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「史実は史実、ドラマはドラマ」。大河ドラマ「光る君へ」の時代考証を担当なさっている倉本一宏先生のこのお言葉はまさに金言。おかげで私たちは「光る君へ」を「光る君へ」として、存分に楽しむことができています。
ストーリーを追いかけることもさることながら「元ネタ探し」も楽しみの一つ。
「ああ、栄花物語のあのシーンがこうアレンジされたか!」
「これは大鏡だとこうなんだよね・・・」
などと古典文学と比べながら見るのもまた一興です。ところが、
「『栄花物語』と『大鏡』がいっつもごっちゃになる!」
とたまから待ったがかかりました。国語の時間も社会の時間も、いつもセットで出てきたこの2つの作品。確かに惑う心を持つのも致し方ないことなのかもしれません。
そうですね、そろそろ開いてみましょう、『栄花物語』と『大鏡』を。
さあ、つぼねに集い、今宵も友がたりをいたしましょう。
<時のしおり>
(00:00) 大河にも影響、二つの物語
(04:07) ややこしや、大鏡OR栄花物語
(09:30) 作品により“道長が違う”理由
(14:25) どっちの伊周君がお好み?
(21:00) 大河の元ネタを探る楽しみ
(23:30) 映像化され感動!花山天皇の退位
(29:55) 「長徳の変」の扱いが違いすぎる件
(35:29) 読んでみるならどっちから?
(38:01) 原文で“駄々こね伊周”を堪能する
<おぎ注>
南院の競射:教科書にも載っている『大鏡』の名シーン。勝ちと主役を道長にかっさらわれて動揺する伊周の姿が愛しい。
赤本・赤:岩波書店の「日本古典文学大系」というシリーズ物。古典を学ぶための基本である原文が載っている。自室の本棚に並ぶ様を見るだけでおぎはニヤニヤしてしまうほど大好きだ。なお、本トーク内の『栄花物語』と『大鏡』はたまが神田の古書店街で見つけてくれたものです。
※おぎがわかりやすく説明しているだけなので、テストに書いてもマルはもらえませんのでご注意ください!
<参考文献>
『栄花物語 上・下』岩波書店 日本古典文学大系 昭和39年初版
『大鏡』岩波書店 日本古典文学大系 昭和35年初版
※いずれも現在は絶版ですが、岩波書店でオンデマンドブックス(受注生産)という形で新装版が販売されています。
『大鏡』https://www.iwanami.co.jp/book/b266393.html
『栄花物語 上』https://www.iwanami.co.jp/book/b266396.html
『栄花物語 下』https://www.iwanami.co.jp/book/b266397.html
「大鏡・栄花物語」(日本の古典を読む11)小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09362181
「大鏡」角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
https://www.kadokawa.co.jp/product/200706000176/
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。
※内容は諸説あります。
X(旧Twitter) → https://x.com/TUBONEnoANONE
ご質問などはこちらへ → https://marshmallow-qa.com/tubonenoanone
HP、更新中 →おぎたまの局 https://www.tibonenoanone.com
「史実は史実、ドラマはドラマ」。大河ドラマ「光る君へ」の時代考証を担当なさっている倉本一宏先生のこのお言葉はまさに金言。おかげで私たちは「光る君へ」を「光る君へ」として、存分に楽しむことができています。
ストーリーを追いかけることもさることながら「元ネタ探し」も楽しみの一つ。
「ああ、栄花物語のあのシーンがこうアレンジされたか!」
「これは大鏡だとこうなんだよね・・・」
などと古典文学と比べながら見るのもまた一興です。ところが、
「『栄花物語』と『大鏡』がいっつもごっちゃになる!」
とたまから待ったがかかりました。国語の時間も社会の時間も、いつもセットで出てきたこの2つの作品。確かに惑う心を持つのも致し方ないことなのかもしれません。
そうですね、そろそろ開いてみましょう、『栄花物語』と『大鏡』を。
さあ、つぼねに集い、今宵も友がたりをいたしましょう。
<時のしおり>
(00:00) 大河にも影響、二つの物語
(04:07) ややこしや、大鏡OR栄花物語
(09:30) 作品により“道長が違う”理由
(14:25) どっちの伊周君がお好み?
(21:00) 大河の元ネタを探る楽しみ
(23:30) 映像化され感動!花山天皇の退位
(29:55) 「長徳の変」の扱いが違いすぎる件
(35:29) 読んでみるならどっちから?
(38:01) 原文で“駄々こね伊周”を堪能する
<おぎ注>
南院の競射:教科書にも載っている『大鏡』の名シーン。勝ちと主役を道長にかっさらわれて動揺する伊周の姿が愛しい。
赤本・赤:岩波書店の「日本古典文学大系」というシリーズ物。古典を学ぶための基本である原文が載っている。自室の本棚に並ぶ様を見るだけでおぎはニヤニヤしてしまうほど大好きだ。なお、本トーク内の『栄花物語』と『大鏡』はたまが神田の古書店街で見つけてくれたものです。
※おぎがわかりやすく説明しているだけなので、テストに書いてもマルはもらえませんのでご注意ください!
<参考文献>
『栄花物語 上・下』岩波書店 日本古典文学大系 昭和39年初版
『大鏡』岩波書店 日本古典文学大系 昭和35年初版
※いずれも現在は絶版ですが、岩波書店でオンデマンドブックス(受注生産)という形で新装版が販売されています。
『大鏡』https://www.iwanami.co.jp/book/b266393.html
『栄花物語 上』https://www.iwanami.co.jp/book/b266396.html
『栄花物語 下』https://www.iwanami.co.jp/book/b266397.html
「大鏡・栄花物語」(日本の古典を読む11)小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09362181
「大鏡」角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
https://www.kadokawa.co.jp/product/200706000176/
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。
※内容は諸説あります。
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HP、更新中 →おぎたまの局 https://www.tibonenoanone.com
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