坂本憲彦のラジオ経営塾

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By 立志財団 坂本憲彦Business
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坂本憲彦のラジオ経営塾 episodes

  • 経営者の資本は健康な体と心!自分自身の健康管理が会社の信頼にもつながる!

    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

     
    今回は経営者の健康と会社経営について坂本憲彦氏に答えていただきます。経営者ならではの健康管理の悩みや解決法、実践している健康法をお伝えしています。また、経営者の健康がなぜ会社の信頼に影響を与えるのか、そして信頼を維持し続ける対策方法についてもお届けいたします
     

     

    パフォーマンスを上げる睡眠のとり方

    中田:2021年の幕開け1月ということで、正月太りも気になる頃だと思いますが、今日はフリートークで経営者様の健康やリスクマネジメントのところを、体験談も交えながらお話をさせていただこうと思います。よろしくお願いします。

     

    坂本・禰覇:よろしくお願いします。

     

    中田:早速ですが坂本先生、経営者様は色々抱えられて、両肩にいろんなものがのしかかっていると思いますが、普段健康管理で気を付けていることはありますか?

     

    坂本:自分の体調を良くすることは経営者にとってすごく大事だと思っています。僕が意識しているのは、自分がいかに高いパフォーマンスを出せるかというところです。例えば睡眠時間。人によって睡眠時間の適正が違うんですよね。

    以前遺伝子検査をやって、100項目で15000円くらいの検査キットがあるんですが、こういう病気になりやすいとか、遺伝的な要素で自分の体の特徴を教えてくれるんです。

    睡眠時間は人によってショートスリーパーと長い人と分かれるみたいで、僕は上位1%くらいの長い方だったんですよ。これを見て納得で、僕、学生の時から徹夜をやってろくなことがないので出来ないんですよね。眠いとパフォーマンスが落ちるので意識して睡眠時間を長くとるようにしています。

     

    パフォーマンスが上がる活動時間

    坂本:あとは人によって活動時間も違うなと思います。うちの奥さん完全に夜型なんですよね。寝るのが夜の3時とか4時で、下手したら朝までやっていることもあります。彼女にとっては一番パフォーマンスが上がるのが夜中の時間なんですよね。誰にも邪魔されずにできる時間というか。経営者さんだと会社に合わせないといけない部分はあるかもしれませんが、これはフリーランスでやっている方も含めて、自分のパフォーマンスが一番高い時間がどこかっていうのを知ることは大事かなと思っています。

    要は全員が絶対に9時-5時で働かなきゃいけないということはないじゃないですか。それで動いた方がいい仕事もあると思うんですけれども、そうじゃない仕事の場合は1日8時間をどこで使おうが本人の勝手というか、本人のパフォーマンスが一番高いところでやっていくのが非常にいいのかなと思います。それを意識して自分の体調管理もしていますね。

     

    中田:もちろん会社に勤めている会社員さんでも、経営者、起業家さんでも、自分自身のパフォーマンス時間の軸、癖を分かっているって、すごく明暗を分けますね。

     

    坂本:仕事は終わりがないじゃないですか。この2週間で頑張ったらいいというものではなく、勝負は長いから、無理せずに高いパフォーマンスをどこで出せているかということを常に分析します。だから僕は眠い時は寝るって決めてるの。眠い時は寝た方が、僕は絶対パフォーマンスが上がるんで。

     

    中田:遺伝子検査の話をされていましたが、これ遺伝子が実証しているんですよね。

     

    坂本:遺伝子検査の結果を見て安心したというか。成功している人は睡眠時間が短いみたいな、そういうデータが出たりするじゃないですか。それが気にならなくなりましたね。

     

    経営者の睡眠時間

    中田:世の中にバイアスみたいなものがあって、経営者やトップビジネスマンは朝みたいな。でも実際は、必ずしも朝パフォーマンスが高い人ばかりではないというか、そうやって考えると別に夜型でもいいのかなという見方もありますよね。

     

    坂本:よく年収2000万円の人は朝6時に起きる人が6割とか、まあ数字は適当ですけど、でもこれ4割の人は朝型じゃないってことで、別に無理に朝にしなくてもいいということですよね。

    あと、時間帯は生物学的にも個体差があるみたいです。要はもともと野生で暮らしていて、みんながみんな朝強くて夜弱い人ばかりだと夜襲われたら終わるわけですよ。

     

    中田:生態系が成り立たないですね。

     

    坂本:夜強くて、徹夜も大丈夫な人が見張ってくれるから、みんなゆっくり眠れるっていう。

    だから人によってどの時間帯がいいかっていうのは違うんですよね。

     

    中田:なるほど、今のすごく腹落ちしました。例えばこのラジオを聞いている人は、経営者様や起業家様、これから目指される方も含めて、組織の中で仕事をしているよりもセルフマネジメント力が求められる方が多いと思います。パフォーマンス時間の見極めや、睡眠の見極めを知ることはすごく大事なことかもしれないですね。

     

    坂本:大事だと思います。自分の体の特徴なのに、睡眠時間が長いからダメだと罪悪感を持っていると、体は欲しているのに心がダメだということで苦しくなっちゃうんで。そうするとまた自己肯定感も下がりますから。大事なのは結果を出すことです。一番パフォーマンスが高い状態で一番いい仕事をするために、そこの個人差をちゃんと見極めることは経営者の方は大事なのかなって思いますよね。

     

    経営者の健康と事業承継

    中田:最近は健康を遺伝子レベルで一般的に調べられたり、トレーニングに関してもコロナで難しかったりはしますが、オンラインで筋トレができたりとか、パーソナルもオンラインで受けられたりとか、3密対策をするんであればスタジオも開いていたりとか、いろいろ自分の健康のために選択できることが多くなってきていますよね。

     

    禰覇:オンラインが主流になってきたということもあって、YouTubeで筋トレとかストレッチで調べるとすごくいっぱい出てくるんですよね。私も最近運動不足だなって思っていて、何かやりたいけれど自分じゃちょっと分からないからYouTubeで探していたら、がっつり教え込んでくれる動画がたくさんあるんです。そういう方がそこから講座にご案内もしてくださったり。動画でその人の人柄が見えてきたり、興味がある内容だと、この人の講座を受けてみたいなってなってくるのがまた面白いところだと最近感じていました。

     

    中田:自宅のスペースでできるのも大きいですよね。

    でもね、先生、今日の冒頭で経営と健康をテーマにしましょうと話しましたが、実際に経営者様が健康面でエラーを起こしたときって結構手痛いなと思うんですけれど、そういった事例って今までありましたか。

     

    坂本:経営者さんが最悪亡くなった場合、残された人が大変ですよね。後継者をどうするのか、それこそ相続は早め早めに考えておかないと、時間が短いと打てる手が限られてくるので事前の対策は大事だと思いますね。

     

    中田:確かに、病気は予告なしにいきなりきますからね。

     

    坂本:中田さんは以前保険のお仕事をされていたからたぶんその辺は詳しいんじゃないかと思いますがどうですか。

     

    中田:以前リスクマネジメントのお仕事させていただいていろんな事例があったんですけれど、経営者様ってすごく楽観的なパーソナリティーの方が多いんですよね。俺は死なないとか、俺は病気にならないとおっしゃる方が多くて。それはすごくOKなんですけれど、やっぱり生身の人間って病気になるんです。会社自体の基礎ができてればいいんですけど、備えていないから、社長が病気になることでモチベーションが揺れ動いたり、社長自身もおちおち療養していられなくて予後が悪くなったりというのは見てきましたね。だから俺は死なないではなくて、やはり還暦を過ぎたあたりで事業承継されていないのであれば、まさかの時の備え、こういう時には誰をフォーメーションしようとか、こういう時には資金繰りどうしようというような備えっていうのは、あるかないかで大きな差になります。あと、社長を支える社員や家族の手間が、備えがあるかどうかで大きな差が出ると思いますね。そういう案件はいっぱい見てきた気がしますね。

     

    坂本:やっぱり60歳を超えたら亡くなった時のことを考えておかないと。亡くならなくても病気になっちゃうとね、業務が止まるリスクもありますもんね。

     

    中田:あとは日本人に多い癌なんですけれど、療養をしながらお仕事となった時にパフォーマンス力って少し下がりますよね。だから、還暦を過ぎたあたりから、今100の力を注げていることでも、通院や療養でパフォーマンスが下がってくることを想定して、人事配置をどうするかとか、どこまで人を育てていかないといけないかとか、引継ぎをどうするかっていうことの青写真を作っておくことは大事かなって思います。もっと早い方がもちろんいいですけどね。

     

    坂本:経営者は常に自分がいなくなっても会社や仕組みが回るのかということは考えておかないといけないですし、事前にそういう準備ができているかいないかで残された人が変わってくるので大事ですね。

     

    会社の信頼につながる経営者のあり方

    中田:あと感じたのは、想いを伝えておくことですね。事業承継もそうですけれど、単に法人登記の中の移動とか資金の移動だけの問題ではなくて、社員やお客様という人を引き継いでいく部分があります。親子でもし引き継がれる場合は、お父さんがどんな思いで起業してこの会社を成り立たせ、どういう想いをつないでいくか、経営理念、いわゆるハートの部分ですね。そこもディスカッションしながら引き継いでいく。ハード面とソフト面の準備が必要かなと思いますがいかかでしょうか。

     

    坂本:すごくそう思いますね。いくら財産だけ継いでも心の部分がちゃんと受け継がれていないと、結局その財産をなくしたりとか、減らしたりというかたちになると思います。創業者の想いと2代目3代目の人の想いはちょっと違ってくるので、そこをしっかりお互いでね。伝える側としては、変えてはいけないところと、変えてもいいところをちゃんと伝えられるといいと思います。先代だったらやっていなかったけれど、後継者になったらITを入れて合理化をしたりなど、どうしても手段が変わってくると思います。でも、ここに先代がいつまでも口出しをしているとそれはよくないと思います。

    最近聞いた話で、お父さんが60歳くらいで引退されて、息子さんが37か38歳くらいで会社を引き継いだんですけれど、そこの会社は、先代の社長さんは引き継いでからは一切出てこないということで、それがすごいなって思ったんです。どうしても会長というかたちでいると口出しをしたくなっちゃうけれど、もうそこはちゃんと線引きをして。苦労もあったらしいんですけれど、結果的には父親に感謝しているということでした。

     

    中田:信頼あってのことだったんでしょうね。素晴らしいですね。

     

    坂本:経営者にならないと分からない悩みっていっぱいあって、いくら幹部で専務とか取締役とかいても、やっぱり代表取締役の重さは、借金を自分の個人補償つけてやるあのしびれ方を経験するかどうかで違いますよね。そういうのをちゃんと受け継いでおいてあげたいですよね。

     

    中田:だからこそ冒頭の話に戻りますけれど、年齢関係なく経営者様が健康管理をして健全な体調でいることが必要ですね。会話をしたり引き継いだり、作戦を練る時間を持てるのは健康あってのことですよね。

     

    経営者が実践している健康法

    中田:スポーツジムもコロナの影響があると思うんですけれど、このお正月太りからの1月にスタートされる方も多いということで。坂本先生の周りで面白い健康法を実践されている社長さんとかいらっしゃいますか?

     

    坂本:みなさん最近は、コロナでも行ける1対1のパーソナルトレーニングをやる人が多いですよね。

    あと我が家の健康法でいうと、いい油を摂ることを意識しています。

    オメガ3とか、そのあたりのいい油を直接飲んだりとか、ココナッツオイルをお湯に溶かして飲んでいます。あともう一個“ギー”っていうギリシャかどこかのバター。ちょっと脂っぽいバターなんですけれど、それをお湯に溶かして飲むと美味しいし、健康にもいいみたいです。うちは奥さんがそういうのが好きなので、よく情報は入ってきます。

     

    中田:坂本先生、最初は特に健康に関して何もしてないとおっしゃいましたけれど、意外とネタが出てきましたね。遺伝子検査から今の油の件まで。

     

    坂本:僕は興味ないんです。うちの奥さんがいろいろ調べてくるので、それを僕もやったら美味しいなという感じです。

     

    中田:そういう風に考えると、家族や裏にいるスタッフさんが経営者様の健康を気遣って支えていく部分は多いのかもしれないですね。

     

    禰覇:多分気づいてないところをそうやってサポートしてくれる人なので、それをちゃんと受け入れて試してくれるというのもありがたいなって思いました。全然やってくれない人もいるじゃないですか。これいいよって勧めても、いやいやって言われちゃうとやっぱり違うなって思って。

     

    中田:お食事、運動も含めてその健康法も十人十色でね、合う合わないがあると思うので、楽しみながらトライするのもいいかもしれないですね。

     

    坂本:あと、瞑想を経営者はやったほうがいいってよく言われます。どうしても頭の中で考えていると、ちっちゃいストレス、思考の垢みたいなものがいっぱい溜まっちゃうので、頭をリフレッシュさせるために。ただ僕は瞑想が得意じゃないので、最近は泳ぎに行っています。無心で泳いでると瞑想状態みたいな。そんな感じでリフレッシュをするようにしていますね。

     

    中田:いろいろされていらっしゃいますね。

    禰覇さんのオンラインでいいパーソナルトレーニングがあるという情報とか、坂本先生の奥様もいい油を入手したりとかのように、是非スタッフさんのミーティングや家族内でのミーティングで情報を持ち寄って、健康的にお仕事に携わっていただきたい思いますがいかがでしょうか。

     

    坂本:1月ももう半ばになってきたのでしっかりとその辺に取り組んで、仕事にも本腰を入れてやっていきたいなと思っております。

     

    中田:健康第一で、今年がより良いパフォーマンスの1年になりますようにということで。

    本日も坂本先生、禰覇さんどうもありがとうございました。

     

    坂本・禰覇:ありがとうございました。

    次回:【第107回】坂本憲彦のラジオ起業塾「ドラッガー「経営者の条件」から学ぶ成果を上げるための5つのポイント+αを解説」

     

     

    25 min
  • 経営者の資本は健康な体と心!自分自身の健康管理が会社の信頼にもつながる!
    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。
     
    今回は経営者の健康と会社経営について坂本憲彦氏に答えていただきます。経営者ならではの健康管理の悩みや解決法、実践している健康法をお伝えしています。また、経営者の健康がなぜ会社の信頼に影響を与えるのか、そして信頼を維持し続ける対策方法についてもお届けいたします
     

     
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    パフォーマンスを上げる睡眠のとり方


    中田:2021年の幕開け1月ということで、正月太りも気になる頃だと思いますが、今日はフリートークで経営者様の健康やリスクマネジメントのところを、体験談も交えながらお話をさせていただこうと思います。よろしくお願いします。

     

    坂本・禰覇:よろしくお願いします。

     

    中田:早速ですが坂本先生、経営者様は色々抱えられて、両肩にいろんなものがのしかかっていると思いますが、普段健康管理で気を付けていることはありますか?

     

    坂本:自分の体調を良くすることは経営者にとってすごく大事だと思っています。僕が意識しているのは、自分がいかに高いパフォーマンスを出せるかというところです。例えば睡眠時間。人によって睡眠時間の適正が違うんですよね。

    以前遺伝子検査をやって、100項目で15000円くらいの検査キットがあるんですが、こういう病気になりやすいとか、遺伝的な要素で自分の体の特徴を教えてくれるんです。

    睡眠時間は人によってショートスリーパーと長い人と分かれるみたいで、僕は上位1%くらいの長い方だったんですよ。これを見て納得で、僕、学生の時から徹夜をやってろくなことがないので出来ないんですよね。眠いとパフォーマンスが落ちるので意識して睡眠時間を長くとるようにしています。

     
    パフォーマンスが上がる活動時間


    坂本:あとは人によって活動時間も違うなと思います。うちの奥さん完全に夜型なんですよね。寝るのが夜の3時とか4時で、下手したら朝までやっていることもあります。彼女にとっては一番パフォーマンスが上がるのが夜中の時間なんですよね。誰にも邪魔されずにできる時間というか。経営者さんだと会社に合わせないといけない部分はあるかもしれませんが、これはフリーランスでやっている方も含めて、自分のパフォーマンスが一番高い時間がどこかっていうのを知ることは大事かなと思っています。

    要は全員が絶対に9時-5時で働かなきゃいけないということはないじゃないですか。それで動いた方がいい仕事もあると思うんですけれども、そうじゃない仕事の場合は1日8時間をどこで使おうが本人の勝手というか、本人のパフォーマンスが一番高いところでやっていくのが非常にいいのかなと思います。それを意識して自分の体調管理もしていますね。

     

    中田:もちろん会社に勤めている会社員さんでも、経営者、起業家さんでも、自分自身のパフォーマンス時間の軸、癖を分かっているって、すごく明暗を分けますね。

     

    坂本:仕事は終わりがないじゃないですか。この2週間で頑張ったらいいというものではなく、勝負は長いから、無理せずに高いパフォーマンスをどこで出せているかということを常に分析します。だから僕は眠い時は寝るって決めてるの。眠い時は寝た方が、僕は絶対パフォーマンスが上がるんで。

     

    中田:遺伝子検査の話をされていましたが、これ遺伝子が実証しているんですよね。

     

    坂本:遺伝子検査の結果を見て安心したというか。成功している人は睡眠時間が短いみたいな、そういうデータが出たりするじゃないですか。それが気にならなくなりましたね。

     
    経営者の睡眠時間


    中田:世の中にバイアスみたいなものがあって、経営者やトップビジネスマンは朝みたいな。でも実際は、必ずしも朝パフォーマンスが高い人ばかりではないというか、そうやって考えると別に夜型でもいいのかなという見方もありますよね。

     

    坂本:よく年収2000万円の人は朝6時に起きる人が6割とか、まあ数字は適当ですけど、でもこれ4割の人は朝型じゃないってことで、別に無理に朝にしなくてもいいということですよね。

    あと、時間帯は生物学的にも個体差があるみたいです。要はもともと野生で暮らしていて、みんながみんな朝強くて夜弱い人ばかりだと夜襲われたら終わるわけですよ。

     

    中田:生態系が成り立たないですね。

     

    坂本:夜強くて、徹夜も大丈夫な人が見張ってくれるから、みんなゆっくり眠れるっていう。

    だから人によってどの時間帯がいいかっていうのは違うんですよね。

     

    中田:なるほど、今のすごく腹落ちしました。例えばこのラジオを聞いている人は、経営者様や起業家様、これから目指される方も含めて、組織の中で仕事をしているよりもセルフマネジメント力が求められる方が多いと思います。パフォーマンス時間の見極めや、睡眠の見極めを知ることはすごく大事なことかもしれないですね。

     

    坂本:大事だと思います。自分の体の特徴なのに、睡眠時間が長いからダメだと罪悪感を持っていると、体は欲しているのに心がダメだということで苦しくなっちゃうんで。そうするとまた自己肯定感も下がりますから。大事なのは結果を出すことです。一番パフォーマンスが高い状態で一番いい仕事をするために、そこの個人差をちゃんと見極めることは経営者の方は大事なのかなって思いますよね。

     
    経営者の健康と事業承継


    中田:最近は健康を遺伝子レベルで一般的に調べられたり、トレーニングに関してもコロナで難しかったりはしますが、オンラインで筋トレができたりとか、パーソナルもオンラインで受けられたりとか、3密対策をするんであればスタジオも開いていたりとか、いろいろ自分の健康のために選択できることが多くなってきていますよね。

     

    禰覇:オンラインが主流になってきたということもあって、YouTubeで筋トレとかストレッチで調べるとすごくいっぱい出てくるんですよね。私も最近運動不足だなって思っていて、何かやりたいけれど自分じゃちょっと分からないからYouTubeで探していたら、がっつり教え込んでくれる動画がたくさんあるんです。そういう方がそこから講座にご案内もしてくださったり。動画でその人の人柄が見えてきたり、興味がある内容だと、この人の講座を受けてみたいなってなってくるのがまた面白いところだと最近感じていました。

     

    中田:自宅のスペースでできるのも大きいですよね。

    でもね、先生、今日の冒頭で経営と健康をテーマにしましょうと話しましたが、実際に経営者様が健康面でエラーを起こしたときって結構手痛いなと思うんですけれど、そういった事例って今までありましたか。

     

    坂本:経営者さんが最悪亡くなった場合、残された人が大変ですよね。後継者をどうするのか、それこそ相続は早め早めに考えておかないと、時間が短いと打てる手が限られてくるので事前の対策は大事だと思いますね。

     

    中田:確かに、病気は予告なしにいきなりきますからね。

     

    坂本:中田さんは以前保険のお仕事をされていたからたぶんその辺は詳しいんじゃないかと思いますがどうですか。

     

    中田:以前リスクマネジメントのお仕事させていただいていろんな事例があったんですけれど、経営者様ってすごく楽観的...
    25 min
  • 山田俊明先生に聞く「経営と感謝」の関係性とは?想いと心がビジネスの資本となる!

    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

    前回に引き続き、『人生を変える「本当の感謝」』の著者、山田俊明様をお迎えしています。有名な経営者も注目する“真我”から、経営者に感謝が大切な理由、そして感謝によって経営がうまくいく理由についてお伝えしています。

    こちらの音声は、Podcastよりお聴きいただけます。

    動画は、下記のYouTubeよりご覧いただけます。

     

     

     

     

     

     

     

     

    山田 俊明

    一般社団法人 SIA心のゼロ経営プロジェクト代表理事 アクスビー株式会社 代表取締役

    「これからの経営は時代に左右されるノウハウよりも人間関係の構築が最重要」との信念のもと「真我(本当の自分)」という心の法則をベースとした企業経営や人財育成をサポートする専門コンサルタント。 明治大学経営学部を卒業後、野村證券やIRコンサルティング会社等を経て、40歳で起業し、アクスビー株式会社を設立。真我を体現した経営に取り組んだことで、顧客契約企業は100社を超え、創業12年目に新たに一般社団法人SIA心のゼロ経営プロジェクトを発足。真我を企業経営に普及させていくべく活動に取り組んでいる。 2020年11月 初の著書「人生を変える!本当の感謝」を自由国民社より出版。翌月12月に重版。趣味は下町の大衆酒場めぐりとエアピアノ。

     

    感謝で会社が繁栄する

    中田:今週も、先週に引き続き素敵なゲスト、山田俊明先生をお迎えしております。今日初めてお聞きになるリスナーの方もいらっしゃると思いますので、簡単にプロフィールのご紹介をさせてください。

    2008年にアクスビー株式会社を設立され、一般社団法人SIA心のゼロ経営プロジェクト代表理事でもいらっしゃいます。そして何よりビックニュースとしては、今書店で非常に人気があります書籍『人生を変える「本当の感謝」』著者でいらっしゃいます。本日も山田先生よろしくお願いいたします。

     

    山田:よろしくお願いします。

     

    坂本:今日は「経営と感謝」というテーマでお話を聞かせていただけたらと思います。

    言葉で感謝というと簡単だと思うんですけれど、本当にみんな感謝ができているかというところで、山田先生がこの『人生を変える「本当の感謝」』という本を出されていらっしゃいます。

    経営者は感謝が大事だよとよく言われますが、感謝ができずに苦しんでいたり、自分では感謝しているつもりだけれどなぜか会社がうまくいってない、従業員さんが言うことを聞いてくれない、人が辞めてく、そんな悩みをもっている方も多いかと思います。経営者にとって感謝がどう大事なのか、どう活用していけばいいのか、というところでお話を聞かせてもらえたらと思っております。山田さんよろしくお願いします。

     

    山田:感謝という言葉、ありがとうとか普段普通に使っていますが、表面的なところがメインになっています。この本に書かれているのは心からの感謝、本当の感謝です。これを体感できると自然と人間関係が良くなり、結果的に人間関係がベースになっているビジネス、経営にも影響します。会社が傾くのも、よく調べると人間関係が原因だったりしますから。

    じゃあ本当の感謝をどうやるのか、というのが皆さんの疑問だと思いますが、その方法も本に書かいています。キーワードが“真我”、本当の自分です。誰にでも潜在意識の中に本当の自分があり、これをちゃんと引き出していくと本当の感謝が自然と湧いてきます。それが人間関係に反映して、結果的に会社が繁栄してくる、そういう事例が実際たくさんあります。私も小さい会社ですけれど、そういうかたちでお客さんを増やしてきましたので、そこを経営者の方にお伝えしていきたいと思っています。

     

    経営を支えた“真我”

    坂本:山田さん自身の経営者としての経験や、サラリーマン時代の経験も踏まえてこの本を出されたということで、その辺の経緯をお話しいただけたらと思います。

     

    山田:私は大学を卒業して証券会社に入社して以来、普通に会社員として15~16年、転職を重ねて働いてきました。39歳の時に最後に転職したベンチャー企業が倒産して、そこで初めて挫折を経験しました。さらに同じ頃にプライベートの問題、当時同棲していた彼女に突然振られるということが重なって、いわゆるうつ病になりました。当時うつ病になるとは思っていなかったんですけれど、これはまずいなと思い精神科に行ったら診断されました。いろんな精神科にあたったんですが、薬ではなかなか緩解しないという苦しい時期がありました。

    その時に出会ったのが“真我”です。この本の監修者、佐藤康行先生の講座を受けて私の場合は2,3日でうつ病が緩解しました。精神科に行ったら、抗うつ剤はもう必要ありませんと言われて、お医者さんもびっくりしていました。そこから再発もしていません。

    そして、40歳の時に会社を自分でやってみようと思ったのが起業の最初です。そこから全部うまくいったかというとそうではありません。途中早く儲けようと思って投資詐欺にあったり、そういうお恥ずかしい経験もあります。その時にもまた“真我”に戻ってやったところ、経営姿勢が大きく変わりました。それまでどちらかというと売り上げとか、どうやったら儲かるかを第一に考えていました。今も考えていないわけじゃないんですけどね。ただそれを第一優先ではなくてお客様がちゃんと喜ぶことを考えるようになりました。そして結果的にお客様が増えて、会社設立10年目くらいに、取引先が100社超えて経営は安定しました。

    私は“真我”のおかげで経営をやってこられた経験があるので、これを体験談として発信していきたいと思いこの本を出させていただきました。

     

    有名な経営者が“真我”を学ぶ理由

    坂本:真実の真に我と書いて“真我”。本当の自分という意味ですけれど、これが経営にも大事だよということがこの本に書いてあります。そして、本の監修者で“真我”を教えている佐藤康行先生も、もともとは経営者さんだったんですよね。

     

    山田:経営者としても大成功された方で、年商50億円、社員も700名くらいいました。でも、自分の本当にやりたいことは何だろうと壁にぶつかったことがあり、そのときに出会ったのが“真我”です。最初はレストラン経営をしながら真我の講座もやっていたそうですが、30年前にレストランを辞めて、完全に一本化しました。もともと経営者でいろんな経験があり、そこから生まれたのがこの“真我”で、密接に経営と“真我”が関連しているということが言えます。

     

    坂本:有名な方だと一風堂の河原成美さんとセミナーをやっていますよね。有名な経営者さんもこの“真我”を学ばれている、その一番のポイントは何ですか。

     

    山田:経営戦略とかテクニックももちろん大事なんですが、根本的・長期的に企業を繁栄させていくにはやはり人間関係、特に心のところをちゃんとマネジメントできることが大切です。そのことに皆さんが気付き始めているのだと思います。有名な創業者、京セラの稲森さんが、『心。』というベストセラーを出されていていますが、その中でも“真我”のことが書かれています。

    バブルの頃はそんなに注目されませんでしたが、この10年くらいですかね、リーマンショックや東日本大震災、そんな大きな事件があってからだいぶ経営者の方の意識が心とか目に見えないところに向かっているなあと感じますね。

     

    禰覇:本を読ませていただいて、山田先生も書かれていたように時代が変わってきたなと感じています。書店でもこういう心の部分とか感謝の部分みたいな本を最近よく見かけるので、この時代、響く人が多いんじゃないかなって思いました。

     

    山田:コロナでまたいろいろと世の中が変わってきているので、なおさらその辺を意識というか、注目というか、私も日々そういうことを感じていますね。

     

    転機にぶれない心のあり方

    中田:この10年20年でも、ロジックとかスキル的なものから、心の時代、本質的なところに移ってきているということが言われていますよね。

    経営されるとき、指標がなかったり、自分が戻れる場所がないと、いろんな情報に揺れ動かされてしまうし、その中で業績を追っていかないといけない苦しみはいかほどなものかと思います。その中で“真我”とか坂本先生がおっしゃる“真志命”とか、心が戻る場所があるっていうのがすごく大きいのかなと、山田先生のお話を伺って思ったところでした。

     

    山田:言葉こそ違いますが、坂本先生の“真志命”“志”と“真我”は共通するところがあります。ぶれない軸というか。でも時にはどうしてもいろんな疑念とか誘惑もありますし、それを含めて本当の自分というのもありますので、決してそこを自己否定する必要はありません。ただ、大きな判断をするときに、“真志命”とか“真我”という軸を持っているとあまり迷わなくなり、経営判断はしやすくなるということがありますね。

     

    中田:例えば経営をされて40年の社長さんも、2.3年目の方も、必ず転機があって、例えば人が辞めていくとか、業績が落ちているとか、クレームが続くとか、その繰り返しの波があると思うんですけれど、そういう時に手に取ってほしい本ですね。

     

    坂本:どうしても経営は波がありますからね、ずっと絶好調というわけではないので、そういう苦しいときとか、逆にうまくいっているからこそ足元を見直すというときにこの本を見ていただけるといいと思います。

    経営者は根柢の部分を見直すことが問われてきますよね。普通の人以上に見えない中で意思決定していかないといけないので。

    僕の事例も本に掲載していただいていますが、僕は親との関係に葛藤がありました。

    ネガティブなエネルギーで起業家、経営者の方ってスタートする場合がけっこうあるんですけれど、コンプレックスを解消したいとか、貧乏だからお金持ちになりたいとか、それだけだと限界が来るという感じですかね。

     

    山田:おっしゃる通り、私も倒産ということがあって、それだけでやっていくとどこかで疲れてくるし、無理が出てきたりします。そうするとどうしても他者との比較になってきますよね。あそこに負けたくないとか。それはそれで一つのエネルギーにもなります。しかし加えて、先ほどから言っている心の中に1つ本質的な軸を持つと、転機が来ても大きなぶれとか迷いがかなり減ってくるというのは実体験としてあります。

     

    本から実践する

    坂本:山田さんはこの本出されて今後の展開はどのように考えていらっしゃいますか。

     

    山田:おかげさまでいろんな方に読んでいただいていますが、ただ読んでよかったで終わりではなく、その後に実践して体感して、実生活や経営、仕事で役立ててもらうことがこの本の最大の目的です。そのために今年の1月からフォローアップのセミナーをやっていく予定です。この本に書かれている実践のところを一緒にやっていく内容です。一人でもできるワークなんですが、自分だけでやるといろんな雑音が入ったりするので、ちゃんと集中した場所で私が体感したことをそのままお伝えして一緒にやっていきます。ラジオをお聞きのみなさんもぜひ参加していただけたらと思います。

     

    坂本:僕も以前“真我”の研修を受けさせていただいて、心のごみ出しという、思い込みみたいなものをいっぱい書き出すワークをやりましたけれど、いろいろ気づきがありましたね。

     

    山田:ごみ出しはみなさんがやられる最初のワークです。初めはなかなか出てこなくても、何回も何回もやっていくと、どんどん心の中から自分の無意識的なところが出てくるので、大きな心の変化が起きてきます。今まで気づかなかった自分を知ったとか、自分にはこんなものがあったのかとか。

     

    坂本:ちなみに山田先生はどんなごみが?

     

    山田:私は両親でした。母とは比較的仲がいいんですけれど父親ですね。最初は自分の現状・不満から書き出していたんですが、だんだん掘り下げていったら父親との仲で強烈なごみが出てきました。あまりほめてもらったことがないとか、いろんな父親に対する不満の感情を吐き出しました。

    全部吐き出すとその後に、父親からしてもらったことを書き出すワークがあります。今度は逆ですね。ごみ出しじゃなくて感謝の掘り起こしをやっていったところ、はじめて父親に対して今まで感じたことのない感謝を感じました。

    私の父親は亡くなってもう十何年にもなりますが、亡くなった父に対してこんなにちゃんと向き合ったのは初めてでした。それによっていわゆる本当の感謝を初めて体感しました。私は父親に対するごみ出しによって、“真我”に出会うことができました。これは人によって違うと思います。母親だったり夫婦関係であったり。

    本を読んでいただくと分かりますが、坂本先生もお母さんと向き合ったことで出てきたエピソード、私感動して泣いちゃったんですけれど、あれはまさに本当の感謝が引き出された瞬間だったんじゃないかと思いました。

     

    坂本:それは僕も感じるところがあって、本当の感謝を知ると自分がすっきりするというか、生きるのが楽になるというか。

     

    山田:すべてが味方に見えてきます。自分自身の肯定にもつながってきます。私もそんなに自分のことを好きじゃないタイプの人間だったんですけれど、そこも変わってきましたし、心の中に大きな変化が出てきましたね。

     

    坂本:苦しんでいる経営者の方もそうですし、一般の会社員の方やサラリーマンの方もビジネスマンの方にもぜひ読んでいただきたいです。

     

    セミナー情報

    中田:感謝を通してあり方が変わることで、プライベートの部分やビジネスもまた転化されていくということで、今年買われる本の1冊に加えていただけると嬉しいなと思います。

    セミナーはオンラインでも参加できるということですが、どこから情報を得ればいいのかが分からないリスナーの方もいらっしゃると思うので、再度ご案内いただいてもいいですか。

     

    山田:1月28日から、まずは東京と大阪、そしてオンラインでZOOMを使ってのセミナーを開催していきます。“人生を変える本当の感謝”という公式サイトに、日程と講演会の詳細ページが出てきますので、みなさんよろしければぜひご参加いただければと思います。

     

    中田:まず本を手に取って、そして沖縄のリスナーさんも多くいらっしゃるので、ぜひ公式サイトからセミナーの内容も見て参加していただきたいと思います。

    2週間山田先生をお迎えしましたが、本当にありがとうございました。

     

    次回:【第106回】経営者の資本は健康な体と心!自分自身の健康管理が会社の信頼にもつながる!

    24 min
  • 山田俊明先生に聞く「経営と感謝」の関係性とは?想いと心がビジネスの資本となる!
    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

    前回に引き続き、『人生を変える「本当の感謝」』の著者、山田俊明様をお迎えしています。有名な経営者も注目する“真我”から、経営者に感謝が大切な理由、そして感謝によって経営がうまくいく理由についてお伝えしています。

    こちらの音声は、Podcastよりお聴きいただけます。

    動画は、下記のYouTubeよりご覧いただけます。

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    山田 俊明
    一般社団法人 SIA心のゼロ経営プロジェクト代表理事 アクスビー株式会社 代表取締役
    「これからの経営は時代に左右されるノウハウよりも人間関係の構築が最重要」との信念のもと「真我(本当の自分)」という心の法則をベースとした企業経営や人財育成をサポートする専門コンサルタント。 明治大学経営学部を卒業後、野村證券やIRコンサルティング会社等を経て、40歳で起業し、アクスビー株式会社を設立。真我を体現した経営に取り組んだことで、顧客契約企業は100社を超え、創業12年目に新たに一般社団法人SIA心のゼロ経営プロジェクトを発足。真我を企業経営に普及させていくべく活動に取り組んでいる。 2020年11月 初の著書「人生を変える!本当の感謝」を自由国民社より出版。翌月12月に重版。趣味は下町の大衆酒場めぐりとエアピアノ。
     
    感謝で会社が繁栄する


    中田:今週も、先週に引き続き素敵なゲスト、山田俊明先生をお迎えしております。今日初めてお聞きになるリスナーの方もいらっしゃると思いますので、簡単にプロフィールのご紹介をさせてください。

    2008年にアクスビー株式会社を設立され、一般社団法人SIA心のゼロ経営プロジェクト代表理事でもいらっしゃいます。そして何よりビックニュースとしては、今書店で非常に人気があります書籍『人生を変える「本当の感謝」』著者でいらっしゃいます。本日も山田先生よろしくお願いいたします。

     

    山田:よろしくお願いします。

     

    坂本:今日は「経営と感謝」というテーマでお話を聞かせていただけたらと思います。

    言葉で感謝というと簡単だと思うんですけれど、本当にみんな感謝ができているかというところで、山田先生がこの『人生を変える「本当の感謝」』という本を出されていらっしゃいます。

    経営者は感謝が大事だよとよく言われますが、感謝ができずに苦しんでいたり、自分では感謝しているつもりだけれどなぜか会社がうまくいってない、従業員さんが言うことを聞いてくれない、人が辞めてく、そんな悩みをもっている方も多いかと思います。経営者にとって感謝がどう大事なのか、どう活用していけばいいのか、というところでお話を聞かせてもらえたらと思っております。山田さんよろしくお願いします。

     

    山田:感謝という言葉、ありがとうとか普段普通に使っていますが、表面的なところがメインになっています。この本に書かれているのは心からの感謝、本当の感謝です。これを体感できると自然と人間関係が良くなり、結果的に人間関係がベースになっているビジネス、経営にも影響します。会社が傾くのも、よく調べると人間関係が原因だったりしますから。

    じゃあ本当の感謝をどうやるのか、というのが皆さんの疑問だと思いますが、その方法も本に書かいています。キーワードが“真我”、本当の自分です。誰にでも潜在意識の中に本当の自分があり、これをちゃんと引き出していくと本当の感謝が自然と湧いてきます。それが人間関係に反映して、結果的に会社が繁栄してくる、そういう事例が実際たくさんあります。私も小さい会社ですけれど、そういうかたちでお客さんを増やしてきましたので、そこを経営者の方にお伝えしていきたいと思っています。

     
    経営を支えた“真我”


    坂本:山田さん自身の経営者としての経験や、サラリーマン時代の経験も踏まえてこの本を出されたということで、その辺の経緯をお話しいただけたらと思います。

     

    山田:私は大学を卒業して証券会社に入社して以来、普通に会社員として15~16年、転職を重ねて働いてきました。39歳の時に最後に転職したベンチャー企業が倒産して、そこで初めて挫折を経験しました。さらに同じ頃にプライベートの問題、当時同棲していた彼女に突然振られるということが重なって、いわゆるうつ病になりました。当時うつ病になるとは思っていなかったんですけれど、これはまずいなと思い精神科に行ったら診断されました。いろんな精神科にあたったんですが、薬ではなかなか緩解しないという苦しい時期がありました。

    その時に出会ったのが“真我”です。この本の監修者、佐藤康行先生の講座を受けて私の場合は2,3日でうつ病が緩解しました。精神科に行ったら、抗うつ剤はもう必要ありませんと言われて、お医者さんもびっくりしていました。そこから再発もしていません。

    そして、40歳の時に会社を自分でやってみようと思ったのが起業の最初です。そこから全部うまくいったかというとそうではありません。途中早く儲けようと思って投資詐欺にあったり、そういうお恥ずかしい経験もあります。その時にもまた“真我”に戻ってやったところ、経営姿勢が大きく変わりました。それまでどちらかというと売り上げとか、どうやったら儲かるかを第一に考えていました。今も考えていないわけじゃないんですけどね。ただそれを第一優先ではなくてお客様がちゃんと喜ぶことを考えるようになりました。そして結果的にお客様が増えて、会社設立10年目くらいに、取引先が100社超えて経営は安定しました。

    私は“真我”のおかげで経営をやってこられた経験があるので、これを体験談として発信していきたいと思いこの本を出させていただきました。

     
    有名な経営者が“真我”を学ぶ理由


    坂本:真実の真に我と書いて“真我”。本当の自分という意味ですけれど、これが経営にも大事だよということがこの本に書いてあります。そして、本の監修者で“真我”を教えている佐藤康行先生も、もともとは経営者さんだったんですよね。

     

    山田:経営者としても大成功された方で、年商50億円、社員も700名くらいいました。でも、自分の本当にやりたいことは何だろうと壁にぶつかったことがあり、そのときに出会ったのが“真我”です。最初はレストラン経営をしながら真我の講座もやっていたそうですが、30年前にレストランを辞めて、完全に一本化しました。もともと経営者でいろんな経験があり、そこから生まれたのがこの“真我”で、密接に経営と“真我”が関連しているということが言えます。

     

    坂本:有名な方だと一風堂の河原成美さんとセミナーをやっていますよね。有名な経営者さんもこの“真我”を学ばれている、その一番のポイントは何ですか。

     

    山田:経営戦略とかテクニックももちろん大事なんですが、根本的・長期的に企業を繁栄させていくにはやはり人間関係、特に心のところをちゃんとマネジメントできることが大切です。そのことに皆さんが気付き始めているのだと思います。有名な創業者、京セラの稲森さんが、『心。』というベストセラーを出されていていますが、その中でも“真我”のことが書かれています。

    バブルの頃はそんなに注目されませんでしたが、この10年くらいですかね、リーマンショックや東日本大震災、そんな大きな事件があってからだいぶ経営者の方の意識が心とか目に見えないところに向かっているなあと感じますね。

     

    24 min
  • 山田俊明先生に聞く「人生を変える『本当の感謝』」真我を知ることで“人は心が10割”の理由がわかる!

    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

    今回は、重版も決定した人気の本『人生を変える「本当の感謝」』の著者、山田俊明様をお迎えしています。本当の自分を見つめなおすことで、ビジネスのベースである人間関係のあらゆる悩みを解決する“真我”についてお伝えしています。

    こちらの音声は、Podcastよりお聴きいただけます。

    動画は、下記のYouTubeよりご覧いただけます。

     

    山田 俊明

    一般社団法人 SIA心のゼロ経営プロジェクト代表理事 アクスビー株式会社 代表取締役

    「これからの経営は時代に左右されるノウハウよりも人間関係の構築が最重要」との信念のもと「真我(本当の自分)」という心の法則をベースとした企業経営や人財育成をサポートする専門コンサルタント。 明治大学経営学部を卒業後、野村證券やIRコンサルティング会社等を経て、40歳で起業し、アクスビー株式会社を設立。真我を体現した経営に取り組んだことで、顧客契約企業は100社を超え、創業12年目に新たに一般社団法人SIA心のゼロ経営プロジェクトを発足。真我を企業経営に普及させていくべく活動に取り組んでいる。 2020年11月 初の著書「人生を変える!本当の感謝」を自由国民社より出版。翌月12月に重版。趣味は下町の大衆酒場めぐりとエアピアノ。

     

    自己紹介

    中田:今日はスペシャルゲストをお迎えしております。アクスビー株式会社 代表取締役 山田俊明様です。一般社団法人SIA心のゼロ経営プロジェクト代表理事でもいらっしゃいます。そして、今ジュンク堂さんや三省堂さんで人気の本『人生を変える「本当の感謝」』の著者でもいらっしゃいます。よろしくお願いいたします。

     

    坂本・禰覇・山田:よろしくお願いします。

     

    中田:人は心が10割ということで、本の帯をご紹介させていただきます。“夫婦、両親、兄弟、上司、部下、同僚、友人など、すべての人間関係のあらゆる悩みが解決する。長年溜まった「心のごみ」を捨て、「本当の自分」に出会う。「自分の心の扱い方」の実践書”。坂本先生も禰覇さんも愛読書ということで、その辺も含めて今日はお話を伺いたいと思います。

     

    坂本:山田先生とのお付き合いは7~8年になりますかね。11月に、『人生を変える「本当の感謝」』、心の在り方を解説してくれている本を出版されまして、1か月で重版が決定しました。今非常に売れている本ということで、急遽今回、山田俊明先生にラジオ経営塾にお越しいただき、この辺の経緯をぜひお聞かせいただきたいと思っています。

    ではまず自己紹介からお願いいたします。

     

    山田:現在アクスビーという会社を経営しています。40歳の時に起業、50歳の時に今回のテーマである“真我”本当の自分というテーマをベースとした事業をスタートし、その体験談を本にさせていただきました。今回の真我は私にとって新しい分野、事業ということになりますが、本を出版していろんな方に感想をいただいているので、これをどんどん世の中に広めていきたいと思っています。このラジオをきっかけに僕のことを知っていただければと思っています。よろしくお願いいたします。

     

    人生を変える“本当の感謝”とは

     

    坂本:よろしければ本の内容を教えていただけますか。

     

    山田:タイトルが『人生を変える「本当の感謝」』ということで、感謝の本は今までいろいろ出されていますが、ここで書かれているのはどちらかというと、頭で捉える感謝ではなくて、心から湧きあがる本当の感謝ということなんです。

    じゃあどうやって本当の感謝を体感するのかという時に、“真我”が大きなキーワードになってきます。これは何かというと、この本の監修者、佐藤康行先生がずっとおっしゃっていることなんですが、人間の心は3層構造になっていると。1つ目が顕在意識、頭とか感情とか知識とかというところですね。2つ目が潜在意識、無意識とか過去の記憶、あるいは自分では忘れている知らないくらいの遺伝子の記憶があります。3つ目がそのさらに奥の本当の自分、“真我”です。これを引き出すことによってはじめて本当の感謝が体感できるということを書いています。

    なので、みなさんが考えている感謝とは少し違うかもしれません。イメージされる感謝も大事なことなんですけれど、さらにそのより深いところの本当の感謝が今回のテーマなっています。できるだけそれを具体的に、クリアに、どうやって実践するかということを詳しくお伝えした本になっています。

    今回一般向けではありますが、もともとは私が起業家、経営者ですのでどちらかというと起業家・経営者に向けてメッセージを書いています。内容も一部経営者のエピソードがあり、それこそ坂本先生のエピソードも体験談の中に出てきます。本当の感謝というのはもちろん普通の人間関係にも影響しますが、会社の経営や起業に深く関係してくるのでそこも今日はお伝えできればと思います。

     

    中田:感謝って、仕事でも普段の生活でも大事ということは頭では分かっているんですけどね。

     

    山田:学校の道徳的な教科書とか、両親に感謝しなければならないとか、ご先祖様に感謝しなければならないとか、いわゆるそういった教えもそれはそれで素晴らしいんですけれど、実際の自分の本音とギャップが出てきてしまうとかえって辛いという経験もあります。ですから今までの知識での感謝とは、ちょっと違うというところですね。

     

    中田:知識での感謝と違う、そして3層構造という話も初めてお聞きになる方が多いと思います。

     

    山田:これが本当の感謝っていうのは目に見えないので、こういう場で見せられないというのはあります。一人一人が体感するしかないんですけれど、実際に体感した人が40万人以上います。30年前から佐藤先生が言われていることで、確実にこれは実証されています。しかも今、日本だけではなくて世界中で広まっています。

     

    本当の自分を引き出す心の扱い方

    中田:その感謝のベースにあるのが“真我”、“心の奥底の本当の自分”とおっしゃっていましたけれど、坂本先生がいつもおっしゃっている“志”、“真志命”にも共通するものがあるかと思います。

     

    坂本:実は、山田先生と共著の佐藤先生の講座を私も受けたことがあります。心の底にある本当の自分というものを見つめ直すことで、自分がやりたいことは何なのかが見えてきました。この考えは素晴らしいと思います。皆さんの中に眠っている本来の自分みたいなものですかね、これを引き出す技術がこの本にいっぱい書いてあります。ちなみにその辺、どう引き出すか教えていただけますか。

     

    山田:本当の自分って言葉ではいろんな本で言ってきましたが、じゃあどうやってやるの、というところがみなさん疑問で、大きなハードルでした。今回この本の第2章にその方法を書いています。

    簡単に説明すると、まず“心のごみ出し”という、悩みや、モヤモヤしているものを全部一回吐き出すワークがあります。ごみ出しって日常生活では皆さん普通にやっていることですが、心の中のごみは放置しているか、溜め込んでいます。そうすると、例えば、パワハラや、車のあおり運転、DVとか、いろんな対外的な衝突に繋がります。しまいこんでいると、鬱とか、自分を責めてしまったり、対内的反応にも表れます。なので、まず吐き出すことが必要です。

    吐き出す方法は2つあって、今回この本で紹介しているのは紙に書く方法です。ただの白い紙に思いっきり感情のまま書き出すということです。それを何回かやるだけでかなり心が軽くなります。

    そのうえで、次は過去と向き合って、記憶を書き換えるという言い方をしていますが、その過去の出来事のとらえ方を変えていきます。あとは自分と他人の本当にいいと思うところを書き出していくとか、そういったワークをごみ出しの後にいくつかやります。

    そして最後に感謝の掘り起こしをしますが、これは両親を対象にやることをおすすめしています。両親じゃなきゃダメということはないんですが、両親は私も含めて皆さんの原点だからです。ですからその原点とちゃんと向き合って、両親に感謝しなきゃいけないという頭からの感謝は捨てて、心の底から湧き上がる感謝を掘り起こしていくというワークです。

    これは人によってどうしても時間がかかります。私も父との関係にわだかまりがあって時間がかかりました。でも、感謝の掘り起こしをやることによって、父親への本当の感謝が沸き上がって、父は今亡くなってもういないんですけれど、心の中でちゃんと認められたというのが大きな発見でしたし、それによってはじめて本当の自分を知ることができました。

    このような方法を本の第2章でお伝えしています。紙とペンがあれば自宅で簡単にできます。ただ、ちゃんと時間をとるとか、静かな部屋でやるとか、そういう環境条件はあります。難しい場合は今後私の方でもフォローアップセミナーをやっていく予定です。

     

    中田:坂本先生、感謝の大事さは分かっても、実際にどうやって向き合えばいいか分からない中で、具体的な方法が示されているこの本の役割は大きいですね。

     

    坂本:普段セミナーでお話されている内容が全部盛り込まれているので、この1冊を読んでワークをするだけで、自分が本当にやりたかったことだったり、本来の自分に出会える可能性が増してきます。僕も読ませていただいて素晴らしい本だなと思いました。

     

    中田:禰覇さんも読まれたということで、感想をお聞きしたいですね。

     

    禰覇:本の中に書かれていることが、自分に話しかけてくれているみたいですごく読み易かったです。自分と向き合うのってちょっと怖いなというのがあって、自分にもできるのかな、変われるのかなというところが私の読み始めたときの気持ちでした。でも、本を読み終えたら温かい気持ちになって、このワークをやったらちょっと世界が開けるかもしれないって思えるようになりました。

     

    山田:ありがとうございます。読んでご自身の中で変化があったということを聞いて著者冥利に尽きます。

     

    あらゆる人間関係の問題を解決する“満月の法則”

    禰覇:“人はみんな満月だ”っていう例えがすごくいいなと思いました。ここもできない、あの人に比べてここも劣っている、ここも直さなきゃ、完璧って何だろう、っていうのがずっとあって、自分は欠点がいっぱいあるなっていう認識だったんですよね。でも、そのままの自分がそもそも満月、欠点ではなくて満月なんだよっていう表現がすごく分かりやすかったです。その辺を詳しく聞けたら嬉しいです。

     

    山田:私もそうですけれど、普段どうしても見たものそのままを捉えて、それが一つの真実と思ってしまうところがありますけれど、月でいうと三日月は実態としてはなくて、本当の姿は真ん丸なわけですよね。我々の人間関係もまったく同じことが言えます。自分自身もそうですよね。ちゃんと向き合ったときに見方が変わってくる。例えば、なんか苦手だなって思う人も、ちょっと見方を変えたら素晴らしい方だったということもありますし、自分のここがだめだって思っていたところが、実は長所になってくるということもあります。

    自分の中での満月の捉えが非常に重要で、それによって人の見方が変わってきます。結果的に敵がいなくなりますよね。満月の部分はまさに佐藤先生が『満月の法則』という本も別途書かれていて、特に人間関係に重要なところなのでそこはぜひ実生活にも活かしてもらえたらありがたいですね。

     

    中田:その捉え方一つで例えばビジネスだとクライアント様との関係とか、社内だと上司と部下の関係とか、すべてがいろいろ変わってきますね。

     

    山田:確実に変わってきます。私自身も取引先との関係とか、夫婦関係とか、全部につながっていますから。これがちゃんと実生活で活かせるようになったら人間関係についてはほぼほぼなんの問題も出てこなくなりますね。

     

    中田:坂本先生、ビジネスも人と人との関わりの中で日々動いてくるので、この本は言い換えれば究極のビジネス書でもあるということですよね。

     

    坂本:僕もこの本は多くの経営者さんとか、起業家さんに読んでほしいと思っています。ビジネスの悩みはほとんどが人間関係だと思うんですよね。社内の問題であったり取引先との問題であったり。営業するにしてもお客様との人間関係ですから、ビジネスは基本全部が人間関係でできあがっています。

    親子関係もその根本の部分ですよね。子供が生まれた時に親との関係が最初にできる人間関係ですから、そこをうがった見方というか、否定したりとか、そういう見方で見ていると心にごみが溜まってきます。それをきれいに1個づつ取り除いていきましょうねというのがこの真我の教えで、ぜひ多くの人に読んでほしいと思いますね。

     

    中田:今この場にいる禰覇さんが、今からワークをやられるということなので、ビフォーアフターの伝道者になりえるかもしれないですね。

     

    禰覇:私も自分がどんな風に変われるか楽しみになりました。

     

    山田:自分のちょっとした変化に気づいたらメモをとっておくと、あとから見たときにこんなに変わっているみたいな変化が分かるので、これもまた面白いですし、楽しいですね。

     

    中田:お仕事をしながらもちょっと苦しいなとか転換期だなって時に、一つの指南書として手に取っていただきたい1冊かもしれないですね。

     

    リスナーの方へメッセージ

    坂本:山田さんこれはどういう方に読んでほしいですか?

     

    山田:私が起業家、経営者ということもあり、そういった起業家、経営者向けに書いた本ではあります。でも、人間関係は仕事の全てに関係することなので、ビジネスパーソンの方にも読んでいただきたいですね。

     

    坂本:お仕事されている方は、ぜひこれ読んでいただけると見直しになると思います。相手に感謝するって普段忘れがちになるんですけれど、そこを根本の部分から見直して、ほんとの良い人間関係を作っていくというところでは、僕が自分で書きたくても書けなかった内容の本なので、うちでも参考図書にさせていただこうと思っています。

     

    中田:山田先生、お聞きしたところによると重版が決まったり、セミナーの情報もあるということで最後にお知らせいただいてもよろしいですか。

     

    山田:おかげさまで本の重版が決定しまして、来年1月からこの本に書かれていることを実際に体感していただくためのセミナーも東京、大阪、オンラインでやります。本を読んでからでも、読んでいなくても大丈夫ですので、ぜひ参加して体感していただきたいと思っています。

     

    中田:このラジオは沖縄の放送局から放送しておりますが、県内だとジュンク堂さんや、アマゾンでも購入できますのでぜひ一度手に取っていただきたいですね。

    次週も引き続き山田先生をお迎えして、経営や起業についてお伺いしたいと思います。山田先生、坂本先生、禰覇さんありがとうございました。

     

    坂本・禰覇・山田:ありがとうございました。

    次回:【第105回】坂本憲彦のラジオ起業塾「山田俊明先生に聞く「経営と感謝」の関係性とは?想いと心がビジネスの資本となる!」

    24 min
  • 山田俊明先生に聞く「人生を変える『本当の感謝』」真我を知ることで“人は心が10割”の理由がわかる!
    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

    今回は、重版も決定した人気の本『人生を変える「本当の感謝」』の著者、山田俊明様をお迎えしています。本当の自分を見つめなおすことで、ビジネスのベースである人間関係のあらゆる悩みを解決する“真我”についてお伝えしています。

    こちらの音声は、Podcastよりお聴きいただけます。

    動画は、下記のYouTubeよりご覧いただけます。

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    山田 俊明
    一般社団法人 SIA心のゼロ経営プロジェクト代表理事 アクスビー株式会社 代表取締役
    「これからの経営は時代に左右されるノウハウよりも人間関係の構築が最重要」との信念のもと「真我(本当の自分)」という心の法則をベースとした企業経営や人財育成をサポートする専門コンサルタント。 明治大学経営学部を卒業後、野村證券やIRコンサルティング会社等を経て、40歳で起業し、アクスビー株式会社を設立。真我を体現した経営に取り組んだことで、顧客契約企業は100社を超え、創業12年目に新たに一般社団法人SIA心のゼロ経営プロジェクトを発足。真我を企業経営に普及させていくべく活動に取り組んでいる。 2020年11月 初の著書「人生を変える!本当の感謝」を自由国民社より出版。翌月12月に重版。趣味は下町の大衆酒場めぐりとエアピアノ。
     
    自己紹介


    中田:今日はスペシャルゲストをお迎えしております。アクスビー株式会社 代表取締役 山田俊明様です。一般社団法人SIA心のゼロ経営プロジェクト代表理事でもいらっしゃいます。そして、今ジュンク堂さんや三省堂さんで人気の本『人生を変える「本当の感謝」』の著者でもいらっしゃいます。よろしくお願いいたします。

     

    坂本・禰覇・山田:よろしくお願いします。

     

    中田:人は心が10割ということで、本の帯をご紹介させていただきます。“夫婦、両親、兄弟、上司、部下、同僚、友人など、すべての人間関係のあらゆる悩みが解決する。長年溜まった「心のごみ」を捨て、「本当の自分」に出会う。「自分の心の扱い方」の実践書”。坂本先生も禰覇さんも愛読書ということで、その辺も含めて今日はお話を伺いたいと思います。

     

    坂本:山田先生とのお付き合いは7~8年になりますかね。11月に、『人生を変える「本当の感謝」』、心の在り方を解説してくれている本を出版されまして、1か月で重版が決定しました。今非常に売れている本ということで、急遽今回、山田俊明先生にラジオ経営塾にお越しいただき、この辺の経緯をぜひお聞かせいただきたいと思っています。

    ではまず自己紹介からお願いいたします。

     

    山田:現在アクスビーという会社を経営しています。40歳の時に起業、50歳の時に今回のテーマである“真我”本当の自分というテーマをベースとした事業をスタートし、その体験談を本にさせていただきました。今回の真我は私にとって新しい分野、事業ということになりますが、本を出版していろんな方に感想をいただいているので、これをどんどん世の中に広めていきたいと思っています。このラジオをきっかけに僕のことを知っていただければと思っています。よろしくお願いいたします。

     
    人生を変える“本当の感謝”とは
     



    坂本:よろしければ本の内容を教えていただけますか。

     

    山田:タイトルが『人生を変える「本当の感謝」』ということで、感謝の本は今までいろいろ出されていますが、ここで書かれているのはどちらかというと、頭で捉える感謝ではなくて、心から湧きあがる本当の感謝ということなんです。

    じゃあどうやって本当の感謝を体感するのかという時に、“真我”が大きなキーワードになってきます。これは何かというと、この本の監修者、佐藤康行先生がずっとおっしゃっていることなんですが、人間の心は3層構造になっていると。1つ目が顕在意識、頭とか感情とか知識とかというところですね。2つ目が潜在意識、無意識とか過去の記憶、あるいは自分では忘れている知らないくらいの遺伝子の記憶があります。3つ目がそのさらに奥の本当の自分、“真我”です。これを引き出すことによってはじめて本当の感謝が体感できるということを書いています。

    なので、みなさんが考えている感謝とは少し違うかもしれません。イメージされる感謝も大事なことなんですけれど、さらにそのより深いところの本当の感謝が今回のテーマなっています。できるだけそれを具体的に、クリアに、どうやって実践するかということを詳しくお伝えした本になっています。

    今回一般向けではありますが、もともとは私が起業家、経営者ですのでどちらかというと起業家・経営者に向けてメッセージを書いています。内容も一部経営者のエピソードがあり、それこそ坂本先生のエピソードも体験談の中に出てきます。本当の感謝というのはもちろん普通の人間関係にも影響しますが、会社の経営や起業に深く関係してくるのでそこも今日はお伝えできればと思います。

     

    中田:感謝って、仕事でも普段の生活でも大事ということは頭では分かっているんですけどね。

     

    山田:学校の道徳的な教科書とか、両親に感謝しなければならないとか、ご先祖様に感謝しなければならないとか、いわゆるそういった教えもそれはそれで素晴らしいんですけれど、実際の自分の本音とギャップが出てきてしまうとかえって辛いという経験もあります。ですから今までの知識での感謝とは、ちょっと違うというところですね。

     

    中田:知識での感謝と違う、そして3層構造という話も初めてお聞きになる方が多いと思います。

     

    山田:これが本当の感謝っていうのは目に見えないので、こういう場で見せられないというのはあります。一人一人が体感するしかないんですけれど、実際に体感した人が40万人以上います。30年前から佐藤先生が言われていることで、確実にこれは実証されています。しかも今、日本だけではなくて世界中で広まっています。

     
    本当の自分を引き出す心の扱い方


    中田:その感謝のベースにあるのが“真我”、“心の奥底の本当の自分”とおっしゃっていましたけれど、坂本先生がいつもおっしゃっている“志”、“真志命”にも共通するものがあるかと思います。

     

    坂本:実は、山田先生と共著の佐藤先生の講座を私も受けたことがあります。心の底にある本当の自分というものを見つめ直すことで、自分がやりたいことは何なのかが見えてきました。この考えは素晴らしいと思います。皆さんの中に眠っている本来の自分みたいなものですかね、これを引き出す技術がこの本にいっぱい書いてあります。ちなみにその辺、どう引き出すか教えていただけますか。

     

    山田:本当の自分って言葉ではいろんな本で言ってきましたが、じゃあどうやってやるの、というところがみなさん疑問で、大きなハードルでした。今回この本の第2章にその方法を書いています。

    簡単に説明すると、まず“心のごみ出し”という、悩みや、モヤモヤしているものを全部一回吐き出すワークがあります。ごみ出しって日常生活では皆さん普通にやっていることですが、心の中のごみは放置しているか、溜め込んでいます。そうすると、例えば、パワハラや、車のあおり運転、DVとか、いろんな対外的な衝突に繋がります。しまいこんでいると、鬱とか、自分を責めてしまったり、対内的反応にも表れます。なので、まず吐き出すことが必要です。

    吐き出す方法は2つあって、今回この本で紹介しているのは紙に書く方法です。ただの白い紙に思いっきり感情のまま書き出すということです。それを何回かやるだけでかなり心が軽くなります。
    24 min
  • 経営の方法は十人十色!大切なのは「信念に対する想い」事業継続で変えてはいけない部分、変えてよいものとは?

    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

    今回は2020年の振り返りをしながら、長く続く経営の方法について坂本憲彦氏に答えて頂きます。ゲストに来ていただいた経営者様のお話を通して、経営者に大切な“信念”のビジネスと、事業継承についてお伝えしています。

    こちらの音声は、Podcastよりお聴きいただけます。

    動画は、下記のYouTubeよりご覧いただけます。

    経営者の物語から学ぶ“信念”のビジネス

    中田:今年はたくさんのゲストの方に来ていただきました。今年最後の放送となる本日は、振り返りをしながら、印象に残ったゲストの方のお話をシェアしていきたいと思います。

    坂本先生いかがですか。

     

    坂本:今年からラジオ経営塾というかたちでスタートして、沖縄の地元の経営者さんもそうですし、立志財団の中で活躍している経営者さんにもご参加いただきました。コロナの時代なので、ビジネスモデルが変化したり、経営状況が変わったという方も多くいらっしゃいましたが、皆さんに共通していたのは、信念を持っているということです。

    沖縄電子の宮城社長やエーツーサインの永吉社長にも出ていただき、2人も会社に対する想いや理念を大事にされていましたし、立志財団の中で来ていただいた方々も自分たちの信念というものを大事にしていました。そんな経営者さんの生の声を聞けたことは学びになりました。

     

    中田:キーワードは“信念”、先生がよく言われる“志”が固いんだな、深いんだなということを私も感じました。

     

    坂本:軸の部分をしっかり持たれている方が、こういう変革の時代も残っていくと思いました。

     

    中田:これはほんと共通点ですね。この時代の流れもありますけれど、志経営をされている経営者様が、すごく頑張っていらっしゃると確かに思いましたね。

    禰覇さんは印象的だった経営者さんはいらっしゃいましたか。

     

    禰覇:女性の起業経営のビジネスを応援されている飯田優子さんですね。飯田さんご自身が独立されたという一つのかたちを見せてもらったことが印象的でした。男性と視点が違うということもあったので、女性が起業していく上での学び、気を付けるべきことなど、私は目からうろこで吸収するものがいっぱいありました。

     

    中田:分かります。今年は女性の経営者様にも何人もご参加いただきました。確かに男性の経営者様とは違う、ソフトでしなやかな強さみたいな、でも志は強いと感じました。

     

    禰覇:そうですね。やっぱり皆さん想いにしっかり芯があるというか、伝わってくるものが大きかったなと思います。それがあるからこそいろんなことをやりつつも軸がぶれないなと感じました。

     

    中田:今20代の禰覇さんからすると、今年のラジオのゲストさんはいろんなロールモデルにお会いできたという感じですかね。

     

    禰覇:まさにそうですね。世代が違ったり、やっていらっしゃる事業も全く違ったりする中で、こういうやり方があるんだとか、こういう考え方があって、どういう風にそのきっかけに辿り着いたとか、話を聞いて初めて知ることがいっぱいあったので、いろんな人の物語をみれたいい機会でした。

     

    成功者が実践している音声から学ぶ経営

    坂本:こういう起業家さん、経営者さんの生の声を聞けることは、本当に学びになると思います。ご興味がある方はぜひ、ホームページを見ていただくと過去の音声も聞けます。成果を出している人の考え方に触れることはすごく大事だと思います。

    僕は昔、音声学習をやっていました。いろんな講演やセミナーの音声を、通勤中に流して聞くんです。アメリカの経営者で成功している人は、車の中で講演の音声をよく聞くと言われています。流し聞きするだけでも自分の潜在意識に入ってきて、そういう考え方に合わさっていくということがあります。今回僕もいろんな方とお話をさせていただいて、刺激を頂きました。

     

    中田: 先生がおっしゃった通りで、実際に今、命を懸けて経営をやっていらっしゃる方の一言一言がすごく重い、宝石のような言葉というか。今悩んでいる人が聞いたり、私達もそうなんですけれど、勇気をもらえる話題が多かったなと思います。

     

    禰覇:機会がないとこうやっていろんな人の声を聞くことはなかなかないので、ぜひ皆さんに何度でも聞いてもらいたいですね。

     

    中田:今起業しようかなと思っていたり、起業3年目の悩んでいらっしゃる方、あと今回は2代目事業承継の思い出を話された社長さんもいらっしゃいました。アーカイブごとにまとめられているので、ロールモデルから見通しを学ぶという意味でも、ぜひこの番組をご利用いただければと思います。

     

    創業社長に学ぶ長く続く経営の方法

    坂本:僕は別のところでもう一つ、創業者倫理塾という企画をやっていて、そこでもいろいろな経営者さんのお話を聞かせていただいています。そこで今回、創業して50年くらいの会社の社長さん、いわゆる創業社長さんのお話を何人か聞かせていただきました。皆さんだいたいおっしゃっていたのが、7,8年くらいで事業が変わってくるということです。今回のコロナ危機もそうですけれど、その前はリーマンショックがあったり、バブル崩壊があったり、いろんな節目節目でこういう大きな転換点ってくるんですよね。そういう転換期や会社のビジネスモデルに合わせていく時に、皆さん会社をつくり変えているとおっしゃっていました。

    事業をやっていく時に、立ち上げの時期は大変ですけれど、立ち上げてから7,8年経つことでまたリニューアルをしていく、つくり変えていく。会社は生き物であるという認識をしていく必要があると思います。我々が年齢を重ねると変化するように、会社も人の集まりなので変化してくるというところです。どういう変化をさせていけばいいのか、どういうヒントがあるかということを、いろんな方の成功談とか失敗談を聞くことで参考になると思います。僕もヒントをいろいろ学ばせていただきました。

     

    中田:先生は指導者であって、経営者でもいらっしゃいます。今年もいろんな出会いや学びの機会をご自身で準備されていたということで、印象的だった方との出会いはありましたか。

     

    坂本:僕が一番印象的だったのは、創業者倫理塾でインタビューをさせていただいた、リブランの鈴木会長です。一代で50年続く不動産の会社をつくられました。その社長さんが、不動産の会社もだいたい7,8年経ったらつぶれるとおっしゃっていました。不動産は稼ぐ額が大きいので景気が良いときは一気に上がっていきますが、景気が下降局面に入ったときにマイナスの方も大きくなる可能性が高いんです。そこで事業を生まれ変わらせているということでした。

    今は2代目の息子さんが事業承継をされていますが、そういう社長さんも理念が大事だとおっしゃっています。社員さんには“会社に出社するんじゃなくて地域に出社しろ”と言っている、こういう他者を大事にしている会社さんが今後は残っていくんだろうなと思います。

    単に私利私欲で自社だけが儲けたいという会社は2,3年はいいと思うんですよね。売り切って、逃げ切ってみたいな感じのビジネスモデルもあると思うんですけど、このコロナで見直されているのが日本型の経営、従来型の経営です。今までの西洋型の経営、資本主義が大きいアメリカだと、企業の平均寿命が15年で、30年もたないと言われています。結局、利益を出すところだけに目がいってビジネスモデルを吸い尽くしてしまいます。それがこのコロナで、今まで経済一辺倒だった価値観が命の大事さに気づかされました。これからの起業経営というのは単に自社の利益だけじゃなくて、社員はもちろん地域とか国とか世界に貢献できる、そういう事業になっているかが長く発展していく上で大事だと思いました。

     

    事業承継で変えていくものと変えてはいけないもの

    中田:先生のお話から思い出したことをお話しても大丈夫ですか。このラジオはコミュニティFM那覇、沖縄県から発信されていますけれど、離島である沖縄県は人口が少なくて、その中で一代目の社長様が高齢化して事業承継が難しいケースが多いと伺いました。問題はその一代で終わってしまうこともですが、その地域にその業種のサービスが1店舗しかなくてそこが閉業してしまうことです。事業承継は会社のみの問題ではなくて、地域に対する会社、経営者が果たす役割もあると思います。この問題は、人口が少ないところ、高齢化しているところほど多かったりするので、会社や経営が地域に果たす役割は今後大きくなってくると感じたお話でした。

     

    坂本:沖縄は戦後の復興世代の方々が、今まで会社経営や起業の主流になっていたと思いますが、2代目3代目と引き継ぐときの課題があると思います。変えていく部分と変えてはいけない部分を考えることです。今はネットが普及したり、やり方もいろいろ変わっているので、変えていく部分は時代に合わせて。全部変えてしまうと本来持っていた良さもなくなってしまうので、創業時の想いや、人のためにやりたいとか、そういう想いは変えずに。そういったところを今後2代目3代目の方にもお伝えできるといいかなと思います。

     

    中田:志を委譲するという感じですかね。

     

    坂本:うまく受け継いでいけるといいなと思っています。一つ例で、ゲストに来ていただいた、おじいちゃんが和菓子屋さんの金子さん。お父さんの代まで受け継いだ後廃業して、ご自身は企業研修をされています。金子さんは和菓子屋さんをすごく継ぎたかったらしいんですけれど継げなかったと伺いました。そこで、おじいちゃんやお父さんの想いは継げるのではないですかというお話をしました。和菓子を通じてどういう人に貢献したかったか、そういう想いを継いで、今の自分の仕事に活かされるといいんじゃないですかとお伝えしたら、腑に落ちていたようでした。ビジネスモデルが変わったとしても、先代の想いを受け継いでいく。今の世代の人達は今のかたちのビジネスモデルにその想いを合わせて変えてやっていくのが大事かなと思います。

     

    中田:想いと志は変わらずに受け継いで、時代の流れの中でビジネスモデルの工夫が必要。情報は新しいものをキャッチしながら更新をし続けていく、学び続けていくという努力が大事ですね。

     

    坂本:そういう事業承継を今後伝えていきたいと思っています。事業承継はどうしても世代間の対立になったりするんですけれど、その受け継ぐ部分と変える部分をどちらもしっかり明確になるといいのかなと思いますね。

     

    2021年の立志財団

    中田:お会いになった経営者様や、今年の学びで印象的だったところをシェアいただきました。

    先生ご自身の今年の気づきの中で、自分の時間をいか捻出するか、ということをおっしゃっていましたが、これはまた来年の新しい課題になるんでしょうか。

     

    坂本:僕はまだ45歳なので後継者というのはまだこれからの状況ですが、そこも見据えたいと思っています。この立志財団を立ち上げさせていただいたのも、志をもった起業家の育成を僕の代で終わらせたくないというのがあります。そのためにも次のリーダーを育てていかなければと考えています。今までは僕一人が頑張ってがむしゃらにやっていた部分があったんですけれど、これからはどんどん次の世代の方々にリーダーとして頑張ってほしいと思っているので、僕の代わりにやっていけるような方々を育成することを目標にして来年はやっていきたいと思っています。

     

    中田:そのために時間を捻出する、クリエイティブな時間を増やしていくということですね。

     

    坂本:時間がないと考える作業ができないので、そこを中心にやっていくというかたちですかね。

     

    中田:ぜひ先生が取り組まれている内容をシェアしていただけると私たちは多くの学びになります。

     

    坂本:ぜひ僕も自分が体験したこと、経験したことを皆さんにシェアしていきたいと思います。上手くいったこと、いかないことをいろいろアドバイスさせていただいているので、自分がまず実践しないと、というところがあります。その実践を皆さんにシェアしていきたいと思います。

     

    中田:禰覇さんに、坂本先生の大好きなポイントは何ですかと聞いたら、転んじゃったこと、すべっちゃったこともかっこつけることなく全部開示してくれることだって。これは定評がありますよね。

     

    坂本:ありがとうございます。僕のタイプとしては先に行って皆さんの前に転んで、転んだことが皆さんの参考材料になればいいかなと思っています。器用になんでもできればいいんですが不器用なので。こうやったら失敗するんだよって身をもって体験をして、それをシェアさせていただきながら、皆さんはなるべく転ばないようにしていただけたらと思います。

     

    中田:禰覇さん、来年の坂本先生とのお話がより楽しみになりましたね。

     

    禰覇:なりましたね。失敗も成功も聞けると疑似体験じゃないけど、頭の中でなるほどと思うので、すごい参考にさせていただいています。

     

    坂本:ありがとうございます。ぜひ参考にしていただけたらと思います。

     

    中田:FM那覇ラジオ経営塾のアーカイブでも、多くの経営者様の声を学びのひとつ、そしてモチベーションのひとつとしてお聞きいただくことができます。坂本憲彦のネット検索でもいろんな情報、Facebook等々で、立志財団が出てまいります。ぜひこの年末年始のお休みにご自身の大事な時間として学びのお時間をもっていただけたらうれしいなと思います。

    改めまして、坂本先生、禰覇さん、2020年多くのことがありましたが、ありがとうございました。

     

    次回:山田俊明先生に聞く「人生を変える『本当の感謝』」真我を知ることで“人は心が10割”の理由が分かる!

    24 min
  • 経営の方法は十人十色!大切なのは「信念に対する想い」事業継続で変えてはいけない部分、変えてよいものとは?
    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

    今回は2020年の振り返りをしながら、長く続く経営の方法について坂本憲彦氏に答えて頂きます。ゲストに来ていただいた経営者様のお話を通して、経営者に大切な“信念”のビジネスと、事業継承についてお伝えしています。

    こちらの音声は、Podcastよりお聴きいただけます。

    動画は、下記のYouTubeよりご覧いただけます。

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    経営者の物語から学ぶ“信念”のビジネス


    中田:今年はたくさんのゲストの方に来ていただきました。今年最後の放送となる本日は、振り返りをしながら、印象に残ったゲストの方のお話をシェアしていきたいと思います。

    坂本先生いかがですか。

     

    坂本:今年からラジオ経営塾というかたちでスタートして、沖縄の地元の経営者さんもそうですし、立志財団の中で活躍している経営者さんにもご参加いただきました。コロナの時代なので、ビジネスモデルが変化したり、経営状況が変わったという方も多くいらっしゃいましたが、皆さんに共通していたのは、信念を持っているということです。

    沖縄電子の宮城社長やエーツーサインの永吉社長にも出ていただき、2人も会社に対する想いや理念を大事にされていましたし、立志財団の中で来ていただいた方々も自分たちの信念というものを大事にしていました。そんな経営者さんの生の声を聞けたことは学びになりました。

     

    中田:キーワードは“信念”、先生がよく言われる“志”が固いんだな、深いんだなということを私も感じました。

     

    坂本:軸の部分をしっかり持たれている方が、こういう変革の時代も残っていくと思いました。

     

    中田:これはほんと共通点ですね。この時代の流れもありますけれど、志経営をされている経営者様が、すごく頑張っていらっしゃると確かに思いましたね。

    禰覇さんは印象的だった経営者さんはいらっしゃいましたか。

     

    禰覇:女性の起業経営のビジネスを応援されている飯田優子さんですね。飯田さんご自身が独立されたという一つのかたちを見せてもらったことが印象的でした。男性と視点が違うということもあったので、女性が起業していく上での学び、気を付けるべきことなど、私は目からうろこで吸収するものがいっぱいありました。

     

    中田:分かります。今年は女性の経営者様にも何人もご参加いただきました。確かに男性の経営者様とは違う、ソフトでしなやかな強さみたいな、でも志は強いと感じました。

     

    禰覇:そうですね。やっぱり皆さん想いにしっかり芯があるというか、伝わってくるものが大きかったなと思います。それがあるからこそいろんなことをやりつつも軸がぶれないなと感じました。

     

    中田:今20代の禰覇さんからすると、今年のラジオのゲストさんはいろんなロールモデルにお会いできたという感じですかね。

     

    禰覇:まさにそうですね。世代が違ったり、やっていらっしゃる事業も全く違ったりする中で、こういうやり方があるんだとか、こういう考え方があって、どういう風にそのきっかけに辿り着いたとか、話を聞いて初めて知ることがいっぱいあったので、いろんな人の物語をみれたいい機会でした。

     
    成功者が実践している音声から学ぶ経営


    坂本:こういう起業家さん、経営者さんの生の声を聞けることは、本当に学びになると思います。ご興味がある方はぜひ、ホームページを見ていただくと過去の音声も聞けます。成果を出している人の考え方に触れることはすごく大事だと思います。

    僕は昔、音声学習をやっていました。いろんな講演やセミナーの音声を、通勤中に流して聞くんです。アメリカの経営者で成功している人は、車の中で講演の音声をよく聞くと言われています。流し聞きするだけでも自分の潜在意識に入ってきて、そういう考え方に合わさっていくということがあります。今回僕もいろんな方とお話をさせていただいて、刺激を頂きました。

     

    中田: 先生がおっしゃった通りで、実際に今、命を懸けて経営をやっていらっしゃる方の一言一言がすごく重い、宝石のような言葉というか。今悩んでいる人が聞いたり、私達もそうなんですけれど、勇気をもらえる話題が多かったなと思います。

     

    禰覇:機会がないとこうやっていろんな人の声を聞くことはなかなかないので、ぜひ皆さんに何度でも聞いてもらいたいですね。

     

    中田:今起業しようかなと思っていたり、起業3年目の悩んでいらっしゃる方、あと今回は2代目事業承継の思い出を話された社長さんもいらっしゃいました。アーカイブごとにまとめられているので、ロールモデルから見通しを学ぶという意味でも、ぜひこの番組をご利用いただければと思います。

     
    創業社長に学ぶ長く続く経営の方法


    坂本:僕は別のところでもう一つ、創業者倫理塾という企画をやっていて、そこでもいろいろな経営者さんのお話を聞かせていただいています。そこで今回、創業して50年くらいの会社の社長さん、いわゆる創業社長さんのお話を何人か聞かせていただきました。皆さんだいたいおっしゃっていたのが、7,8年くらいで事業が変わってくるということです。今回のコロナ危機もそうですけれど、その前はリーマンショックがあったり、バブル崩壊があったり、いろんな節目節目でこういう大きな転換点ってくるんですよね。そういう転換期や会社のビジネスモデルに合わせていく時に、皆さん会社をつくり変えているとおっしゃっていました。

    事業をやっていく時に、立ち上げの時期は大変ですけれど、立ち上げてから7,8年経つことでまたリニューアルをしていく、つくり変えていく。会社は生き物であるという認識をしていく必要があると思います。我々が年齢を重ねると変化するように、会社も人の集まりなので変化してくるというところです。どういう変化をさせていけばいいのか、どういうヒントがあるかということを、いろんな方の成功談とか失敗談を聞くことで参考になると思います。僕もヒントをいろいろ学ばせていただきました。

     

    中田:先生は指導者であって、経営者でもいらっしゃいます。今年もいろんな出会いや学びの機会をご自身で準備されていたということで、印象的だった方との出会いはありましたか。

     

    坂本:僕が一番印象的だったのは、創業者倫理塾でインタビューをさせていただいた、リブランの鈴木会長です。一代で50年続く不動産の会社をつくられました。その社長さんが、不動産の会社もだいたい7,8年経ったらつぶれるとおっしゃっていました。不動産は稼ぐ額が大きいので景気が良いときは一気に上がっていきますが、景気が下降局面に入ったときにマイナスの方も大きくなる可能性が高いんです。そこで事業を生まれ変わらせているということでした。

    今は2代目の息子さんが事業承継をされていますが、そういう社長さんも理念が大事だとおっしゃっています。社員さんには“会社に出社するんじゃなくて地域に出社しろ”と言っている、こういう他者を大事にしている会社さんが今後は残っていくんだろうなと思います。

    単に私利私欲で自社だけが儲けたいという会社は2,3年はいいと思うんですよね。売り切って、逃げ切ってみたいな感じのビジネスモデルもあると思うんですけど、このコロナで見直されているのが日本型の経営、従来型の経営です。今までの西洋型の経営、資本主義が大きいアメリカだと、企業の平均寿命が15年で、30年もたないと言われています。結局、利益を出すところだけに目がいってビジネスモデルを吸い尽くしてしまいます。それがこのコロナで、...
    24 min
  • 起業塾のゴールは起業ではなく「やりたいことを実現すること」コロナ時代で大きく変わった働き方の価値観

    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

    起業をしてもしなくても、働き方のゴールは人それぞれ。今回は起業家もビジネスマンも人生を豊かにする働き方について坂本憲彦氏に答えて頂きます。仕事との向き合い方が変わる志、自分の世界を広げてくれる人との繋がりについてお伝えしています。

    こちらの音声は、Podcastよりお聴きいただけます。

    動画は、下記のYouTubeよりご覧いただけます。

    起業だけがゴールじゃない!坂本立志塾とは

    中田:怒涛の2020年でしたが、本日は今年の振り返りをしたいと思っています。よろしくお願いします。

    坂本先生、起業家教育で長年多くの生徒さんを排出されていますが、改めて、起業塾の内容や期間、今年はどういう生徒さんが利用されて、どういうドラマがあったのかということをお聞きしたいと思っています。主宰されている起業塾のご紹介をしていただけますか。

     

    坂本:私たちがやっているのは“坂本立志塾”という起業塾です。期間は6か月間で、月2回の講義と個別で指導を行っています。“志から事業をつくる”というコンセプトで、その方が本当にやりたいことを見つけて、それをかたちにしていくという内容です。

    2020年良かったことは、運営しているコミュニティの会員が、年始に約85名だったのが、現在は110名になりました。会員の方が増えていることはありがたいところです。

    一方で課題も感じています。志は定まったけれど具体的にかたちにしていく時、現実でビジネスをつくっていく時に、僕が思っていた以上にハードルがあることに気づきました。志から収益に繋げていくところを改善していく2020年だったと思います。

     

    中田:面白いと思うのが、この起業塾を受けられた全ての方が起業しているわけではないですよね。禰覇さんは起業塾を受講されたお一人ですが、今の禰覇さんのように会社に勤めている方もいらっしゃいますよね。

     

    坂本:僕は全員のゴールが起業や会社をつくることではないと思っています。大事なのは自分がやりたいことを実現することです。それが会社でできるなら、そんなに素晴らしいことはないと思います。ただ、会社でできないときに転職という選択肢があったり、転職しても自分のやりたいことができていないという時に、はじめて起業の選択肢が出てくるかなと。そういう選択肢を皆さんに手に入れてほしいと思います。

    今回コロナになって副業がより一般化されてきたと感じています。今までも副業解禁の流れはありましたが、このコロナでそれが一気に加速しました。一つの会社でずっと働き続けることが価値観として難しい時代に入ってきたので、一人一人が自分でビジネスをつくれる能力を持っているかいないかは、大きな差になると感じました。

     

    中田:私はすごくそこが印象的です。会社に勤めながら起業塾を卒業された方の多くが、働くことへの意識が変わったとおっしゃっています。“起業したいから起業塾”だけではないんですね。

    禰覇さんもその一人ですよね。禰覇さんは今年、会社を変わったということで、そのあたりの振り返りコメントもお聞きしたいなと思っています。

     

    禰覇:私自身は会社を変えて、いろいろあった2020年でした。

    塾を終えて志は立った、でもその後自分の事業をどうしようかという時に立志財団のコミュニティを活用しました。楽しいし、いろんな人に会える。この財団の方は本当にいろいろな事業をしている方がいらっしゃるので、そういう方とお話をするだけでも自分のやりたいことがまた定まっていく。これもやってみよう、あれもやってみようと意識が変わっていったので、仕事とは別にそういう時間を大事にしたいと思いました。

     

    自分の可能性を広げるコミュニティ

    中田:今音声だけ聞かれている方は禰覇さんの年齢が分からないと思いますが、まだほんと若くてキュートなんですよね。若い時にこの学びに会って、仕事の仕方が変わったり人間関係が広がっていくって、すごくかけがえのないことだなと思います。先生これは起業塾を受けた方の大きな恵ですね。

     

    坂本:人との出会いはすごく大事だと思います。指導をしていて、自分の世界、小さい世界しか知らない人が多いと感じます。日々会社と自宅の行き帰りだけで、たまに趣味に出るくらいの生活だと、仕事のことや自分のやっている世界は分かるんですけれど、それ以外のところとあまり接点がないんですよね。営業の仕事だといろんな会社に行くので、世界が広がる場合もあるんですけれど、多くの人は自分の小さい世界を全てだと思ってしまっていると思います。

    今年私たちの起業塾でも、周りの人と1on1という1対1で話すことを推奨しました。これをすることで、ちゃんと相手の仕事であったり、その人の想いや志みたいなところを聞くことができて、こんな考え方があるんだなとか、こんな仕事のやり方があるんだなというパターンが増えてくるんです。

    そうすると、仕事のやり方も、ビジネスの作り方も、決して一つではないと分かる。これを知るってすごく大事だと思います。人は何をやったらいいか分からない、手詰まりになった時が苦しいんですよ。

    どう改善していいか分からないという時に、別のやり方もあるかもしれない、あの人に聞いたら何か教えてくれるかもしれない、という選択肢をいっぱい持っているかどうかで、人生の幅は広がります。それをこの1年やってよかったなと思うところですね。

     

    中田:ビジネススクールや起業塾を含めて、トップダウンで学ぶ機会は多くても、卒業生同士や学んでいる仲間同士がいろんなことをシェアできるところはなかなかないと思うので、これも一つの財産ですね。禰覇さんもご利用されて人脈を広げられているということで、そのあたりいかがですか。

     

    禰覇:私は最初すごく苦手で、できるかなという不安のスタートでした。でも、やり始めたら得るものが大きすぎて、しかも楽しいという気づきがあって、そこからどんどんやり始めたという経緯があります。

     

    坂本:得るものが大きすぎたというのはどういうものがあったんですか。

     

    禰覇:先ほど坂本先生がおっしゃっていたように、自分だけの思考じゃなくて、いろんな人の頭の中をのぞけるというか、自分の考えだけで凝り固まっていたところに新しい視点をもらえることです。人と話すことでいい刺激をもらえたり、言葉に出すことで改めて自分はこんな風に思っていたんだって気づくこともありました。1on1をやればやるほど、やりたいことに向かっていくスピードが上がっていく実感がありました。

     

    坂本:意外とみんな人と話していないんだなというところで、他の人がどんな仕事をしているかって知らなかったりするんですよね。そこを聞いたり掘り下げたりすることで、自分の引き出しが増えてきます。

    僕は今年の後半に入ってから“100という数字を超えましょう”と話をしています。100人と会うとか、100人に自分の想いを話すとか。100という数字はマジックナンバーなので、そこを超えると自分の中で進化や成長が起こってきます。100人と話すって意識をしないとやらないので、世界観や価値観が豊かになってきますよね。

     

    中田:100人と話す環境をつくることはなかなか難しいですよね。それが、志の起業をしたい、経営をしたい、ビジネスをしたいという一つの純度の高い想いの中でつながっていく、貴重なコミュニティですね。

     

    坂本:すごく価値があると思っています。立志財団に集まってくれる人たちは良い方が多いと感じています。ビジネスとか起業、経営というと、外の世界だと良くない人もいるわけです。悪く言うと騙してやろうとか、奪い取ってやろうという人もいます。

    この立志財団というコミュニティは“志でつながる”がキーワードです。要は人に与える貢献の精神がある方が来てくれているので、安心できる環境だと思います。

     

    中田:受け取る側の人ではなくて与えて貢献する方がほとんどというか、ほぼ全員ということで、禰覇さんそういう環境で学べた今年でしたね。

     

    禰覇:人間関係は会社でつくられてしまう中で、自分がそこに身を置くことで環境を変えることができるので、私にとっては本当にありがたく使わせていただいています。

     

    夢の応援で会社も育つ

    中田:前半のお話だと、ご自身のやりたいことがあって、そのためのスキルを得て、貢献するために転職をしたということでしたよね。

     

    禰覇:会社には感謝していて、私は最初の面接のときに、起業をしたいということをお伝えしているんです。仕事は週に5日行っていますが、会社もやりたいことを応援してくれるという姿勢です。仕事で学べる部分もあるし、やりたいことを応援してくれる会社があるってすごくありがたいと感じています。

     

    坂本:会社さんも応援してくれているのは素晴らしいと思います。今後、企業側も社員をずっと縛っておくことは難しいのかなと思います。今はそれよりもやりたいことを認めることで、社員が外で頑張ってきたことが会社の中でも活かされると思うんですよね。それが本当の意味での人の育成に繋がってくると思います。

     

    中田:私も仕事で採用面接をさせていただくんですけど、起業したいとか夢がある社員さんとも出会いがあります。そこを採用して一緒に仕事をしていくって、経営者サイドからしてもすごくドラマチックなこと、エネルギーが出ることだと思いませんか。

     

    坂本:社員が夢を叶えるというのは会社にもいいことだと思います。社員が育ってくると、辞めて一時的には人手不足になるかもしれませんが、どこかで会社に還元されてきます。

    辞めた社員さんが“あそこの会社ではお世話になった”と言ってくれるかどうかは大きくて、“あの会社最悪だった”と言われるとマイナスのブランディングが溜まっていきます。会社の調子が良いときはいいですが、悪くなった時にそういうのは目に見えてきて、人を採用できないことにも繋がる可能性があります。

     

    “志”で変わる働き方

    中田:経営者様はもともと経営者スピリッツがありますが、一緒に仕事をする社員さんにも大事ですね。今一社員として仕事をしているけれど次に何かを見つけたい、何をすればいいんだろう、という方にも、先生がやっていらっしゃるこの起業塾、ぜひご参加いただきたい学びの場です。

     

    坂本:サラリーマンを続けるにしても、志を持っている人とそうでない人とでは大きな差が出ます。最初は起業目的で塾に来たけれど、結局今の仕事を頑張ることが自分の役割だと気づく場合もあります。そのような人も、志を持って働くことで会社の成績が上がった方は多いんですよ。

    ある方は保険会社で出世して今は営業所長で活躍されていらっしゃいますし、ある方は転勤になった地方の営業所を全国2位の営業成績に伸ばした、という成果を出されています。今の仕事をするにしても志を持っているか持っていないかで全然成果が違うので、そういうサラリーマンを増やしたいなと思います。

     

    中田:組織の中にいても、起業経営しているとしても、プロフェッショナルでありたいというモチベーションの差は人生を大きく変える要素ですよね。

     

    坂本:志を持つとただ雇われているだけではなくなります。ただお金のために働くことは、数年、長くても5年くらいまではいいと思いますが、10年、20年、それで終わってしまうのは、僕は人生として寂しいのかなと思います。自分がやりたいことの実現を会社でもできたら素晴らしいですし、会社でできない時に自分でやるという選択肢になった時、助けになれればと思っています。

     

    成長しあえる仲間

    中田:今年はコロナで働き方が変わり、場合によっては勤めている企業に余波が出たり、起業されている方、経営者様に関しても影響が出ていると思います。だからこそ大事な志をしっかり導き出して進んでいくのが、来年特に大事かもしれないですね。

    でも禰覇さん、なかなか一人では難しいですよね。

     

    禰覇:だからこそ、いろんな人と関われるような環境に自分の身を置く。私はそうしないと何もしなくなるので、立志財団のようなこういう場所はうれしいです。

     

    中田:自分の志を知って言語化し、そこから計画を立てて人生をつくっていく。それが立志塾であり、その後も100人と関わり合っていく、いろんなビジネスプランを話し合っていくというのが大きな味方ですね。

     

    坂本:つながって安心できて話し合える仲間です。

    新しいことをしようとする時に、批判したり否定されたりするとやる気がなくなってしまうので、僕らは批判否定を禁止としています。お互いに応援しあえるコミュニティというかたちでやっているので、仲間になりたい方はぜひ来ていただけると嬉しいです。

     

    中田:多くの方の成長につながっていく新しい出会いが、立志塾で果たされていけばいいなと思います。例えばインターネットで検索をするときは、先生のお名前を入れれば大丈夫ですか。

     

    坂本:坂本憲彦で検索していただけましたらホームページが出ますので、お問い合わせください。TwitterやFacebookもやっていますので、坂本憲彦で検索していただいて、直接友達申請やメッセージを送っていただいても大丈夫です。

     

    中田:起業を考えられている方、そしてこれからお仕事をどうしようかなとモヤモヤしている方も、ぜひ先生と繋がっていただければと思います。

    坂本先生、禰覇さん、本日もありがとうございました。

     

    坂本・禰覇:ありがとうございました。

     

    次回:【第103回】坂本憲彦のラジオ起業塾「経営の方法は十人十色!大切なのは「信念に対する想い」事業継承で変えてはいけない部分、変えてよいものとは?」

    25 min
  • 起業塾のゴールは起業ではなく「やりたいことを実現すること」コロナ時代で大きく変わった働き方の価値観
    毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

    起業をしてもしなくても、働き方のゴールは人それぞれ。今回は起業家もビジネスマンも人生を豊かにする働き方について坂本憲彦氏に答えて頂きます。仕事との向き合い方が変わる志、自分の世界を広げてくれる人との繋がりについてお伝えしています。

    こちらの音声は、Podcastよりお聴きいただけます。

    動画は、下記のYouTubeよりご覧いただけます。

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    起業だけがゴールじゃない!坂本立志塾とは


    中田:怒涛の2020年でしたが、本日は今年の振り返りをしたいと思っています。よろしくお願いします。

    坂本先生、起業家教育で長年多くの生徒さんを排出されていますが、改めて、起業塾の内容や期間、今年はどういう生徒さんが利用されて、どういうドラマがあったのかということをお聞きしたいと思っています。主宰されている起業塾のご紹介をしていただけますか。

     

    坂本:私たちがやっているのは“坂本立志塾”という起業塾です。期間は6か月間で、月2回の講義と個別で指導を行っています。“志から事業をつくる”というコンセプトで、その方が本当にやりたいことを見つけて、それをかたちにしていくという内容です。

    2020年良かったことは、運営しているコミュニティの会員が、年始に約85名だったのが、現在は110名になりました。会員の方が増えていることはありがたいところです。

    一方で課題も感じています。志は定まったけれど具体的にかたちにしていく時、現実でビジネスをつくっていく時に、僕が思っていた以上にハードルがあることに気づきました。志から収益に繋げていくところを改善していく2020年だったと思います。

     

    中田:面白いと思うのが、この起業塾を受けられた全ての方が起業しているわけではないですよね。禰覇さんは起業塾を受講されたお一人ですが、今の禰覇さんのように会社に勤めている方もいらっしゃいますよね。

     

    坂本:僕は全員のゴールが起業や会社をつくることではないと思っています。大事なのは自分がやりたいことを実現することです。それが会社でできるなら、そんなに素晴らしいことはないと思います。ただ、会社でできないときに転職という選択肢があったり、転職しても自分のやりたいことができていないという時に、はじめて起業の選択肢が出てくるかなと。そういう選択肢を皆さんに手に入れてほしいと思います。

    今回コロナになって副業がより一般化されてきたと感じています。今までも副業解禁の流れはありましたが、このコロナでそれが一気に加速しました。一つの会社でずっと働き続けることが価値観として難しい時代に入ってきたので、一人一人が自分でビジネスをつくれる能力を持っているかいないかは、大きな差になると感じました。

     

    中田:私はすごくそこが印象的です。会社に勤めながら起業塾を卒業された方の多くが、働くことへの意識が変わったとおっしゃっています。“起業したいから起業塾”だけではないんですね。

    禰覇さんもその一人ですよね。禰覇さんは今年、会社を変わったということで、そのあたりの振り返りコメントもお聞きしたいなと思っています。

     

    禰覇:私自身は会社を変えて、いろいろあった2020年でした。

    塾を終えて志は立った、でもその後自分の事業をどうしようかという時に立志財団のコミュニティを活用しました。楽しいし、いろんな人に会える。この財団の方は本当にいろいろな事業をしている方がいらっしゃるので、そういう方とお話をするだけでも自分のやりたいことがまた定まっていく。これもやってみよう、あれもやってみようと意識が変わっていったので、仕事とは別にそういう時間を大事にしたいと思いました。

     
    自分の可能性を広げるコミュニティ


    中田:今音声だけ聞かれている方は禰覇さんの年齢が分からないと思いますが、まだほんと若くてキュートなんですよね。若い時にこの学びに会って、仕事の仕方が変わったり人間関係が広がっていくって、すごくかけがえのないことだなと思います。先生これは起業塾を受けた方の大きな恵ですね。

     

    坂本:人との出会いはすごく大事だと思います。指導をしていて、自分の世界、小さい世界しか知らない人が多いと感じます。日々会社と自宅の行き帰りだけで、たまに趣味に出るくらいの生活だと、仕事のことや自分のやっている世界は分かるんですけれど、それ以外のところとあまり接点がないんですよね。営業の仕事だといろんな会社に行くので、世界が広がる場合もあるんですけれど、多くの人は自分の小さい世界を全てだと思ってしまっていると思います。

    今年私たちの起業塾でも、周りの人と1on1という1対1で話すことを推奨しました。これをすることで、ちゃんと相手の仕事であったり、その人の想いや志みたいなところを聞くことができて、こんな考え方があるんだなとか、こんな仕事のやり方があるんだなというパターンが増えてくるんです。

    そうすると、仕事のやり方も、ビジネスの作り方も、決して一つではないと分かる。これを知るってすごく大事だと思います。人は何をやったらいいか分からない、手詰まりになった時が苦しいんですよ。

    どう改善していいか分からないという時に、別のやり方もあるかもしれない、あの人に聞いたら何か教えてくれるかもしれない、という選択肢をいっぱい持っているかどうかで、人生の幅は広がります。それをこの1年やってよかったなと思うところですね。

     

    中田:ビジネススクールや起業塾を含めて、トップダウンで学ぶ機会は多くても、卒業生同士や学んでいる仲間同士がいろんなことをシェアできるところはなかなかないと思うので、これも一つの財産ですね。禰覇さんもご利用されて人脈を広げられているということで、そのあたりいかがですか。

     

    禰覇:私は最初すごく苦手で、できるかなという不安のスタートでした。でも、やり始めたら得るものが大きすぎて、しかも楽しいという気づきがあって、そこからどんどんやり始めたという経緯があります。

     

    坂本:得るものが大きすぎたというのはどういうものがあったんですか。

     

    禰覇:先ほど坂本先生がおっしゃっていたように、自分だけの思考じゃなくて、いろんな人の頭の中をのぞけるというか、自分の考えだけで凝り固まっていたところに新しい視点をもらえることです。人と話すことでいい刺激をもらえたり、言葉に出すことで改めて自分はこんな風に思っていたんだって気づくこともありました。1on1をやればやるほど、やりたいことに向かっていくスピードが上がっていく実感がありました。

     

    坂本:意外とみんな人と話していないんだなというところで、他の人がどんな仕事をしているかって知らなかったりするんですよね。そこを聞いたり掘り下げたりすることで、自分の引き出しが増えてきます。

    僕は今年の後半に入ってから“100という数字を超えましょう”と話をしています。100人と会うとか、100人に自分の想いを話すとか。100という数字はマジックナンバーなので、そこを超えると自分の中で進化や成長が起こってきます。100人と話すって意識をしないとやらないので、世界観や価値観が豊かになってきますよね。

     

    中田:100人と話す環境をつくることはなかなか難しいですよね。それが、志の起業をしたい、経営をしたい、ビジネスをしたいという一つの純度の高い想いの中でつながっていく、貴重なコミュニティですね。

     

    坂本:すごく価値があると思っています。立志財団に集まってくれる人たちは良い方が多いと感じています。ビジネスとか起業、経営というと、外の世界だと...
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