アルバム全曲解説

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アルバム全曲解説 episodes

  • Kraftwerk『Tour de France』全曲解説 #2 呼吸が打楽器になる『Tour de France Étape 1』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第10弾は、番組ホームページ albumatlas.jp に届いた初のリスナー・リクエスト作品、Kraftwerk『Tour de France』(2009 remaster)。第2回は2曲目『Tour de France Étape 1』。前回の『Prologue』から続く、4つの曲でひとつながりの15分半の組曲が、ここから本格的に走り出します。打楽器のように使われる呼吸音、登り坂を思わせる上昇音形、そして1983年のシングル版が引いていたとされるPaul Hindemith『フルートとピアノのためのソナタ』の面影。『Autobahn』『Trans-Europe Express』から続く「移動する音楽」の系譜として解説します。
    7 min
  • Kraftwerk『Tour de France』全曲解説 #1 レースは第1ステージの前に始まっている『Prologue』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第10弾は、番組ホームページ albumatlas.jp に届いた初のリスナー・リクエスト作品、Kraftwerk『Tour de France』(2009 remaster)です。2003年8月にTour de France Soundtracksとして発表され、2009年のリマスターで題名と曲名が整理された、Electric Café以来17年ぶりのスタジオ・アルバム。ドイツのアルバム・チャートで彼ら初の1位を獲得しました。第1回は1曲目『Prologue』。わずか30秒あまりの序奏がなぜ「プロローグ」と呼ばれるのか、自転車ロードレースにおけるプロローグの意味から、アルバム全体の設計を読み解きます。リクエスト・フォームのご案内もあわせてどうぞ。
    8 min
  • The Velvet Underground & Nico 全曲解説 #11【最終回】詩人に捧げた7分半の轟音『European Son』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第9弾The Velvet Underground & Nico(1967)の最終回は、11曲目『European Son』。Lou Reedの大学時代の師である詩人Delmore Schwartzに捧げられた、アルバム最長の一曲です。ロックの歌詞を嫌った師に捧げるため、あえて言葉のいちばん少ない曲が選ばれ、初版では曲名に献辞が併記されました。1分の歌のあとに来る6分以上の自由な轟音、そしてガラスの割れる音の正体。全11曲の総括と、番組ホームページ albumatlas.jp のご案内、そして初のリスナー・リクエスト作品となる次シリーズ第10弾Kraftwerk『Tour de France』(2009 remaster)の予告をお届けします。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    8 min
  • The Velvet Underground & Nico 全曲解説 #10 この曲をもう一度やったらクビだ『The Black Angel's Death Song』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第9弾はThe Velvet Underground & Nico(1967)。第10回は10曲目『The Black Angel's Death Song』。1965年、グリニッジ・ヴィレッジのCafé Bizarreで「その曲をもう一度やったらクビだ」と言われ、次のセットの頭でわざと演奏して本当にクビになった、いわくつきの一曲です。Lou Reed自身が「意味ではなく、音の楽しさのために言葉を並べた」と書き残した歌詞、John Caleの電気ヴィオラの不協和音とマイクへの息の音。聴き手を歓迎しない曲が最後から2番目に置かれた理由を解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    6 min
  • The Velvet Underground & Nico 全曲解説 #9 泣くまで歌わされた2分間『I'll Be Your Mirror』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第9弾はThe Velvet Underground & Nico(1967)。第9回は9曲目『I'll Be Your Mirror』。ライブのあとNicoがLou Reedにかけた「私があなたの鏡になる」という一言から生まれ、1966年7月のデビュー・シングルではB面に置かれた、アルバムでいちばん優しい2分間です。しかし録音は難航しました。もっと弱く歌ってほしいバンドと、強く歌ってしまうNico。何度もやり直させられ、泣き出したあとに残った声。Nicoが歌う3曲を貫く「肖像」の主題とあわせて解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    6 min
  • The Velvet Underground & Nico 全曲解説 #8 モータウンから盗んだリフ『There She Goes Again』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第9弾はThe Velvet Underground & Nico(1967)。第8回は8曲目『There She Goes Again』。7分の『Heroin』の直後に置かれた、2分半の爽やかなポップ・ソングです。跳ねるギター・リフの出どころはMarvin Gayeの1962年『Hitch Hike』。デトロイトのソウルを、ニューヨークの前衛バンドが自分の手癖として弾き直した瞬間の意味と、明るい響きの下に置かれた冷たい言葉、そしてR.E.M.らに受け継がれた後年の評価までを解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    6 min
  • The Velvet Underground & Nico 全曲解説 #7 加速と減速だけでできた7分間『Heroin』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第9弾はThe Velvet Underground & Nico(1967)。第7回は7曲目『Heroin』。二つの和音だけで7分を走り抜ける、ロック史上もっとも議論を呼び続けている一曲です。John Caleがギター弦とマンドリン弦を張った電気ヴィオラ、テンポの加速と減速そのものが主題になった構造、そして轟音の中で音が聴こえずMaureen Tuckerが数秒間叩くのをやめた、あの有名なテイク。賛美でも説教でもない一人称で書かれたことの意味と、放送から締め出された代償までを解説します。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    6 min
  • The Velvet Underground & Nico 全曲解説 #6 ファクトリーの明日を歌う『All Tomorrow's Parties』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第9弾はThe Velvet Underground & Nico(1967)。第6回は6曲目『All Tomorrow's Parties』。1966年7月にデビュー・シングルとして世に出た、アルバム前半の頂点です。John Caleがピアノの弦にクリップの鎖を絡めて弾いたプリペアド・ピアノ、Terry RileyやLa Monte Youngから受け継いだ反復、Lou Reedのオーストリッチ・チューニング、そして二重に重ねられたNicoの声。Warholが最も好んだ曲と伝えられる一曲から、ファクトリーの人々の明日と、1曲目『Sunday Morning』へつながる時間の環を読み解きます。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    6 min
  • The Velvet Underground & Nico 全曲解説 #5 ユニオン・スクエアを走る群像劇『Run Run Run』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第9弾はThe Velvet Underground & Nico(1967)。第5回は5曲目『Run Run Run』。ライブ会場へ向かう道すがら、紙切れに一気に書き上げられたと伝えられる、アルバムで最もガレージ・ロック的な一曲です。舞台はユニオン・スクエア。あだ名で呼ばれる4人の人物が次々に登場し、それぞれの理由で街を走り回る。Lou Reedのノイズ寸前のギター・ソロと、群像劇という手法から、都市を書くもうひとつの文体を読み解きます。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    0 min
  • The Velvet Underground & Nico 全曲解説 #4 ヴィオラが鳴らす中世の闇『Venus in Furs』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第9弾はThe Velvet Underground & Nico(1967)。第4回は4曲目『Venus in Furs』。題名はLeopold von Sacher-Masochの1870年の小説『毛皮を着たヴィーナス』から。John Caleのエレクトリック・ヴィオラの持続音、全弦を同じ音に合わせた通称オーストリッチ・ギター、Maureen Tuckerの儀式のような打撃。1967年のロックがビートルズとサマー・オブ・ラヴに向かう中で、ひとりだけ中世の暗がりへ向かった、アルバムで最も異様な一曲を読み解きます。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。
    0 min

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