アート秘話 〜名画に隠された世界〜

アート秘話 〜名画に隠された世界〜

By arthiwaArts
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アート秘話 〜名画に隠された世界〜 episodes

  • #113 酒と貧困とニューディール。革命前のポロックの実態【ポロック編3】

    ニューヨークで美術学校に入学したポロックを待ち受けていたのは、父の死、うつ病、そしてアルコール依存の始まりだった。国家の景気対策として始まった芸術家支援制度に登録するも、タイムカードを切るために毎朝パジャマのままニューヨークを爆走する日々。納品した作品は国に拒否され、残りは焼却処分。天才と呼ばれた画家の、誰も知らない暗黒時代に迫る。

    24 min
  • #112 何者でもないポロック、模索と反抗の時期【ポロック編2】

    天才と呼ばれる男にも、何者でもなかった時代があった。兄の背中を追い「アーティストみたいなもの」になりたいと呟いた少年は、絵よりも彫刻に惹かれ、やがて学校の体制を批判する地下新聞を作って停学になる。世の中を唸らせる"あのポロック"はまだどこにもいない。しかし、その反骨心とアメリカ社会の激動が、静かに何かを育てていた。次回、ポロックはついにニューヨークへ。

    29 min
  • #111 これはアートか落書きか、アート界に天才ジャクソン・ポロック現る【ポロック編1】

    絵の具を床に垂らすだけ、、、そんな"落書き"が、なぜ20世紀最大の芸術革命と呼ばれるのか。ヨーロッパの巨匠たちに追いつけ追い越せと奮闘したアメリカ美術界が、ついに生み出した異端の天才・ジャクソン・ポロック。「ピカソが全部やっちまった」と嘆きながらも、誰も見たことのない表現を生み出した男の、波乱の物語が始まります。

    27 min
  • #110 切り裂かれ、盗まれ、書き換えられたレンブラント作品の波乱の運命【レンブラント編7】

    尾崎彰宏「レンブラント工房 絵画市場を翔けた画家」講談社選書メチエ、1995年

    パスカル・ボナフー、高階秀爾訳「レンブラント 光と影の魔術師」創元社、2005年

    中野京子「中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇」文藝春秋、2012年

    ケネス・クラーク、尾崎彰宏、芳野明訳「レンブラントとイタリア・ルネサンス」法政大学出版局、2015年

    エルンスト・ファン・デ・ウェテリンク、メアリー・モートン訳「レンブラント」木楽舎、2016年

    小林賴子「フェルメールとそのライバルたち 絵画市場と画家の戦略」KADOKAWA、2021年


    レンブラントの名画たちは、完成した瞬間に物語が終わったわけではありませんでした。硫酸を浴びせられた《ダナエ》、4度も盗まれた肖像画、そして“レンブラント作品ではない”と判定された名画、その裏には、人々を狂わせるほどの魅力と、美術史の複雑な真実が隠されています。今回は、盗難、修復、真贋論争、さらには後世による“書き換え”まで、レンブラント作品が辿った波乱の運命を深掘り。名画とは誰のものなのか、本物とは何なのか、アートの価値そのものを問い直すエピソードです。

    37 min
  • #109 レンブラント晩年の孤独、家族に先立たれた画家の思い【レンブラント編6】

    レンブラントは生涯で5人の家族を自分より先に失い、最後は孤独の中で筆を握り続けた。破産・失墜・孤独という三重苦の晩年でも、フランス国王ルイ14世やメディチ家がわざわざ作品を求めるほど、国外での評価は衰えなかった。息子ティテスへの愛を込めた「ユダヤの花嫁」、聖書の放蕩息子に自らを重ねた懺悔の絵、そして「笑いながら死ねたら」と願って描いた異色の自画像。全員に先立たれた孤独な天才が、最後に辿り着いた境地とは何だったのか。

    22 min
  • #108 夜警の後に始まった転落劇 画力は衰えず、なぜ絵が安くなったのか【レンブラント編5】

    オランダ黄金時代の頂点に立ったレンブラント。しかし「夜警」を境に、彼の人生も評価も静かに崩れ始めます。金色の絵の具を使わず金の輝きを描き出す神業は健在だったにもかかわらず、注文は激減し、自作品は競売で異様な安値で叩き売られ、ついには破産。さらには市庁舎の大規模な装飾依頼からも、なぜか巨匠ひとりだけが外されるという事件まで起きます。画力が衰えていないのに、なぜレンブラントの絵は売れなくなったのか、その背景にあった美術市場の地殻変動に迫ります。

    30 min
  • #107 天才の絶頂と転落 夜警が告げたレンブラントの分岐点【レンブラント編4】

    レンブラント絶頂期の最高傑作「夜警」。しかし、この一枚を描き上げた瞬間から、彼の人生は転落へと向かいます。愛妻サスキアの病、子供たちの相次ぐ死、そして依頼主からの不満、華やかな画面の裏に隠された、天才画家の運命の分岐点に迫ります。なぜ「夜警」は人生最高のピークでありながら、破滅の始まりとなったのか? レンブラントの人間ドラマが凝縮された一枚を、深く読み解きます。

    24 min
  • #106 放蕩息子を描いた男、レンブラント自身が放蕩息子だった【レンブラント編4】

    新約聖書の戒めの物語「放蕩息子」を、自分と妻サスキアをモデルに描いてしまった画家、レンブラント。持参金4万フルデンという桁違いの結婚、机に鎮座する孔雀が突き刺さった猟奇的なパイ、30代で頂点を極めた成金ムーブの数々。しかし手紙には「支払いを早くしてほしい」と催促する姿が。売れっ子画家が、なぜ常に金欠だったのか、そしてこの一枚が後の破産人生をいかに予言していたのか、その伏線を読み解きます。

    20 min
  • #105 19歳で独立した天才レンブラント、処女作から凄さが滲み出る【レンブラント編2】

    オランダ黄金時代に登場した天才、レンブラント。彼はわずか6ヶ月の修行で独立し、19歳にしてすでに非凡な才能を発揮していました。処女作『聖ステファノの石打ち』からも見て取れるのは、単なる技術を超えた「人間の感情を切り取る力」です。本エピソードでは、彼の異例のキャリアの背景にある時代構造と、版画による名声拡大という戦略にも迫ります。天才は生まれつきなのか、それとも環境と選択が生み出すのか、そのヒントを探ります。

    22 min
  • #104 ピカソもゴッホも憧れた、レンブラントは何がそんなにすごいのか【レンブラント編1】

    レンブラントは、近くで見ると大胆でラフなのに、離れると驚くほど緻密でリアルに見える。そんな不思議な表現で、後世の巨匠たちを魅了した画家です。とくに光の扱いと、一瞬の感情を切り取る表情描写は圧倒的で、まるで映画のワンシーンのような臨場感を生み出しました。写真もない時代に、人が実際に“そう見ている”感覚まで絵に落とし込んだその技術は、ピカソやゴッホが憧れたのも頷けるものです。今回は、レンブラントがなぜ「画家たちの画家」と呼ばれるのか、その核心に迫ります。

    26 min

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名画の背後にあるストーリーや教科書にはのっていない画家の秘密、美術作品そのものの価値などを取り上げ、奥が深い美術の世界を学ぶ番組。毎週月曜配信。