目覚めたばかりの自分を責める思いよ今日も実にありがとう
慣れ過ぎたセレモニーよ朝の飽き飽きした慣習よありがとう
ご飯と味噌汁それに卵とふりかけ質素な食事にもありがとう
母不在父一人食事息子も娘も遅い食事バラバラにありがとう
さして仕事も無い職場に歩いていくそんな自分にありがとう
仕事の無い通勤・目的の無い散策・ジョギングにありがとう
弱い心に弱い肉体が宿り限りなく砕ける精神にもありがとう
仮面の奥に潜む心や本当の自分を隠し続ける心にありがとう
人に優しいと言われる事に素直に喜べない自分にありがとう
過去を許し現在を褒め未来を励ます人にも素直にありがとう
自分を変えようとしても変えられなかった自分にありがとう
人に近づくことを恐れ離れることをも恐れる事にありがとう
自己嫌悪という言葉を日記の端に書き続けた事にありがとう
言うべき時に言えない自分や沈黙が好きな自分にありがとう
何も決断できない前に進めない誰も信じない事にありがとう
紺碧の海や青い空や白い雲や色とりどりの花々よありがとう
容姿端麗・清廉潔白・風光明媚でもない環境にもありがとう
人を恐れ自然を恐れ動物を恐れるそんな自分にもありがとう
今まで生きてきた事出会った人出会った本の数々ありがとう
孤独感寂寥感自虐感安寧感劣等感解放感諸感覚よありがとう
どうにかなるさケセラセラという全くの能天気よありがとう
住んできた町々使ってきた品々育ててくれた人々ありがとう
起の時代承の時代転の時代が過ぎ結の時代に突入ありがとう
空を見て風を感じ花を愛で人を愛し神を知った事ありがとう
自分の足跡隣人の足跡そして神に背負われた事もありがとう
アブラハムよエノクよノアよモーセよダビデにもありがとう
家族よ友人よ知人よ仲間よこの世にあるすべてにありがとう
ありがとうの風景は際限が無いパレードのように続いていく