春の高校バレー(第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会)は8日、東京体育館(東京都)で準決勝が行われた(無観客)。 男子第1試合は4大会ぶりの決勝進出を狙う古豪の鎮西(熊本)と、初出場でベスト4入りを果たした日南振徳(宮崎)による九州対決となった。身長2mの大エース日南振徳・甲斐優斗に対し、鎮西は2年生エース対角の舛本颯真(182cm)、平田悠真(192cm)が奮闘。打ち合いを制した鎮西がストレートで勝利し、4大会ぶりの決勝に駒を進めた。「甲斐君に対して3枚ブロックを徹底したが、(ブロックに関して)今日雑な部分があったので、明日は丁寧にやっていきたい」(宮迫竜司コーチ)という鎮西。舛本は「絶対勝ってやるぞという気持ちでセンターコートに立った」と笑顔を見せた。前日にダブルヘッダーを経ての朝からの試合に「身体はちょっときつかったが、絶対やらないといけないという気持ちでやってきたので、勝ててよかった」と語った。また、好調だった対角の平田に対して、「本当に尊敬しているし、大事なところで決めてくれたのですごく助かった」と賞賛した。 一方、敗れた日南振徳の甲斐は、「鎮西のブロックは形がいいのでプレッシャーはあったが、その中で打ち切れたスパイクが何本かあってよかった。前衛の時はブロックの上から打とうという意識で、バックアタックの時は弾き飛ばしてやろうという気持ちで打った」と試合を振り返った。初出場でのベスト4入りについては、「大きな結果だとは思うが、優勝目指してやってきたので少し悔しい」と話した。