2022年6月6日(月)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
宮古島海上保安部は今月1日、
今年1月から5月の期間中、
サザエやシャコガイなどの採捕に規制を定めた
漁業法違反と県漁業調整規則違反で摘発された人が、
宮古管内で22人いたと発表しました。
22人は過去5年の同じ時期に比べて最多で、
いずれも業業権を持たないなど、
漁業をなりわいとしない人たちでした。
宮古島市や多良間村を管轄する
宮古島海上保安部によりますと、
この時期の摘発者に関して、2018年は1人、
19年は9人でしたが、去年は17人と急増しました。
今年の摘発者に関しては
1月から3月は0人だったのに対し、
4月と5月は22人と集中し、
摘発者は管内の海岸でサザエ148個、
シャコガイ52個などを採捕しました。
保安部は去年の摘発者の増加を受け、
今年の取り締まりを強化し、
摘発者のさらなる増加につながったと
説明しています。
漁業法では、漁業権を持たない人による
特定の貝類やタコ、イセエビなどの採捕を
禁止し、県漁業調整規則では、
水産動植物によって採捕できる体調の
制限などを定めていますが、保安部は
「漁業法などで採捕が禁止されている種類は
各漁業協同組合によって異なるので、
注意してほしい」
と呼び掛けています。