「宇宙寺院などを搭載したテラスペースの衛星「TATARA-1」カイロス2号機で打ち上げへ」 テラスペース株式会社は2024年11月12日、スペースワン株式会社の「カイロス(KAIROS)」ロケット2号機で自社の人工衛星「TATARA-1」が打ち上げられる予定であると発表しました。TATARA-1は50kg級の超小型衛星(マイクロサット)で、軌道投入後に「人工衛星軌道投入サービス」と「ホステッドペイロードサービス」の実証実験が行われる予定です。テラスペースは2つのサービスを毎年1回以上の頻度で提供する計画を進めていると述べています。テラスペースによると、人工衛星軌道投入サービスは衛星に搭載して打ち上げられた別の超小型衛星を分離して軌道に投入するサービスです。同社は「ロケットからの放出だけでは賄いきれなかった多様な投入軌道ニーズに対応する」としています。TATARA-1にはCubeSat規格の超小型衛星を搭載・放出できるポッド(外観図によれば6Uサイズ×1、3Uサイズ×2の合計3機分)が搭載されており、軌道上で動作実証が行われます。