自分一人の中にも多様性はある。状況・気分・年齢などによって、感覚はどんどん変わるのです。
とりさむくしてきにのぼり・かもさむくしてみずにくだる
弟子が師匠に「指導者としてのポリシーとは何ですか?」と質問したところ、師匠は「鶏は寒いと木に登り、鴨は寒いと水に入る」と答えました。
寒くなると、鶏は樹にのぼります。寒くなると、カモは水に入ります。
「鶏」は、家禽、つまり肉や卵を得るために育てるニワトリです。ニワトリは、危険を感じると高い所に登る習性をもち、騒音・外敵・寒さなどを感じると、気に登ったりするそうです。
一方「鴨」は、「寒いから」水に入るわけではなく、水鳥特有の水をはじく羽毛があるので「寒くても」水にはいる、ということのようです。
同じ鳥類でも、ニワトリと鴨は全く違う習性があります…って、当たり前なのですが。人それぞれの思考・嗜好・行動の癖は、色々あるということを、言いたかったのでしょう。
多様性を認めましょうとか、自分らしさを大切にしましょう的な解釈もあると思います。
が、個人的には、「自分という人間の多様性」を優先したいと考えます。
「今の」「自分の」「本当の心地よさ」を探して貫くのが、人生後半の最優先事項だと思うのです。
TOMOKO
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