静かに時が流れていくさまをイメージして作りました。特別なことはなくても、当たり前のことを当たり前にして、小さな幸せを感じながら過ごしていく。大切なことだと思います。そんな風に平らに静かに、、、。そんな曲です。

家の中でいちばん日当たりと見晴らしのいい場所を自分の寝床にし、家の人々があたふたしようが、大きな物音がしようが、慌てることなくいつも平静な我が家のドン！みたいな猫を描きました。薄眼を開けて家族の様子を見たり、あくびをしたり…...いろんな猫の表情を思い浮かべて音にしました。

平静というテーマが難しく、辞書で調べても穏やかであること、落ち着いていることなど、音楽にしづらいところがありました。静寂や冷静とも違うため悩むところではありましたが個人的に考えていった結果「いつも通り」という意味かなと解釈しました。落ち着きすぎず、騒がしすぎずぐらいの楽曲に仕上げました。

僕は車の運転を仕事にしている人間なんですが、思うに、疾走って、むやみにアクセルを踏んでぶっ飛ばせば・・・ということではないと思っています。速いのに乗っていてそれを感じない、怖さを感じない・・ゆ～くりなのに何故か速い。自身まだ極めてはもちろんありませんが、そんな運転技術を今よりもっと身につけたいとはいつも感じています。車以外でもそんな「疾走」を表現したいと思っています。

夜、まだ少し寒さを感じるベランダで、どこかからともなく聞こえる静かな音というイメージで、ケルティックハープをメインに作ってみました。ハープの音って、なんであんな心地いい音出せるんですかね？

「平静」をテーマに、気持ちを落ち着かせたい時や、落ち着きを取り戻すような場面に合いそうなBGMを想定して制作しました。ストーリーの中で回想シーンになる時にも合いそうな気がしますし、笛のメロディーが和風なので、神社仏閣、日本的な庭園などの映像にも合うのではないかと思います。目を閉じて瞑想するように、おだやかな気持ちで仕上げましたので、落ち着きたいシチュエーションでご活用くだされば幸いです。

シンプルな夜空をイメージしました

人の心っていうのは何なんでしょうね。随分と仰々しい滑り出しになってますけどそういうことにものすごく興味があった時期があったんですよ。それこそそれが体系的に学問としてあるとなると面白そうだなって思うじゃないですか。人生とは何なんだろう（おっ…この歳でこの字面は少し面映ゆいぞ）。自分が生きやすくなるにはどうしたらいいんだろうっていう不純でもあり単純な理由でもあるんですが。さてはて蓋を開けてみるとまあなんとも言えない気持ちになるんですよ。そこで気付いたのは自分は言語化しないふわっとしたものが好きなんだってことですね。なんでもかんでも名前は付けるのはいかがなものかと派だったんですよ。第三者と共有しようとするとある程度の言語化は必須になるわけですがそれはそれで息苦しいというか無粋なようにも感じたんですよね。なんでもかんでも一挙手一投足に病名が付いてしまいそうな風潮っていやだなって感じたわけです。斯くして少年の浅はかな夢の一つはゴミ箱へ吸い込まれていきましたとさ。ちゃんちゃん。

テンポ：スロー（bpm:７６）　　拍子：４／４使用楽器：エレキ（クリーン）、ピアノ、アコギ、オルゴール、キーボードチェロ、キーボードホルン、シンセ雰囲気：癒し、睡眠導入、カフェ、平和、恋人、静か、落ち着き、ヒーリング、優しい、ゲーム音楽（始まりの村）コメント：結婚式・家族写真など…写真のスライドショーや動画にぜひ。ゲーム音楽なら「始まりの村」的な場面も合うかもしれません。

暖かく、穏やかな日をイメージしました。