嫌いと苦手は本来分けて考えるべきである。「嫌い」というのは相手側に問題をなすりつける表現である。「ピーマンが嫌い」と言うとき、「私のせいで、ピーマンが嫌い」というよりは「ピーマンのせいで、ピーマンが嫌い」というニュアンスが強く含まれている。情動が発火し理性を失い、勝手に敵認定してしまっている。一方、「苦手」は自分の問題としてとらえた表現である。「ゴーヤが苦手」と言うとき、「ゴーヤのせいで、ゴーヤが苦手」というよりは「私のせいで、ゴーヤが苦手」というニュアンスが強く含まれている。ただの私のとらえ方の問題かと言われると、決してそんなことはない。国語辞典を引いてもらえば分かるが、「嫌い」は情動的反応であり、「苦手」は自分にとって扱いにくかったり不得手であるという解釈の話である。/サイコパスのラジオは、サイコパスがサイコパスの視点で語るラジオです。斜め上の視点に触れたり、サイコパスについての理解を深めるきっかけとなることを目的としています。/番組の感想や質問は、ハッシュタグ「#サイコパスのラジオ」をつけて、ぜひTwitterでつぶやいていただけると嬉しいです!今後の番組の参考にさせていただきます。/パーソナリティ:うえみずゆうき https://note.com/y_uemizu/