坂本憲彦のラジオ経営塾

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By 立志財団 坂本憲彦Business
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坂本憲彦のラジオ経営塾 episodes

  • 第11回 起業しても困らないリスクコントロール

    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・

    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「起業しても困らないリスクコントロール」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する

    https://www.amazon.co.jp/dp/4788914565

    「第11回 起業しても困らないリスクコントロール」

    起業には大きな期待を抱きますが、一方で、大きなリスクとも背中合わせです。

    そのリスクが、「生活が成り立たなくなる」というリスクです。

    会社員なら、働いている限り収入が約束されていることが圧倒的に多いですが、起業家となった瞬間にその保障はなくなります。

    一生懸命働いても、残念ながら、経済的な収入が入ってこなくなるかもしれません。

    そんな現実に直面すると、特に、養う大切な人がいる場合、「起業して、失敗した」と感じてしまうのが、正直な人情なのかもしれません。

    せっかくの夢の起業に踏み出すなら、できるだけ、そのリスクはなくして、大変ながらも、期待以上の毎日を送りたいですよね。

    その方法について、こちらのポッドキャストで、ご紹介しております。

    起業前にやっておくと、起業後の経済的なリスクをコントロールできるようになります。

    リスクコントロールのポイントを2つ、ご紹介しております。

    言うなれば、「起業後のリスクコントロールの攻めと守り」とも言える内容です。

    あなたの起業のリスクコントロールにお役立て下さい。

    Podcastの音声はこちらよりご視聴ください

    PodcastをiPhoneやアンドロイドから視聴する方法は、こちらをご覧ください。


    https://risshi.or.jp/mission/wp-content/uploads/2018/12/010riskcontrol_OPED.mp3

     

    森川:今回は坂本先生の著書「6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する」の第4章の「起業してから困らないリスクコントロールの方法」からお話をうかがいます。
    ここでは、起業のリスクコントロールの方法について、具体例として起業当初の坂本先生ご自身のケースが紹介されています。この体験について詳しくお聞かせいただけますか。

    自分のリスク許容度を理解する

    坂本:起業しても上手くいかずに失敗したら、収入が入らなくなり大変になるのではないか、という恐怖心を、みなさん感じると思います。

    まずこのリスクをコントロールする時に大事なのは、どれくらいまで自分のリスク許容度があるのかを正しく知るということです。
    リスク許容度とは、例えば生活水準を自分がどこまで下げられるか、ということです。ここはあまり見たくないところかもしれないませんが、きちんと知っておくことが必要です。
    例えば、今の給与の半分まで下がっても生活できるのか、給料として毎月いくらないと最低限の生活できないのか、という基準を、しっかり理解しておくことがすごく大事です。

    森川:今の自分の現状を知るということですね。現状を知った上で、例えばタバコや飲み代など省けるところは省くというようなことを考えられますね。

    坂本:毎月のキャッシュフローですね。まずは月々の家計簿でいいと思います。どのくらいの収入が必要で、どれくらいを貯蓄に回す、というような管理がきちんとできるかどうかです。

    起業するとお金が出たり入ったりしていきます。いくらお金が残っているのかを把握できていないと、儲かっているのか儲かっていないのかわからなくなってしまうということが非常によくあります。
    特に仕入れなどが発生するビジネスモデルの場合だと、いくら儲かっているのかわからなくなって、使ってしまってから実はそれは使ってはいけないお金だったということもあるので、お金の流れをちゃんと把握できるようにするということが、非常に大事ですね。
    そして、例えば生活水準もどこまで落としても大丈夫なのかを把握出来るようにすることです。

    恐怖の正体が把握できれば不安は無くなる

    坂本:私の場合は、最悪の場合はトラックの運転手になればいいなと、起業する時に思いました。

    今もそうかもしれませんが、長距離の運転手さんは結構稼げると聞いたことがあったので、最悪はトラックドライバーになって稼げばいいかなと思って会社を辞めました。なので、大型免許は持っていないのですが、マニュアル車を運転できるようになっています。
    やろうと思ってることがうまくいかなくても、どこまでリスクを許容できるのかを理解しておくということがすごく大事かなと思います。
    恐怖心というのはその正体が見えていないとすごく大きいのですが、恐怖の正体がちゃんと数字などのような目に見える形でわかると、恐怖がなくなりますし、コントロールすればいいんだということがわかってきます。すると、不安感がなくなるのではないでしょうか。

    森川:その不安なところを不安なまま足がすくんでしまうと、チャンスを棒に振ってしまいますね。ですから今の先生のアドバイスは、そのような人が一歩踏み出す大きなアドバイスになると思います。

    一方で、切り詰めてもこれ以上切り詰めることができないというラインがあります。すると、あとはいかにお金の不安をなくすかという手立も考えないといけないでしょう。坂本先生の著書では営業力について触れられていますが、
    ご紹介していただいてるんですけれども、
    そのあたりについて先生がよくされるアドバイスですとか、こういうことがリスクヘッジになるっていうことを教えて頂いてもよろしいでしょうか。

    営業力は一番のリスクヘッジ

    坂本:そうですね。営業力は、起業する上では一番のリスクヘッジだと僕は考えています。

    私も銀行で営業経験があります。営業というのは、調整も非常に大事になります。いろんな人をつないで一つのプロジェクトを実現していくということも非常に大事にです。そういう意味で、営業スキルを磨いておくということは、起業する上でも非常に大事な要素かなと思います。
    自分で売れる力があれば、どんな商品でも売れる力があれば、とりあえず食いっぱぐれることはありません。ですから、まず営業力を磨くというのは、すごく大事な要素だと思います。

    森川:ものすごくおいしい料理を作るレストランが潰れてしまったり、下町のすごい技術力を持っている工場が倒産してしまうというような話はよくあります。いろいろな要因があると思いますが、やはり商品が良くてもそれを売る力が無いと、ビジネスを続けるのはなかなか難しいという一例ではないでしょうか。

    坂本:そうですね。商品が良いのはもちろんですが、どうやって人を集めてどう販売していくのかという売る力ですね。

    これを身に付けておくことが、起業リスクを一番減らす大きな武器ではないでしょうか。

    森川:では、営業職に就かれていない方や、今働いていらっしゃらない方が、営業力を付けるためのアドバイスはありますか。

    誰かに何かを売ってみる経験をする

    坂本:実際に営業職に就くという方法もありますが、今でしたら例えばヤフオクやメルカリなどで何か物を売ってみる、というのも営業力を付ける方法の一つです。自分の家にあるいらない物をネットで売ってみる、フリーマーケットに出してみる、などもありますね。金額の大小に関わらず、小さい金額でもいいので誰かに何かを売ってみるという経験が、自分の営業力になっていきます。

    売るものが自分の商品になっても同じことですので、営業の経験がない方は、まずは家庭にある不用品や余ってるものから売っていくというのが一つの解決策になるでしょう。

    森川:営業が苦手という人は多いように感じます。例えば人と話すのが苦手とか、だから営業ではない仕事を選んでいるという人がいらっしゃると思います。

    そういう方へのアドバイスはありますか。

    その人に合ったものを提案できることが本当の営業力

    坂本:営業が苦手だから営業できないとか、人見知りだから営業はできないと思う方が多いかもしれません。

    しかし、意外と人見知りの人ほど営業マンに向いていたりします。なので、実は何かすごいグイグイ行く人だけが営業に向いてるわけではありません。営業は、その人の相性もありますし、やり方も人によって全然違います。営業力に関していうと、大事なのはやはり話を聞くということです。
    相手が何に悩んでるのか、何に困ってるのかを、いかに引き出せるかです。何を求めてるのかを聞けるかどうかなので、聞く力が実は大事です。何を求めているのかを聞いてあげて、それに見合うものを提供していくのです。
    なので、人見知りだから難しいのではなく、聞く力を磨いていけばいいのです。情報をリサーチして収集して、その人に合ったものを提案するというのが、本当の営業力だと思います。

    森川:巧みなトーク力がないとなかなか物が売れないという先入観がありましたが、本質的なところを言うと、相手の要望や悩みを聞く力の方が求められるのですね。

    坂本:そうですね。トークが得意な方はトークで勝負すればいいですし、逆に人の話を黙って聞いてあげて、理解してあげることができる方は聞く力で勝負すれば、営業力は培われていきます。

    森川:ありがとうございます。今回は起業のリスクコントロールについて、例えば営業力を付けるお話や、自分の現状を見つめなおすというお話を伺いました。

    また次回もよろしくお願いいたします。

    坂本:はい、よろしくお願いします。

    14 min
  • 第11回 起業しても困らないリスクコントロール
    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・
    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「起業しても困らないリスクコントロール」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する
    https://www.amazon.co.jp/dp/4788914565

    「第11回 起業しても困らないリスクコントロール」

    起業には大きな期待を抱きますが、一方で、大きなリスクとも背中合わせです。
    そのリスクが、「生活が成り立たなくなる」というリスクです。

    会社員なら、働いている限り収入が約束されていることが圧倒的に多いですが、起業家となった瞬間にその保障はなくなります。
    一生懸命働いても、残念ながら、経済的な収入が入ってこなくなるかもしれません。

    そんな現実に直面すると、特に、養う大切な人がいる場合、「起業して、失敗した」と感じてしまうのが、正直な人情なのかもしれません。

    せっかくの夢の起業に踏み出すなら、できるだけ、そのリスクはなくして、大変ながらも、期待以上の毎日を送りたいですよね。

    その方法について、こちらのポッドキャストで、ご紹介しております。

    起業前にやっておくと、起業後の経済的なリスクをコントロールできるようになります。
    リスクコントロールのポイントを2つ、ご紹介しております。

    言うなれば、「起業後のリスクコントロールの攻めと守り」とも言える内容です。

    あなたの起業のリスクコントロールにお役立て下さい。

    Podcastの音声はこちらよりご視聴ください
    PodcastをiPhoneやアンドロイドから視聴する方法は、こちらをご覧ください。


    https://risshi.or.jp/mission/wp-content/uploads/2018/12/010riskcontrol_OPED.mp3

     
    森川:今回は坂本先生の著書「6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する」の第4章の「起業してから困らないリスクコントロールの方法」からお話をうかがいます。
    ここでは、起業のリスクコントロールの方法について、具体例として起業当初の坂本先生ご自身のケースが紹介されています。この体験について詳しくお聞かせいただけますか。

    自分のリスク許容度を理解する
    坂本:起業しても上手くいかずに失敗したら、収入が入らなくなり大変になるのではないか、という恐怖心を、みなさん感じると思います。
    まずこのリスクをコントロールする時に大事なのは、どれくらいまで自分のリスク許容度があるのかを正しく知るということです。
    リスク許容度とは、例えば生活水準を自分がどこまで下げられるか、ということです。ここはあまり見たくないところかもしれないませんが、きちんと知っておくことが必要です。
    例えば、今の給与の半分まで下がっても生活できるのか、給料として毎月いくらないと最低限の生活できないのか、という基準を、しっかり理解しておくことがすごく大事です。

    森川:今の自分の現状を知るということですね。現状を知った上で、例えばタバコや飲み代など省けるところは省くというようなことを考えられますね。

    坂本:毎月のキャッシュフローですね。まずは月々の家計簿でいいと思います。どのくらいの収入が必要で、どれくらいを貯蓄に回す、というような管理がきちんとできるかどうかです。
    起業するとお金が出たり入ったりしていきます。いくらお金が残っているのかを把握できていないと、儲かっているのか儲かっていないのかわからなくなってしまうということが非常によくあります。
    特に仕入れなどが発生するビジネスモデルの場合だと、いくら儲かっているのかわからなくなって、使ってしまってから実はそれは使ってはいけないお金だったということもあるので、お金の流れをちゃんと把握できるようにするということが、非常に大事ですね。
    そして、例えば生活水準もどこまで落としても大丈夫なのかを把握出来るようにすることです。

    恐怖の正体が把握できれば不安は無くなる
    坂本:私の場合は、最悪の場合はトラックの運転手になればいいなと、起業する時に思いました。
    今もそうかもしれませんが、長距離の運転手さんは結構稼げると聞いたことがあったので、最悪はトラックドライバーになって稼げばいいかなと思って会社を辞めました。なので、大型免許は持っていないのですが、マニュアル車を運転できるようになっています。
    やろうと思ってることがうまくいかなくても、どこまでリスクを許容できるのかを理解しておくということがすごく大事かなと思います。
    恐怖心というのはその正体が見えていないとすごく大きいのですが、恐怖の正体がちゃんと数字などのような目に見える形でわかると、恐怖がなくなりますし、コントロールすればいいんだということがわかってきます。すると、不安感がなくなるのではないでしょうか。

    森川:その不安なところを不安なまま足がすくんでしまうと、チャンスを棒に振ってしまいますね。ですから今の先生のアドバイスは、そのような人が一歩踏み出す大きなアドバイスになると思います。
    一方で、切り詰めてもこれ以上切り詰めることができないというラインがあります。すると、あとはいかにお金の不安をなくすかという手立も考えないといけないでしょう。坂本先生の著書では営業力について触れられていますが、
    ご紹介していただいてるんですけれども、
    そのあたりについて先生がよくされるアドバイスですとか、こういうことがリスクヘッジになるっていうことを教えて頂いてもよろしいでしょうか。

    営業力は一番のリスクヘッジ
    坂本:そうですね。営業力は、起業する上では一番のリスクヘッジだと僕は考えています。
    私も銀行で営業経験があります。営業というのは、調整も非常に大事になります。いろんな人をつないで一つのプロジェクトを実現していくということも非常に大事にです。そういう意味で、営業スキルを磨いておくということは、起業する上でも非常に大事な要素かなと思います。
    自分で売れる力があれば、どんな商品でも売れる力があれば、とりあえず食いっぱぐれることはありません。ですから、まず営業力を磨くというのは、すごく大事な要素だと思います。

    森川:ものすごくおいしい料理を作るレストランが潰れてしまったり、下町のすごい技術力を持っている工場が倒産してしまうというような話はよくあります。いろいろな要因があると思いますが、やはり商品が良くてもそれを売る力が無いと、ビジネスを続けるのはなかなか難しいという一例ではないでしょうか。

    坂本:そうですね。商品が良いのはもちろんですが、どうやって人を集めてどう販売していくのかという売る力ですね。
    これを身に付けておくことが、起業リスクを一番減らす大きな武器ではないでしょうか。

    森川:では、営業職に就かれていない方や、今働いていらっしゃらない方が、営業力を付けるためのアドバイスはありますか。

    誰かに何かを売ってみる経験をする
    坂本:実際に営業職に就くという方法もありますが、今でしたら例えばヤフオクやメルカリなどで何か物を売ってみる、というのも営業力を付ける方法の一つです。自分の家にあるいらない物をネットで売ってみる、フリーマーケットに出してみる、などもありますね。金額の大小に関わらず、小さい金額でもいいので誰かに何かを売ってみるという経験が、自分の営業力になっていきます。
    売るものが自分の商品になっても同じことですので、営業の経験がない方は、まずは家庭にある不用品や余ってるものから売っていくというのが一つの解決策になるでしょう。

    森川:営業が苦手という人は多いように感じます。例えば人と話すのが苦手とか、だから営業ではない仕事を選んでいるという人がいらっしゃると思います。
    そういう方へのアドバイスはありますか。

    その人に合ったものを提案できることが本当の営業力
    坂本:営業が苦手だから営業できないとか、人見知りだから営業はできないと思う方が多いかもしれません。
    14 min
  • 第10回 「お金がないから開業できない」という問題を解決する方法

    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・

    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「「お金がないから開業できない」という問題を解決する方法」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する

    https://www.amazon.co.jp/dp/4788914565

    「第10回 「お金がないから開業できない」という問題を解決する方法」
    Podcastの音声はこちらよりご視聴ください

    PodcastをiPhoneやアンドロイドから視聴する方法は、こちらをご覧ください。


    https://risshi.or.jp/mission/wp-content/uploads/2018/12/009okaneganaikaraOPED.mp3

     

    森川:今回は坂本先生の著書「6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する」の中から、第3章の「0からでもできる開業資金の集め方」について教えて下さい。
    これから起業しようと考えている人が、アイディアややりたいことがあったとしても、そもそも先立つものがないというところで行き詰ってしまうことが、かなりあるのではないでしょうか。そういう人に対してのアドバイスや、成功例などをお話しいただけないでしょうか。

    開業するにはどのくらいのお金が必要かを正確に把握する

    坂本:ビジネスでお金が必要だという場合、銀行から借りたり、補助金を受けたり、親戚から借りたりなどの方法がありますが、まず一番最初に、その事業にどのくらいのお金が必要かを、正確に把握しましょう。

    自分が始めようとしているビジネスが、本当にそのお金がないとできないのかをまず考えるということは、はすごく大事ではないかと思います。

    森川:必要以上にお金がかかるように錯覚してしまって、それが不安になってしまうケースも結構あるのではないでしょうか。

    坂本:そうですね。すごくたくさんお金かかると思う場合もあるかもしれないのですが、もちろんビジネスによって違いますね。

    例えば飲食店ですと、店舗を構えてやりたいという方もいるでしょう。しかし、例えば店舗を構えるにはお金が足りないという場合は、車の移動販売からスタートする方法もあります。また、自宅を使う、もしくは誰かが使ってる所を借りるなど、お金がなくてもできる方法はたぶんあると思います。
    大きなお金を借りることを考える場合は、そのお金が本当に要るのかどうか、無くてはできないのかどうかを、まずしっかり考えることが大事だと思います。

    森川:例えば飲食店なら店舗を構えなければいけないという先入観や固定概念があると、それだけのものを用意しなければならないから、それだけのお金も用意しないといけない、というお金に対する不安が生じるようですね。

    坂本:そこでお金がないからできないというふうにブレーキをかけてしまうのは、すごくもったいないですね。

    究極を言えば、お店をやりたいのなら、オーナーさんが別にいて自分は店長だけやるという雇われ店長で始めるのも一つですね。
    だから、お金がかからない形でできないかを考えることです。

    森川:そもそも必要最小限でどれくらいの資金が必要かを、明確にする必要があるかと思いますが、そのやり方がわからないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。具体的にどれくらいの資金が必要かを算出するわかりやすい方法はありますか。

    仮の事業計画を作ってみる

    坂本:例えば店舗を借りるのなら、実際に不動産に問い合わせしてみてもいいでしょう。それから、最初の事業資金どれだけいるかを解説している本もあります。このようなものを参考にして、自分の事業計画をまず作るといいと思います。どれくらいのお金が必要で、どれくらいの売り上げの見込みがあって経費がどれくらいかかるか、という収支の予測です。

    仮でもいいので事業計画を作ってみることがすごく大事です。

    森川:資金の算出というのはすごく大変そうなイメージですが、厳密ではなくてもいいし、仮でもいいからと思うと、意外とできそうな感じがしますね。

    坂本:だから、仮でもいいので、具体的に事業計画に落としていくことがすごく大事だと思います。

    ムダにいくら欲しいというのではなく、事業計画に基づいてどれくらい欲しいのかと具体化していき、どのコストは削ってはいけないかと考えることがすごく大事だと思います。店舗も新しく借りるとお金がかかるので、居抜きの物件を借るなどして、コストをなるべく抑えられるようにできないかと考えていくわけです。

    森川:例えば広告費ですと、一昔前ならたくさんチラシを作らなくてはならなかったのですが、今はもうSNSやインターネットが主流ですから、広告費を節減するとか経費を削減するというのが、一例でしょうか。

    他に開業資金を抑えるための方法などありますか。

    相見積もりをすることで経費の削減になる

    坂本:一番オーソドックスなところでは、相見積もりを必ず取るようにするということですね。

    森川:相見積もり。

    坂本:特に仕入れがそうですね。一つの業者から仕入れようとすると、言い値になってしまう可能性がありますので、相見積もりを取る前提で問い合わせをして、必ず相見積を取って、価格やサービスと内容を比べます。

    ここを細かくやっていくかどうかで出ていくお金はすごく変わります。ここを厳選しながらやっていくのはオーソドックスですが大事です。

    森川:インターネットで買い物をした後に、別のサイトに同じものが同じサービスでもっと安く売っているのを見つけてしまい、比べておけばよかったと後悔した経験があります。

    坂本:価格をしっかり比べるだけではなく、ランニングコストもちゃんと知っておくこともすごく大事です。

    一時的なお金だけではなく、小さくてもランニングでかかるお金はとても大きな金額になります。

    短いスパンで現状の収支を把握する

    森川:ランニングコストについては、だいたいどれくらいのスパンで見ればいいのでしょうか。

    坂本:まず月次をちゃんと見ます。毎月の収支の積み上げで年間になるので、毎月一回は締めるというのは最低限ではないでしょうか。

    どうしても最初は、個人でやってるとその辺がどんぶり勘定になりがちですが、毎月ちゃんと締めておくのが良いでしょう。
    飲食店のように毎日やってる商売だったら、毎日、一日一回ちゃんと締めて、売上を見ながら進めていくのが大事ですね。
    短いスパンで締められれば締められるほど、車のスピードメーターみたいなものなので、今どういう現状なのかが把握しやすいのです。

    森川:今回は、特に起業される方が不安に思うことの大きなものの一つで、起業や創業の時のお金のことを中心に、いかにお金の不安を乗り越えて起業を進めるかについて教えていただきました。

    ありがとうございました。

    坂本:ありがとうございました。

    13 min
  • 第10回 「お金がないから開業できない」という問題を解決する方法
    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・
    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「「お金がないから開業できない」という問題を解決する方法」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する
    https://www.amazon.co.jp/dp/4788914565
    「第10回 「お金がないから開業できない」という問題を解決する方法」
    Podcastの音声はこちらよりご視聴ください
    PodcastをiPhoneやアンドロイドから視聴する方法は、こちらをご覧ください。


    https://risshi.or.jp/mission/wp-content/uploads/2018/12/009okaneganaikaraOPED.mp3

     
    森川:今回は坂本先生の著書「6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する」の中から、第3章の「0からでもできる開業資金の集め方」について教えて下さい。
    これから起業しようと考えている人が、アイディアややりたいことがあったとしても、そもそも先立つものがないというところで行き詰ってしまうことが、かなりあるのではないでしょうか。そういう人に対してのアドバイスや、成功例などをお話しいただけないでしょうか。

    開業するにはどのくらいのお金が必要かを正確に把握する
    坂本:ビジネスでお金が必要だという場合、銀行から借りたり、補助金を受けたり、親戚から借りたりなどの方法がありますが、まず一番最初に、その事業にどのくらいのお金が必要かを、正確に把握しましょう。
    自分が始めようとしているビジネスが、本当にそのお金がないとできないのかをまず考えるということは、はすごく大事ではないかと思います。

    森川:必要以上にお金がかかるように錯覚してしまって、それが不安になってしまうケースも結構あるのではないでしょうか。

    坂本:そうですね。すごくたくさんお金かかると思う場合もあるかもしれないのですが、もちろんビジネスによって違いますね。
    例えば飲食店ですと、店舗を構えてやりたいという方もいるでしょう。しかし、例えば店舗を構えるにはお金が足りないという場合は、車の移動販売からスタートする方法もあります。また、自宅を使う、もしくは誰かが使ってる所を借りるなど、お金がなくてもできる方法はたぶんあると思います。
    大きなお金を借りることを考える場合は、そのお金が本当に要るのかどうか、無くてはできないのかどうかを、まずしっかり考えることが大事だと思います。

    森川:例えば飲食店なら店舗を構えなければいけないという先入観や固定概念があると、それだけのものを用意しなければならないから、それだけのお金も用意しないといけない、というお金に対する不安が生じるようですね。

    坂本:そこでお金がないからできないというふうにブレーキをかけてしまうのは、すごくもったいないですね。
    究極を言えば、お店をやりたいのなら、オーナーさんが別にいて自分は店長だけやるという雇われ店長で始めるのも一つですね。
    だから、お金がかからない形でできないかを考えることです。

    森川:そもそも必要最小限でどれくらいの資金が必要かを、明確にする必要があるかと思いますが、そのやり方がわからないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。具体的にどれくらいの資金が必要かを算出するわかりやすい方法はありますか。

    仮の事業計画を作ってみる
    坂本:例えば店舗を借りるのなら、実際に不動産に問い合わせしてみてもいいでしょう。それから、最初の事業資金どれだけいるかを解説している本もあります。このようなものを参考にして、自分の事業計画をまず作るといいと思います。どれくらいのお金が必要で、どれくらいの売り上げの見込みがあって経費がどれくらいかかるか、という収支の予測です。
    仮でもいいので事業計画を作ってみることがすごく大事です。

    森川:資金の算出というのはすごく大変そうなイメージですが、厳密ではなくてもいいし、仮でもいいからと思うと、意外とできそうな感じがしますね。

    坂本:だから、仮でもいいので、具体的に事業計画に落としていくことがすごく大事だと思います。
    ムダにいくら欲しいというのではなく、事業計画に基づいてどれくらい欲しいのかと具体化していき、どのコストは削ってはいけないかと考えることがすごく大事だと思います。店舗も新しく借りるとお金がかかるので、居抜きの物件を借るなどして、コストをなるべく抑えられるようにできないかと考えていくわけです。

    森川:例えば広告費ですと、一昔前ならたくさんチラシを作らなくてはならなかったのですが、今はもうSNSやインターネットが主流ですから、広告費を節減するとか経費を削減するというのが、一例でしょうか。
    他に開業資金を抑えるための方法などありますか。

    相見積もりをすることで経費の削減になる
    坂本:一番オーソドックスなところでは、相見積もりを必ず取るようにするということですね。

    森川:相見積もり。

    坂本:特に仕入れがそうですね。一つの業者から仕入れようとすると、言い値になってしまう可能性がありますので、相見積もりを取る前提で問い合わせをして、必ず相見積を取って、価格やサービスと内容を比べます。
    ここを細かくやっていくかどうかで出ていくお金はすごく変わります。ここを厳選しながらやっていくのはオーソドックスですが大事です。

    森川:インターネットで買い物をした後に、別のサイトに同じものが同じサービスでもっと安く売っているのを見つけてしまい、比べておけばよかったと後悔した経験があります。

    坂本:価格をしっかり比べるだけではなく、ランニングコストもちゃんと知っておくこともすごく大事です。
    一時的なお金だけではなく、小さくてもランニングでかかるお金はとても大きな金額になります。

    短いスパンで現状の収支を把握する
    森川:ランニングコストについては、だいたいどれくらいのスパンで見ればいいのでしょうか。

    坂本:まず月次をちゃんと見ます。毎月の収支の積み上げで年間になるので、毎月一回は締めるというのは最低限ではないでしょうか。
    どうしても最初は、個人でやってるとその辺がどんぶり勘定になりがちですが、毎月ちゃんと締めておくのが良いでしょう。
    飲食店のように毎日やってる商売だったら、毎日、一日一回ちゃんと締めて、売上を見ながら進めていくのが大事ですね。
    短いスパンで締められれば締められるほど、車のスピードメーターみたいなものなので、今どういう現状なのかが把握しやすいのです。

    森川:今回は、特に起業される方が不安に思うことの大きなものの一つで、起業や創業の時のお金のことを中心に、いかにお金の不安を乗り越えて起業を進めるかについて教えていただきました。
    ありがとうございました。

    坂本:ありがとうございました。
    0 min
  • 第9回 「良い借金、悪い借金」の考え方

    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・

    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「「良い借金、悪い借金」の考え方」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する

    https://www.amazon.co.jp/dp/4788914565

    「第9回 「良い借金、悪い借金」の考え方」
    Podcastの音声はこちらよりご視聴ください

    PodcastをiPhoneやアンドロイドから視聴する方法は、

    こちらをご覧ください。


    https://risshi.or.jp/mission/wp-content/uploads/2018/12/008yoisyakkinOPED.mp3

     

    森川:坂本先生今回もよろしくお願いいたします。

    坂本:はい、よろしくお願いします。

    森川:今回も、先生の著書「6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する」の中から、第3章のお金の部分についてお聞かせください。

    特に起業の経験がない、これから初めて起業する方の大半の方は、創業のためにお金を借りるという経験が初めてだと思いますので、不安を感じることががたくさんあるのではないでしょうか。
    坂本先生が本に書かれております「良い借金、悪い借金」について詳しくお聞かせいただけますか。

    投資の為の「良い借金」と浪費の為の「悪い借金」

    坂本:借金というと抵抗感を持つ方もいると思います。

    僕は前職が銀行でした。銀行とは、お金を貸すことが仕事です。いわゆる金貸しという商売です。
    銀行というと、世間一般的にはちょっと硬い仕事のように思われているかと思います。
    しかしビジネスモデルとしては、いわゆる町の消費者金融さんとかとあまり変わらないことをしています。お金を貸して利息がいっぱいつくということです。
    じゃあなぜ銀行だけはそんなに評価が高くなるのかというと、銀行は良い借金を貸してるというところだからです。
    借金には2種類あります。1つは浪費のための借金ですね。例えば、旅行に行くとか、良い車を買いたいとか、遊びのお金に使うとか、そのような浪費のための借金です。これは悪い借金と言われてます。そのお金を借りても使っても何も生み出さず、ただお金が減るだけです。これは悪い借金です。
    逆に良い借金とは、お金を借りたらそれ以上のリターンが得られるというものですね。そういうものに投資するためにお金を借りるのは、良い借金です。
    銀行がお金を貸す理由は、良い借金だからです。そのため、銀行は評価が高いのでしょう。今は、実態としては銀行も消費者金融のようなこともしていますが。
    だから借金というのは、払う利息以上のリターンを生み出せるのであれば、究極を言えばとどんどん借りた方が良いということです。

    利息以上のリターンを生み出せる借金ならした方がいい

    坂本:大きいところですと、ソフトバンクなども何兆円という借金をしながら事業をやってますけれど、その利息以上のリターンを得られる事業をやってるので、それはいい事業、良い借金だと言えますね。

    あとは個人の方とかでも不動産投資などをしている方は、銀行からお金を借りて、それをよりその利息以上のリターンを生み出すアパートとか不動産に投資するので、これも良い借金になります。
    この良い借金をいかに使いこなしていくかというのが、ビジネスを拡大していく上では非常に大事なキーポイントになります。

    森川:ベストセラーの「金持ち父さん貧乏父さん」にも、借金すると月5万円を返さなくてはいけなくても、不動産を借りてその収入が6万、7万だったら利益になるからいい、ということが書いてありましたね。

    これはビジネスでも個人のレベルでも全く同じですね。

    坂本:そうですね。ポイントは、借りたお金を、その利息以上のリターンを生み出すものに投資できるかどうかということです。

    リターンを生み出すものに投資できない借金は、しない方が良いです。逆に借金してはダメですね。
    なので、このように借金というものをフラットに捉えることが大事です。

    森川:借金をしたことがない人とか、大きいお金を借りるのが初めてという人は、返せなかったらどうしようという漠然とした未来に対する不安から、尻込みしてしまう傾向があると思いますが、先生おっしゃるように、リターンが見込めるかどうかを判断基準にすると、借金に対する先入観が軽減されるますね。逆に、本当に今必要なお金なんだと、自信をもって借りることもできるのではないでしょうか。

    家計レベルでキャッシュフローをしっかり管理する

    坂本:借金をする上でもう一つ大事なのが、キャッシュフローをちゃんと管理できるかです。

    森川:キャッシュフローの管理ですか。

    坂本:借りたお金を毎月返済していかないといけないので、事業に投資したら、毎月返済と利息分を含めて事業で利益を出せるのかというところです。ちゃんと収支をプラスにしていけるかどうかが、非常に大事です。

    森川:例えば、毎月出ていくお金に加えて利息を返して、なおかつちゃんと利益が残せるように、しっかり管理したり計画を立てることが、借金をする上で大切ということでしょうか。

    坂本:キャッシュフローとは、単純に収入から支出を引いて残ったのが利益なるというものです。

    一番小さい単位ですと、自分の家計レベルでキャッシュフローが把握できているか、そしてちゃんとお金を残せるかが、まず大事です。これができないのであればなかなか難しいですね。

    森川:クレジットカードを使って買い物をすると、あたかも自分がたくさんお金を持ってるように錯覚してしまい、支払いの時に現実を突きつけられるということが、クレジットカードを使い慣れてない人に多いそうですね。そのような人は、自分の家計のキャッシュフローをうまく把握できてなかったため、クレジットカードで錯覚を起こしてしまったということでしょうか。

    ビジネスでは、クレジットカードに当たるのが、例えば掛け売りなどが関係するということでしょうか。

    坂本:そうですね。そのあたりが関係しますね。

    手元にあるお金は使っていいお金なのかを把握しておくこと

    坂本:キャッシュフローの管理をきちんとして、手元にお金を残さないといけません。逆に手元にお金はあるけど、それは使ってはいけないお金ということもあります。資金管理がすごく大事になります。現金があるからといって利益が出ているとは限らないので、ちゃんと利益が出てるのかを管理することが大事です。

    森川:今手元にお金があっても、例えば一週間後の支払いにそのお金を充てなくてはいけない場合、手元にあるお金全部が自分の自由になるお金ではないというような管理をするということですね。

    坂本:特に最初に仕入れが発生するようなビジネスモデルの場合ですと、仕入れ資金が必要になります。

    売れたら現金が入りますが、また次の仕入れに回さないといけません。すると、どこまでが利益でどこまでが使っていいお金なのかを、考えながらやっていけるようにならないと、ビジネスを回していくのは難しいでしょう。

    時間軸で資金を管理して利益を残しておく

    森川:ということは、キャッシュフローの管理とは、いつ入ってくる、いつ出ていくという時間軸で、お金をとらえる必要もありますね。

    坂本:その時間軸をきちんと把握しながら、しっかりと利益を残していくよう考えます。

    キャッシュフローがきちんと管理ができていないと、間違った用途にお金を使ってしまったり、するとお金がなくなってしまうこともあります。

    森川:今まで売れなかったお笑い芸人さんが急に売れて、通帳にすごくお金が入ってきて、うれしくて使っちゃうと、翌年の税金を払うお金が無くなったというよな話をよく聞きますね。キャッシュフローが管理できないという意味では、これも同じですね。

    坂本:起業をする人は、最初にまず家計でしっかりプラスに持って行き、そして事業でもちゃんと管理できるキャッシュフロー能力は非常に求められます。

    リターンを生まないものには投資しない

    坂本:稼いだら稼いだだけ使ってしまうという人はよくいます。銀行の時には、社長がフェラーリ買ったらその会社は危ないとよく言われていました。

    フェラーリのようなリターンを生まない物に投資しだしているというのは、危ない兆しだとよく言ってましたね。

    森川:そうですね。ありがとうございました。

    今回は、特に多くの起業家の人が不安に思う借金につきまして、詳しく教えていただきました。
    これからも宜しくお願い致します。

    坂本:はい、ありがとうございました。

    14 min
  • 第9回 「良い借金、悪い借金」の考え方
    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・
    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「「良い借金、悪い借金」の考え方」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する
    https://www.amazon.co.jp/dp/4788914565
    「第9回 「良い借金、悪い借金」の考え方」
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    森川:坂本先生今回もよろしくお願いいたします。

    坂本:はい、よろしくお願いします。

    森川:今回も、先生の著書「6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する」の中から、第3章のお金の部分についてお聞かせください。
    特に起業の経験がない、これから初めて起業する方の大半の方は、創業のためにお金を借りるという経験が初めてだと思いますので、不安を感じることががたくさんあるのではないでしょうか。
    坂本先生が本に書かれております「良い借金、悪い借金」について詳しくお聞かせいただけますか。

    投資の為の「良い借金」と浪費の為の「悪い借金」
    坂本:借金というと抵抗感を持つ方もいると思います。
    僕は前職が銀行でした。銀行とは、お金を貸すことが仕事です。いわゆる金貸しという商売です。
    銀行というと、世間一般的にはちょっと硬い仕事のように思われているかと思います。
    しかしビジネスモデルとしては、いわゆる町の消費者金融さんとかとあまり変わらないことをしています。お金を貸して利息がいっぱいつくということです。
    じゃあなぜ銀行だけはそんなに評価が高くなるのかというと、銀行は良い借金を貸してるというところだからです。
    借金には2種類あります。1つは浪費のための借金ですね。例えば、旅行に行くとか、良い車を買いたいとか、遊びのお金に使うとか、そのような浪費のための借金です。これは悪い借金と言われてます。そのお金を借りても使っても何も生み出さず、ただお金が減るだけです。これは悪い借金です。
    逆に良い借金とは、お金を借りたらそれ以上のリターンが得られるというものですね。そういうものに投資するためにお金を借りるのは、良い借金です。
    銀行がお金を貸す理由は、良い借金だからです。そのため、銀行は評価が高いのでしょう。今は、実態としては銀行も消費者金融のようなこともしていますが。
    だから借金というのは、払う利息以上のリターンを生み出せるのであれば、究極を言えばとどんどん借りた方が良いということです。

    利息以上のリターンを生み出せる借金ならした方がいい
    坂本:大きいところですと、ソフトバンクなども何兆円という借金をしながら事業をやってますけれど、その利息以上のリターンを得られる事業をやってるので、それはいい事業、良い借金だと言えますね。
    あとは個人の方とかでも不動産投資などをしている方は、銀行からお金を借りて、それをよりその利息以上のリターンを生み出すアパートとか不動産に投資するので、これも良い借金になります。
    この良い借金をいかに使いこなしていくかというのが、ビジネスを拡大していく上では非常に大事なキーポイントになります。

    森川:ベストセラーの「金持ち父さん貧乏父さん」にも、借金すると月5万円を返さなくてはいけなくても、不動産を借りてその収入が6万、7万だったら利益になるからいい、ということが書いてありましたね。
    これはビジネスでも個人のレベルでも全く同じですね。

    坂本:そうですね。ポイントは、借りたお金を、その利息以上のリターンを生み出すものに投資できるかどうかということです。
    リターンを生み出すものに投資できない借金は、しない方が良いです。逆に借金してはダメですね。
    なので、このように借金というものをフラットに捉えることが大事です。

    森川:借金をしたことがない人とか、大きいお金を借りるのが初めてという人は、返せなかったらどうしようという漠然とした未来に対する不安から、尻込みしてしまう傾向があると思いますが、先生おっしゃるように、リターンが見込めるかどうかを判断基準にすると、借金に対する先入観が軽減されるますね。逆に、本当に今必要なお金なんだと、自信をもって借りることもできるのではないでしょうか。

    家計レベルでキャッシュフローをしっかり管理する
    坂本:借金をする上でもう一つ大事なのが、キャッシュフローをちゃんと管理できるかです。

    森川:キャッシュフローの管理ですか。

    坂本:借りたお金を毎月返済していかないといけないので、事業に投資したら、毎月返済と利息分を含めて事業で利益を出せるのかというところです。ちゃんと収支をプラスにしていけるかどうかが、非常に大事です。

    森川:例えば、毎月出ていくお金に加えて利息を返して、なおかつちゃんと利益が残せるように、しっかり管理したり計画を立てることが、借金をする上で大切ということでしょうか。

    坂本:キャッシュフローとは、単純に収入から支出を引いて残ったのが利益なるというものです。
    一番小さい単位ですと、自分の家計レベルでキャッシュフローが把握できているか、そしてちゃんとお金を残せるかが、まず大事です。これができないのであればなかなか難しいですね。

    森川:クレジットカードを使って買い物をすると、あたかも自分がたくさんお金を持ってるように錯覚してしまい、支払いの時に現実を突きつけられるということが、クレジットカードを使い慣れてない人に多いそうですね。そのような人は、自分の家計のキャッシュフローをうまく把握できてなかったため、クレジットカードで錯覚を起こしてしまったということでしょうか。
    ビジネスでは、クレジットカードに当たるのが、例えば掛け売りなどが関係するということでしょうか。

    坂本:そうですね。そのあたりが関係しますね。

    手元にあるお金は使っていいお金なのかを把握しておくこと
    坂本:キャッシュフローの管理をきちんとして、手元にお金を残さないといけません。逆に手元にお金はあるけど、それは使ってはいけないお金ということもあります。資金管理がすごく大事になります。現金があるからといって利益が出ているとは限らないので、ちゃんと利益が出てるのかを管理することが大事です。

    森川:今手元にお金があっても、例えば一週間後の支払いにそのお金を充てなくてはいけない場合、手元にあるお金全部が自分の自由になるお金ではないというような管理をするということですね。

    坂本:特に最初に仕入れが発生するようなビジネスモデルの場合ですと、仕入れ資金が必要になります。
    売れたら現金が入りますが、また次の仕入れに回さないといけません。すると、どこまでが利益でどこまでが使っていいお金なのかを、考えながらやっていけるようにならないと、ビジネスを回していくのは難しいでしょう。

    時間軸で資金を管理して利益を残しておく
    森川:ということは、キャッシュフローの管理とは、いつ入ってくる、いつ出ていくという時間軸で、お金をとらえる必要もありますね。

    坂本:その時間軸をきちんと把握しながら、しっかりと利益を残していくよう考えます。
    キャッシュフローがきちんと管理ができていないと、間違った用途にお金を使ってしまったり、するとお金がなくなってしまうこともあります。

    森川:今まで売れなかったお笑い芸人さんが急に売れて、通帳にすごくお金が入ってきて、うれしくて使っちゃうと、翌年の税金を払うお金が無くなったというよな話をよく聞きますね。キャッシュフローが管理できないという意味では、これも同じですね。

    坂本:起業をする人は、最初にまず家計でしっかりプラスに持って行き、そして事業でもちゃんと管理できるキャッシュフロー能力は非常に求められます。

    14 min
  • 第8回 みんながレビューする時代に勝ち続ける方法

    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・

    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「みんながレビューする時代に勝ち続ける方法」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する

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    「第8回 みんながレビューする時代に勝ち続ける方法」
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    森川:今回は、お客様に価値を提供するということについて伺いたいと思います。

    坂本:はい、よろしくお願いします。

    実質価値と感動価値を提供する

    森川:価値を提供するということについて、今までどのように教えられてきたのでしょうか。

    坂本:価値提供の時によくお話しするのが、実質価値と感動価値についてです。

    まず、そのものの価値を実質価値といいます。そのものの価値なので、可もなく不可もなくというところです。これではお客様に感動は与えられません。感動が与えられないということは、口コミも起こらないということです。ですから、感動価値を意識しなければなりません。
    要するに、お客様が期待している以上の価値を提供できるかどうかです。その積み重ねが口コミや評判を生み、お客様をさらに呼んでくるのです。

    森川:坂本先生は、感動を与えるということに、こだわりや思い入れのようなものをお持ちのように感じられますが、いかがでしょうか。

    期待以上の感動価値があると口コミにつながる

    坂本:みなさんも経験あると思いますが、普通にお店入って期待以上の価値を感じたらお客様は喜びますし、期待以下だとげんなりしてしまいますよね。

    例えばファーストフードのハンバーガー屋さんで、CMや広告のハンバーガーはすごくおいしそうなのに、現物を見たら残念な気持ちになることがよくあります。
    もちろん広告用の写真はきれいに撮りますし、それは大事なことです。しかし、写真と現物にあまりにも差がありすぎると、残念だなと感じますよね。
    期待値を超えられるかというのは、すごく大事です。例えば、おいしいと言われて飲食店に行って実際に食べたら、普通にしか感じられなかったこと、ありますね。おいしいって聞いていなければ、きっとすごくおいしいって感じたかもしれません。おいしいって聞くとハードルが上がったのですね。
    だからといって、そのハードルを低くする必要はありません。期待を越えられるかどうか、期待値以上のものを提供できるかどうかで、お客様の感動が口コミやSNSでのシェアなどに反映されるのです。
    今はみんながレビューする時代なので、感動価値がある会社とない会社では、やはり感動価値がある会社が強いですね。

    森川:そうですね。

    坂本:ある経営者の方から聞いた話です。その会社は以前、運転手派遣の事業をしていました。会社の重役さんの運転手の派遣です。

    その社長さんは、もともとは運転手として働いていた方でした。昭和30年代、40年代というのは、裏でさぼったり、請求書をごまかしたりというような、あまりよろしくない運転手さんが多い時代でした。そこで彼は、「それは良くない。より良いサービスの運転を提供したい。」と思って、自分で会社を作ったのです。
    時間は結構かかりましたが、結果的に大手の企業に採用されました。サービスはいい上に、コストは下がるということで、大企業の経営者の会の間で話題になり、そこから口コミが広がって、ワ〜ッと売り上げが伸びたそうです。

    単に安かろうだけでもダメですし、サービスが良いだけでも足りないと思いますが、このように複合的に組み合わされて、「本当にここのサービスっていいな」とか、「これを使わないと絶対損だな」とお客様が思ってくれたら、お客様がお客様を呼んでくるようになりますね。このように巻き起こしていけるのが本当のサービスだと思います。

    森川:売上を上げるというと、営業マンが一生懸命売り込みをして、その結果として売上が上がるというのが一般的なイメージかと思います。しかし今のお話を聞くと、サービスを提供するだけで、それが良い口コミや良い広告につながると、営業マンがいなくてもいろいろなお客様を連れてきてくれるのですね。商品そのものが営業マンになっているような感じでしょうか。

    坂本:そうですね。商品がいくら良くても売れない、とよく言われます。売る人の力量も当然ありますが、基本的に売れる商品でないと営業マンも売りにくいものです。商品自体がお客さんに感動呼ぶものであるということが大前提だと思います。

    特に今の時代はレビューの時代なので、よくないものはよくないレビューが広まりますので、感動する商品でなければ結局は売れませんね。

    森川:正直者が馬鹿を見るといいますが、正直者こそ報われる時代になりつつあるようですね。

    坂本:正直さがないとすぐ叩かれます。だから商売をするならなおのこと、誠実さが必要です。当然利益はちゃんと取らなくてはいけないけれども、ちゃんとお客様のためを考えたサービスを作っていくのが商売人の使命だと思います。

    森川:感動価値の与え方や作り方について教えていただけないでしょうか。

    原価0円でできるサービスは全部やる

    坂本:まず、0円でできるサービスは全部やりましょう、ということです。

    みんなサービスを結構サボっていますね。サービスとは、0円でつけてもいいものです。わかりやすい例で言うと、ハンバーガーショップでスマイル0円というのがありましたけども、これって原価はタダじゃないですか。原価がかからないものは、全てつけてあげるということです。
    他には、フォローのメールを送ったり、レポートを送ったりです。こういう音声も、色々コストはかかっていいますが、いわゆる製造原価は安いので、無料でもお配りできますね。
    原価0円で何かサービスできると思ったら、それは全部付けましょうということですね。それが感動価値にもつながります。

    価値提供を組み合わせたサービスが感動価値につながる

    坂本:それから、価値提供も組み合わせて価値提供できます。モノだけではなくてサービスもセットする、サービスにさらにモノも付けるということです。

    常に期待を超えていって相手の不安をなくしてあげるようなサービスをセットして、パッケージにするのも一つかもしれません。
    このようなものを提供すると、感動価値につながります。

    森川:単に売ればいいとか、単にお金を回収すればいいとかという方法も、手離れが良いという点では悪くないと思いますが、お客様に対して気を配ったり、少し手間をかけたりして、結果的に感動価値を上げることが、結局はお客様も自分も幸せになるのですね。

    坂本:手離れが良いということは、お客様も離れやすいということです。もちろんどこまでサービスできるかというと、やはりパーソナルなサービスですがいいですね。お客様に対してのサービスのようなものが提供できると、ファンになってくれやすいですね

    森川:あまりお金を掛けずにでも、創意工夫と気持ちがあれば、いくらでもできるというのは、感動価値を作る上で非常にいいポイントですね。

    坂本:単にお客様が買ってくれるだけではない付加価値ですね。これが付くと、お客様が感じる価値はすごく高まります。この商品を買って本当に良かったなと感じてもらえます。それがリピーターにつながるし、口コミにもつながります。

    感動価値を提供した方が自分にもお客様にもメリット

    森川:「好きなことで起業して、お客様と一緒に幸せになっていく」というメッセージが、先生の本では特徴的ですが、感動価値1つとっても、自分もやりたいこと得意なことで精一杯できて、それでお客さんにも喜んでもらってみんな幸せになるということが、非常にわかりやすいですね。

    働き方や起業の仕方に大きな間違いはないかもしれませんが、どうせならみんなが幸せになれる道を選択するといいですね。

    坂本:そうですね。やはり感動価値を提供した方が長く続きますからね。

    お客様も本当に喜んでくれるし、それが自分たちにも利益として返ってきますので、長く商売が続けられると思います。

    森川:ありがとうございます。

    今回は、お客様に提供する価値について教えていただきました。
    また次回もよろしくお願い致します。

    坂本:はい、よろしくお願いします。ありがとうございました。

    16 min
  • 第8回 みんながレビューする時代に勝ち続ける方法
    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・
    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「みんながレビューする時代に勝ち続ける方法」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する
    https://www.amazon.co.jp/dp/4788914565
    「第8回 みんながレビューする時代に勝ち続ける方法」
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    PodcastをiPhoneやアンドロイドから視聴する方法は、
    こちらをご覧ください。


    https://risshi.or.jp/mission/wp-content/uploads/2018/12/007reviewOPED.mp3

     
    森川:今回は、お客様に価値を提供するということについて伺いたいと思います。

    坂本:はい、よろしくお願いします。

    実質価値と感動価値を提供する
    森川:価値を提供するということについて、今までどのように教えられてきたのでしょうか。

    坂本:価値提供の時によくお話しするのが、実質価値と感動価値についてです。
    まず、そのものの価値を実質価値といいます。そのものの価値なので、可もなく不可もなくというところです。これではお客様に感動は与えられません。感動が与えられないということは、口コミも起こらないということです。ですから、感動価値を意識しなければなりません。
    要するに、お客様が期待している以上の価値を提供できるかどうかです。その積み重ねが口コミや評判を生み、お客様をさらに呼んでくるのです。

    森川:坂本先生は、感動を与えるということに、こだわりや思い入れのようなものをお持ちのように感じられますが、いかがでしょうか。

    期待以上の感動価値があると口コミにつながる
    坂本:みなさんも経験あると思いますが、普通にお店入って期待以上の価値を感じたらお客様は喜びますし、期待以下だとげんなりしてしまいますよね。
    例えばファーストフードのハンバーガー屋さんで、CMや広告のハンバーガーはすごくおいしそうなのに、現物を見たら残念な気持ちになることがよくあります。
    もちろん広告用の写真はきれいに撮りますし、それは大事なことです。しかし、写真と現物にあまりにも差がありすぎると、残念だなと感じますよね。
    期待値を超えられるかというのは、すごく大事です。例えば、おいしいと言われて飲食店に行って実際に食べたら、普通にしか感じられなかったこと、ありますね。おいしいって聞いていなければ、きっとすごくおいしいって感じたかもしれません。おいしいって聞くとハードルが上がったのですね。
    だからといって、そのハードルを低くする必要はありません。期待を越えられるかどうか、期待値以上のものを提供できるかどうかで、お客様の感動が口コミやSNSでのシェアなどに反映されるのです。
    今はみんながレビューする時代なので、感動価値がある会社とない会社では、やはり感動価値がある会社が強いですね。

    森川:そうですね。

    坂本:ある経営者の方から聞いた話です。その会社は以前、運転手派遣の事業をしていました。会社の重役さんの運転手の派遣です。
    その社長さんは、もともとは運転手として働いていた方でした。昭和30年代、40年代というのは、裏でさぼったり、請求書をごまかしたりというような、あまりよろしくない運転手さんが多い時代でした。そこで彼は、「それは良くない。より良いサービスの運転を提供したい。」と思って、自分で会社を作ったのです。
    時間は結構かかりましたが、結果的に大手の企業に採用されました。サービスはいい上に、コストは下がるということで、大企業の経営者の会の間で話題になり、そこから口コミが広がって、ワ〜ッと売り上げが伸びたそうです。

    単に安かろうだけでもダメですし、サービスが良いだけでも足りないと思いますが、このように複合的に組み合わされて、「本当にここのサービスっていいな」とか、「これを使わないと絶対損だな」とお客様が思ってくれたら、お客様がお客様を呼んでくるようになりますね。このように巻き起こしていけるのが本当のサービスだと思います。

    森川:売上を上げるというと、営業マンが一生懸命売り込みをして、その結果として売上が上がるというのが一般的なイメージかと思います。しかし今のお話を聞くと、サービスを提供するだけで、それが良い口コミや良い広告につながると、営業マンがいなくてもいろいろなお客様を連れてきてくれるのですね。商品そのものが営業マンになっているような感じでしょうか。

    坂本:そうですね。商品がいくら良くても売れない、とよく言われます。売る人の力量も当然ありますが、基本的に売れる商品でないと営業マンも売りにくいものです。商品自体がお客さんに感動呼ぶものであるということが大前提だと思います。
    特に今の時代はレビューの時代なので、よくないものはよくないレビューが広まりますので、感動する商品でなければ結局は売れませんね。

    森川:正直者が馬鹿を見るといいますが、正直者こそ報われる時代になりつつあるようですね。

    坂本:正直さがないとすぐ叩かれます。だから商売をするならなおのこと、誠実さが必要です。当然利益はちゃんと取らなくてはいけないけれども、ちゃんとお客様のためを考えたサービスを作っていくのが商売人の使命だと思います。

    森川:感動価値の与え方や作り方について教えていただけないでしょうか。

    原価0円でできるサービスは全部やる
    坂本:まず、0円でできるサービスは全部やりましょう、ということです。
    みんなサービスを結構サボっていますね。サービスとは、0円でつけてもいいものです。わかりやすい例で言うと、ハンバーガーショップでスマイル0円というのがありましたけども、これって原価はタダじゃないですか。原価がかからないものは、全てつけてあげるということです。
    他には、フォローのメールを送ったり、レポートを送ったりです。こういう音声も、色々コストはかかっていいますが、いわゆる製造原価は安いので、無料でもお配りできますね。
    原価0円で何かサービスできると思ったら、それは全部付けましょうということですね。それが感動価値にもつながります。

    価値提供を組み合わせたサービスが感動価値につながる
    坂本:それから、価値提供も組み合わせて価値提供できます。モノだけではなくてサービスもセットする、サービスにさらにモノも付けるということです。
    常に期待を超えていって相手の不安をなくしてあげるようなサービスをセットして、パッケージにするのも一つかもしれません。
    このようなものを提供すると、感動価値につながります。

    森川:単に売ればいいとか、単にお金を回収すればいいとかという方法も、手離れが良いという点では悪くないと思いますが、お客様に対して気を配ったり、少し手間をかけたりして、結果的に感動価値を上げることが、結局はお客様も自分も幸せになるのですね。

    坂本:手離れが良いということは、お客様も離れやすいということです。もちろんどこまでサービスできるかというと、やはりパーソナルなサービスですがいいですね。お客様に対してのサービスのようなものが提供できると、ファンになってくれやすいですね

    森川:あまりお金を掛けずにでも、創意工夫と気持ちがあれば、いくらでもできるというのは、感動価値を作る上で非常にいいポイントですね。

    坂本:単にお客様が買ってくれるだけではない付加価値ですね。これが付くと、お客様が感じる価値はすごく高まります。この商品を買って本当に良かったなと感じてもらえます。それがリピーターにつながるし、口コミにもつながります。

    感動価値を提供した方が自分にもお客様にもメリット
    森川:「好きなことで起業して、お客様と一緒に幸せになっていく」というメッセージが、先生の本では特徴的ですが、感動価値1つとっても、自分もやりたいこと得意なことで精一杯できて、それでお客さんにも喜んでもらってみんな幸せになるということが、非常にわかりやすいですね。
    0 min
  • 第7回 お客様に選ばれるための「USP」の考え方

    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・

    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「お客様に選ばれるための「USP」の考え方」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する

    https://www.amazon.co.jp/dp/4788914565

    「第7回 お客様に選ばれるための「USP」の考え方」
    Podcastの音声はこちらよりご視聴ください

    PodcastをiPhoneやアンドロイドから視聴する方法は、

    こちらをご覧ください。


    https://risshi.or.jp/mission/wp-content/uploads/2018/12/006uspOPED.mp3

     

    森川:今回は坂本先生の著書「6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する」」の第2章から、「USP」について教えてください。

    独自の強み・売りを際立たせる

    坂本:「USP」は、ユニークセリングプロポジションといいます。商品の独自性、独自の強みです。

    ビジネス考える時には、この「USP」は非常に大事です。同じ商売でも、他と比べて何が違うのかがはっきりしていないと、お客様から選んでもらえません。
    例えば同じ美容室でも、うちの店の独自の強みって何だろう、同じラーメン屋さんでも、うちの店の独自性って何だろう、というところを際立たせて、一番のウリになると、これが「USP」です。

    森川:差別化とか独自性という言葉は、最近よく聞かれますね。言葉は知ってるけれども、いざ自分のビジネスに応用しようとしたときに苦労される方は少なくないのではないでしょうか。

    そういう方へのアドバイスをお願いします。

    「誰に」「何を」を厳密にするだけでも強みになる

    坂本:「USP」の作り方にはいろいろあります。

    コアコンセプトで「誰に・何を・USP」と言っていますが、「誰に」「何を」を厳密にするだけでも、それ自体が「USP」になるということがよくあります。
    一番わかりやすい例では、ターゲットを他の人と違うターゲットにする、という方法です。それまで女性向けで売っていたような商品、例えば化粧品を男性向けに変えると、これも「USP」になります。
    それから、どこのターゲットに絞り込んでいくのか、という絞り込みです。例えば、結婚指輪なら、単純に結婚指輪というだけではなく、金属アレルギー対応の結婚指輪にすることで、よりニッチなニーズに対応していきます。すると「USP」になります。

    森川:「USP」というのは、例えばターゲットを変えることで競合との差別化ができるというですが、独自性を作ってもあまり評価されないとか、他とは違うがお客様からは選ばれない、といった失敗例はありますか。またそれはどのように改善すればいいでしょうか。

    コアコンセプトはお客様の声を聞きながら磨き続けるもの

    坂本:こちらが考える強みとお客様が考える強みが、かなり違う場合があります。すると独りよがりの強みにしかなりません。これが「USP」の難しいところです。

    そこで、お客様からのアンケートや感想を常に聞くようにすることが大事です。お客様に「なぜうちの商品を選んでくれたんですか」と常に聞くようにします。
    お客様が商品を選ぶ時に、たぶん他の商品も検討したと思います。その結果、なぜうちの商品をわざわざ選んでくれたのかを聞くのです。
    お客様から見た「USP」は何かをしっかり理解していくということが、非常に大事です。

    森川:先生の著書の第2章の最後に「コアコンセプトは磨き続けるもの」として、お客様の声を聴き続ける事がいかに大切かを力説されていますね。

    坂本:コアコンセプトは、最初は仮決めでしかありません。こういうターゲットで、こういう価値を提供して、こういう違いを出す、というのは、あくまで予測でしかありません。常にお客様の声を聴いて、コアコンセプトを修正していきます。この感覚が非常に大事です。

    お客様が何を求めているかを追求して、コアコンセプト変えていくといいと思います。

    森川:ということは、コアコンセプトは1回作って終わりではなく、売りながらお客様にアドバイスをいただくような感覚で、お客様と一緒に作り上げていくイメージになりますか。

    坂本:そうです。テストで販売して、お客様の意見を聴きながら、お客様と一緒に作っていく感覚です。

    お客様から真摯に声を聴きながら、お客様の求めてることが何なのかをちゃんと打ち出せるかが、すごく大事です。
    機械のスペックなどの性能を上げても、お客様にはそれは全然響かないということがあります。
    例えばテレビに対して、お客様は本当に4Kとか8Kとかを求めてるのか、と言われています。地デジになった時は、ブラウン管から平面になって、画像も全然変わったので、すごい感動もありました。しかし、今の普通の液晶テレビの映像は十分きれいですので、そこから4Kとかましてや8Kとか、そこまできれいな映像を求めているかというと、どうでしょうか。

    ビジネスはスピード感をもって300回の改善をすれば成功する

    森川:先生の著書の中で「300回の改善をすれば成功する」と書かれていますね。300回というと、途方もない数字に感じますね。

    坂本:ヒット商品を売る人は、プロセスの改善や商品の改善をひたすらやってきますね。そして、そのスピードが速いのです。

    なので最初のコアコンセプトは仮でいいのでまず出してしまい、それを改善していきます。
    例えば、今ではIT系のサービスなどではその傾向強いですね。テストとしてプロトタイプで出して、それをどんどんバージョンアップして修正をかけていきます。
    こちらの方が、お客さんの意見聞きながらなので、より良い商品ができます。

    森川:いかに早く出して、いかにこうお客さんの声をたくさん聴いて、いかに改善を重ねていくかが、ビジネスのコアコンセプトを早く明確にして、ビジネスを成功させるポイントということですね。

    坂本:そうですね。ここはスピードが勝負を分けるので、どんどん早く改善していくことが大事です。

    明確なゴールを持っている人は早く成果を出す

    森川:ビジネスをスピーディーに動かせる人の傾向や共通点はありますか。

    坂本:やはり明確なゴールを持ってる人は早いかなと思います。ここに行きたいという明確なゴールを持ち、そこに向かう理由が自分の中で納得してる人、いつまでにこれをやらないといけないという理由が明確な人ですね。これがある人は成果を出していると感じます。

    森川:今回はコアコンセプトの構成要素の3つ目である「USP」と、コアコンセプトを磨いてヒット商品に押し上げるポイントについて伺いました。

    坂本先生、ありがとうございました。

    坂本:ありがとうございました。

    13 min
  • 第7回 お客様に選ばれるための「USP」の考え方
    いつか起業を考えているけど、何から始めていいか分からない・・・
    そう悩んでいる方へ。

    起業家教育の専門家である坂本憲彦が、はじめての起業で成功するポイントを解説します。

    今回は、「お客様に選ばれるための「USP」の考え方」について、お届けしていきます。

    参考図書:6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する
    https://www.amazon.co.jp/dp/4788914565
    「第7回 お客様に選ばれるための「USP」の考え方」
    Podcastの音声はこちらよりご視聴ください
    PodcastをiPhoneやアンドロイドから視聴する方法は、
    こちらをご覧ください。


    https://risshi.or.jp/mission/wp-content/uploads/2018/12/006uspOPED.mp3

     
    森川:今回は坂本先生の著書「6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する」」の第2章から、「USP」について教えてください。

    独自の強み・売りを際立たせる
    坂本:「USP」は、ユニークセリングプロポジションといいます。商品の独自性、独自の強みです。
    ビジネス考える時には、この「USP」は非常に大事です。同じ商売でも、他と比べて何が違うのかがはっきりしていないと、お客様から選んでもらえません。
    例えば同じ美容室でも、うちの店の独自の強みって何だろう、同じラーメン屋さんでも、うちの店の独自性って何だろう、というところを際立たせて、一番のウリになると、これが「USP」です。

    森川:差別化とか独自性という言葉は、最近よく聞かれますね。言葉は知ってるけれども、いざ自分のビジネスに応用しようとしたときに苦労される方は少なくないのではないでしょうか。
    そういう方へのアドバイスをお願いします。

    「誰に」「何を」を厳密にするだけでも強みになる
    坂本:「USP」の作り方にはいろいろあります。
    コアコンセプトで「誰に・何を・USP」と言っていますが、「誰に」「何を」を厳密にするだけでも、それ自体が「USP」になるということがよくあります。
    一番わかりやすい例では、ターゲットを他の人と違うターゲットにする、という方法です。それまで女性向けで売っていたような商品、例えば化粧品を男性向けに変えると、これも「USP」になります。
    それから、どこのターゲットに絞り込んでいくのか、という絞り込みです。例えば、結婚指輪なら、単純に結婚指輪というだけではなく、金属アレルギー対応の結婚指輪にすることで、よりニッチなニーズに対応していきます。すると「USP」になります。

    森川:「USP」というのは、例えばターゲットを変えることで競合との差別化ができるというですが、独自性を作ってもあまり評価されないとか、他とは違うがお客様からは選ばれない、といった失敗例はありますか。またそれはどのように改善すればいいでしょうか。

    コアコンセプトはお客様の声を聞きながら磨き続けるもの
    坂本:こちらが考える強みとお客様が考える強みが、かなり違う場合があります。すると独りよがりの強みにしかなりません。これが「USP」の難しいところです。
    そこで、お客様からのアンケートや感想を常に聞くようにすることが大事です。お客様に「なぜうちの商品を選んでくれたんですか」と常に聞くようにします。
    お客様が商品を選ぶ時に、たぶん他の商品も検討したと思います。その結果、なぜうちの商品をわざわざ選んでくれたのかを聞くのです。
    お客様から見た「USP」は何かをしっかり理解していくということが、非常に大事です。

    森川:先生の著書の第2章の最後に「コアコンセプトは磨き続けるもの」として、お客様の声を聴き続ける事がいかに大切かを力説されていますね。

    坂本:コアコンセプトは、最初は仮決めでしかありません。こういうターゲットで、こういう価値を提供して、こういう違いを出す、というのは、あくまで予測でしかありません。常にお客様の声を聴いて、コアコンセプトを修正していきます。この感覚が非常に大事です。
    お客様が何を求めているかを追求して、コアコンセプト変えていくといいと思います。

    森川:ということは、コアコンセプトは1回作って終わりではなく、売りながらお客様にアドバイスをいただくような感覚で、お客様と一緒に作り上げていくイメージになりますか。

    坂本:そうです。テストで販売して、お客様の意見を聴きながら、お客様と一緒に作っていく感覚です。
    お客様から真摯に声を聴きながら、お客様の求めてることが何なのかをちゃんと打ち出せるかが、すごく大事です。
    機械のスペックなどの性能を上げても、お客様にはそれは全然響かないということがあります。
    例えばテレビに対して、お客様は本当に4Kとか8Kとかを求めてるのか、と言われています。地デジになった時は、ブラウン管から平面になって、画像も全然変わったので、すごい感動もありました。しかし、今の普通の液晶テレビの映像は十分きれいですので、そこから4Kとかましてや8Kとか、そこまできれいな映像を求めているかというと、どうでしょうか。

    ビジネスはスピード感をもって300回の改善をすれば成功する
    森川:先生の著書の中で「300回の改善をすれば成功する」と書かれていますね。300回というと、途方もない数字に感じますね。

    坂本:ヒット商品を売る人は、プロセスの改善や商品の改善をひたすらやってきますね。そして、そのスピードが速いのです。
    なので最初のコアコンセプトは仮でいいのでまず出してしまい、それを改善していきます。
    例えば、今ではIT系のサービスなどではその傾向強いですね。テストとしてプロトタイプで出して、それをどんどんバージョンアップして修正をかけていきます。
    こちらの方が、お客さんの意見聞きながらなので、より良い商品ができます。

    森川:いかに早く出して、いかにこうお客さんの声をたくさん聴いて、いかに改善を重ねていくかが、ビジネスのコアコンセプトを早く明確にして、ビジネスを成功させるポイントということですね。

    坂本:そうですね。ここはスピードが勝負を分けるので、どんどん早く改善していくことが大事です。

    明確なゴールを持っている人は早く成果を出す
    森川:ビジネスをスピーディーに動かせる人の傾向や共通点はありますか。

    坂本:やはり明確なゴールを持ってる人は早いかなと思います。ここに行きたいという明確なゴールを持ち、そこに向かう理由が自分の中で納得してる人、いつまでにこれをやらないといけないという理由が明確な人ですね。これがある人は成果を出していると感じます。

    森川:今回はコアコンセプトの構成要素の3つ目である「USP」と、コアコンセプトを磨いてヒット商品に押し上げるポイントについて伺いました。
    坂本先生、ありがとうございました。

    坂本:ありがとうございました。
    13 min

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