑橘が照らす、夜明けの苔

    Perfumer H(パフューマー H)のMoss(モス)。その名前から、暗く湿った苔を想像しませんか。モスが描くのは、その反対側にある夜明けの森です。苦いグレープフルーツからラベンダーとパインニードルを通り、ツリーモスとベチバーへ焦点が深まる流れを、音声でゆっくりたどります。Aesop(イソップ)のHwyl(ヒュイル)、Le Labo(ル ラボ)のBaie 19(ベ 19)との違い、Lyn Harris(リン・ハリス)と手吹きガラスの背景も収録。春や梅雨が本命ですが、真夏なら涼しい朝に一噴きから。近い距離で静かな緑を聴き分けたい森林香です。

    13 min
  • 【第434回】ルイヴィトン ニュイドゥフ|白と黒のインセンスが昇る砂漠の夜

    Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)のNuit de Feu(ニュイ・ドゥ・フ)は、甘い暖炉ではなく、砂漠の夜に立つ薫香を描いた香りです。現行公式ページにピラミッドの掲載はなく、ホワイトインセンスの乾いた明るさ、ブラックインセンスとナチュラルレザーの温度、ウードとムスクの肌に近い余韻を会話でたどります。濃密なOmbre Nomade(オンブレ ノマド)、甘い火のBy the Fireplace(バイ ザ ファイヤープレイス)との違いも聞きどころ。Jacques Cavallier Belletrud(ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュード)が、薫香とルイ・ヴィトンの革の歴史をどう結んだのか。秋冬の夜に一噴きから試す使い方までお届けします。

    12 min
  • 【第433回】バイレード オボロ|花と石がほどく、朧の記憶

    BYREDO(バイレード)のOBORO(オボロ)は、冷たい空気と肌の温もりを同じ距離に残す日本限定作です。ベルガモット、ブラックペッパー、ジンジャーの光から、ピオニー、バイオレット、ミネラルアコードへ。最後はインセンス、ベチバー、ソルテッドアンバーへ輪郭がほどけます。雨の土を思わせるBaie 19(ベ 19)、白い清潔感のBlanche(ブランシュ)、乾いた森のGypsy Water(ジプシー ウォーター)との違いはどこにあるのか。「朧」を詩、写真、映像、限定外装へ広げた制作背景も聞きどころです。梅雨や初秋の静かな街で、無彩色の服に合わせて一噴きから試す使い方まで、会話でたどります。

    12 min

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