「中国、無人補給船「天舟9号」の打ち上げとドッキングに成功」 CASC=中国航天科技集団有限公司は日本時間2025年7月15日、長征7号ロケットによる無人補給船「天舟9号」の打ち上げを実施しました。天舟9号は予定の軌道に投入された後、CSS=中国宇宙ステーション「天宮」とのドッキングに成功したことを、CASCが報告しています。打ち上げに関する情報は以下の通りです。CASCによると、天舟9号は宇宙飛行士の生活物資やCSSの設備に関連した物資をはじめ、実験用の試料や装置など約6.5トンの物資を搭載。新型の船外活動用宇宙服2セットや、単体で200kg近い生物培養装置も含まれています。また、今回新たに宇宙食のバリエーションが30種類ほど追加されたことで、宇宙食は合計190種類以上になったということです。