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最近の学生服は本当にかわいいですね。
リボン、プリーツスカート、ベストにジャケット。
私たちが高校生だったころとは全く違って、本当に羨ましい。
大人になった今、衣替えとは何とか早くやっつけなくてはいけない家事の一つ。
「また今週もできなかった・・・」と思いながら迎える日曜日の夜のむなしいこと。
でも平安の昔、衣替えとは正妻のお仕事。どんな衣装を選ぶかで妻のセンスと実家の財力を問われる気の抜けない行事です。
良き婿殿と縁付かせるためにあのお方も大張り切り…。
今回はそんな衣替えをテーマに友がたりします。
~時のしおり~
曖昧になってきた衣替え(00:00)
6月1日に着替える理由(03:47)
“宮中三殿”で続く衣替え(05:41)
衣替えは誰がすべきか?(09:00)
源氏の衣替えをする意外な人物(11:05)
最強の舅、明石の入道(16:27)
衣替えは正妻のマウンティング(20:10)
平安時代の職業、“更衣”ってさ…(24:58)
おぎ、古典オタク返上!?(27:19)
おぎ注
●太陰暦(たいいんれき):明治の初めまで日本で使われていたカレンダーのこと。旧暦(きゅうれき)とも言われる。月の満ち欠けを基準として作られている。
●太陽暦(たいようれき):明治以降に使われ始めたカレンダーのこと。太陽の運行を基準として作られている。季節を示す言葉と1か月ずれているので「おぎ時空」をゆがませて苦しませる。
●立夏(りっか):旧暦4月1日のこと。この日から夏が始まるとされる。現代の暦ではだいたいGWあたり。
●立冬(りっとう):旧暦10月1日のこと。この日から冬が始まるとされる。現代の暦ではだいたい文化の日あたり。
●内掌典(ないしょうてん):宮中三殿(神殿、皇霊殿、賢所)で行われる様々な祭事を司り、守る未婚の女性。平安時代から令和の今もなお受け継がれている。
●明石の入道:源氏物語の登場人物。夢占いの結果を信じて行動した結果、娘を源氏と結婚させることに成功。孫娘は天皇の母となる。源氏物語の登場人物の中で最も幸せになった人(おぎ調べ)。
●更衣(こうい):もともとは天皇の衣装係だったのだが、後に天皇のキサキの呼称の一つとなった。中宮(皇后)、女御に継ぐもの。光源氏の母も更衣だった。
●源氏脳(げんじのう):身の周りのことを何でも源氏物語につなげて考えてしまう思考癖のこと。おぎのことを言う。たまが命名。
<参考文献>
「宮中賢所物語~五十七年皇居に暮らして~」高谷敦子著 2006年 ビジネス社
「源氏物語二」新古典文学大系 岩波書店
最近の学生服は本当にかわいいですね。
リボン、プリーツスカート、ベストにジャケット。
私たちが高校生だったころとは全く違って、本当に羨ましい。
大人になった今、衣替えとは何とか早くやっつけなくてはいけない家事の一つ。
「また今週もできなかった・・・」と思いながら迎える日曜日の夜のむなしいこと。
でも平安の昔、衣替えとは正妻のお仕事。どんな衣装を選ぶかで妻のセンスと実家の財力を問われる気の抜けない行事です。
良き婿殿と縁付かせるためにあのお方も大張り切り…。
今回はそんな衣替えをテーマに友がたりします。
~時のしおり~
曖昧になってきた衣替え(00:00)
6月1日に着替える理由(03:47)
“宮中三殿”で続く衣替え(05:41)
衣替えは誰がすべきか?(09:00)
源氏の衣替えをする意外な人物(11:05)
最強の舅、明石の入道(16:27)
衣替えは正妻のマウンティング(20:10)
平安時代の職業、“更衣”ってさ…(24:58)
おぎ、古典オタク返上!?(27:19)
おぎ注
●太陰暦(たいいんれき):明治の初めまで日本で使われていたカレンダーのこと。旧暦(きゅうれき)とも言われる。月の満ち欠けを基準として作られている。
●太陽暦(たいようれき):明治以降に使われ始めたカレンダーのこと。太陽の運行を基準として作られている。季節を示す言葉と1か月ずれているので「おぎ時空」をゆがませて苦しませる。
●立夏(りっか):旧暦4月1日のこと。この日から夏が始まるとされる。現代の暦ではだいたいGWあたり。
●立冬(りっとう):旧暦10月1日のこと。この日から冬が始まるとされる。現代の暦ではだいたい文化の日あたり。
●内掌典(ないしょうてん):宮中三殿(神殿、皇霊殿、賢所)で行われる様々な祭事を司り、守る未婚の女性。平安時代から令和の今もなお受け継がれている。
●明石の入道:源氏物語の登場人物。夢占いの結果を信じて行動した結果、娘を源氏と結婚させることに成功。孫娘は天皇の母となる。源氏物語の登場人物の中で最も幸せになった人(おぎ調べ)。
●更衣(こうい):もともとは天皇の衣装係だったのだが、後に天皇のキサキの呼称の一つとなった。中宮(皇后)、女御に継ぐもの。光源氏の母も更衣だった。
●源氏脳(げんじのう):身の周りのことを何でも源氏物語につなげて考えてしまう思考癖のこと。おぎのことを言う。たまが命名。
<参考文献>
「宮中賢所物語~五十七年皇居に暮らして~」高谷敦子著 2006年 ビジネス社
「源氏物語二」新古典文学大系 岩波書店
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