基本しかやらないアスリート専用トレーニングジム・THE BASE代表 多良耕太郎です。
今回は、【トレーニングコーチ・トレーナー向け】の発信です。
ある書籍に、「言葉は知的な理解のための道具となっている。しかし、元来言葉は知的な伝達だけではなく、感情の伝達の手段でもある。最近人間関係が希薄になっていると言われているが、これは感情の関わりが希薄になっていることと関係がありそうである。これは言葉によるコミュニケーションが知的な伝達に偏り、感情の交流に欠けていることに一因があるかもしれない。」という記載があった。
この文章には、大きく頷いてしまったの僕です。というのも、トレーニングコーチという職業においても、まさにこの部分を僕自身が感じているためです。トレーニング指導の場面において、コーチングを行う上では相手に、自分の意志や意図を伝達する必要があります。
その際に、いわゆるトレーニング関する情報のみ(知的な伝達)に偏って伝えすぎているのではないか?と僕は考えています。いわゆるサイエンス的な事実のみを伝えてしまうことで、目の前の相手という存在を置き去りにされているのではないか?と僕は考えています。
自分自身の感情、相手の感情、が複雑に絡み合いながら、意思疎通を行なっていくことこそがコーチングであると思っています。僕は、【art of coaching】の部分がまさに、この書籍の部分に当たると思っています。
どちらかに偏りすぎる必要もないですが、サイエンスとアートの部分があるという認識を持つだけでも、相手との関わり方は変わると思っています。あなたは、どのように考えますか?
■選手とのコミュニケーションがうまくいかない…という方におすすめの動画コンテンツはこちら
the-base-online.teachable.com/p/9cdec3
https://the-base.boubou58.com/profile/
”自分のために、今の自分を越えたいアスリート”は大歓迎です。
国内トップアスリートであれば、世界で戦えるアスリートに!
そのために、長期的な視点でトレーニングに励むことができるアスリートとともにも地道に取り組んでいきたいです。
上記のようなアスリートをトレーニングコーチとして支えたい!と考えるトレーニング指導者の方にも、必要な情報を提供していきたいなと思います。
方法論はほとんど掲載しないので、方法論が知りたい人はご遠慮ください。
やり方は千差万別。やるのは相手。相手がやりたいと思えなければ、どれだけ良い方法論も役に立たない!と思っています。
相手がやりたいと思えるようにするためにはどうすべきか?ということを掘り下げていきたいなと思います。
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