「中国が月のサンプルを海外に貸与 2020年に嫦娥5号で採取」 CNSA=中国国家航天局は2025年4月24日付で、2020年12月に月探査機「嫦娥5号(Chang'e 5)」で採取した月のサンプルについて、国際貸与申請の結果を発表しました。申請が承認されたのは、6か国にある大学など7組織です(※)。これらの組織では、嫦娥5号が地球に持ち帰った月のサンプルで研究を行うことが可能となります。CNSAの単忠徳局長は、世界中の研究者がさらなる科学的発見を得て、人類全体に恩恵がもたらされることを期待しているとコメントしています。