牛と車輪
イソップのむかし話
2 頭の雄牛が、田舎道で、荷物を積んだ荷車を引いていました。
彼らは荷車を引くのに全力を尽くさなければなりませんでしたが、不平を言いませんでした。
荷車の車輪はちがいました。車輪の仕事は雄牛に比べれば非常に軽いものでしたが、回転するごとにきしみ、キイキイ音をだしていました。哀れな牛は、深い泥の中を馬車を引っ張ろうと全力で引っ張っていましたが、車輪の大きな軋む音がうるさくてしょうがありません。そして、牛たちの気を散らせました。
「うるさい!」
牛はとうとう、我慢できずに叫びました。 「車輪よ、あなたたちは何をそんなに大きな音で文句を言う必要があるのですか? あなたたちではなく、私たちがすべての重さを引っぱっています。」
教訓
最も苦しんでいない人程、最も文句を言う
おしまい