BOOKS CALLING

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BOOKS CALLING episodes

  • 25|いまAIとどう暮らしてる?

    【今回のトピック】それぞれAIとどう向き合ってる?/クリエイターの集うAI勉強会で開眼した武田/いまが分水嶺/大手コンサル企業の新人仕事はほぼAIで行われている?/「AIを歓迎するか否か」という問いの陳腐化/SSWSでのマッキンゼー社員による問いの読み替え/AIとつくった大学のシラバス/サポートからエージェントへ/MCP×Obsidianによって世界が変わる/AIの手癖を理解する/「AIには○○できない」という人ほどAIに触れていない問題/丸山ゴンザレスとAI/AIの考えるギャグは笑えるか/AIとコピーライティング/人間が「人間にしか出来ない」と思いたいものとは何か/AIは厚い本も読んでくれる/便利のパラドックス/タイパよりプロパ/人はなぜ釣りをするのか

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    33 min
  • 24|自伝として語られる蠱惑的なテックとサイケの精神史

    今回の感謝本:武邑光裕『Outlying 僻遠の文化史』(rn press)


    【今回のトピック】圧倒的にかっこいい装丁の自伝/メディア美学者という肩書き/武邑先生の「技術と芸術」という講義を受けていた廣田/GDPRとICC/「そこまで書くか」という来歴が記される/本書の背骨になる概念「ゾーン」/複雑な家庭環境からはじまる魂の放浪/人智学と黒魔術/マンハッタンのアンダーグラウンド/バスキアとポストパンク/対抗文化の旗手たちとの出会い/サイケデリック体験のドキュメント/ITとサイケデリックカルチャーの重なり/トランスパーソナリティ心理学/からの芝浦GOLDのオーガナイズ/極私的な視点から記されるテック・アート・精神史/人文学サイドからの情報学/ポストモダンと学際/異才が集まっていた『遊』編集部/おまけの小冊子もアツい/オウム真理教とサイケとコンピュータ/分断しつつあるジャンルの交差点に立つこと/便利な社会で魂はどこに置かれるのか/あとがきで引用されるディラン・トマス

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    32 min
  • 23|日記はクリエイティブの一番出汁─『文藝 2025年春季号』

    小学校のとき日記以外の宿題がなかった武田による、日記への感謝回。日記本ブームのいま、日記を書くこと読むことの楽しみと効能を考えます。

    今回の感謝本:『文藝 2025年春季号』(河出書房新社)武田百合子『富士日記』(中公文庫)川上弘美『東京日記』(平凡社)図Yカニナ『白夜日記』


    【今回のトピック】またしても「書き方」の話/「つくる」への関心のルーツは福音館書店『工作図鑑』から/工学部卒なのに機械に関心があまりない廣田/ド文系なのに宇宙や自然科学が好きだった武田/スタンディングデスクの素晴らしさ/後悔しないためのこだわり/ルーティンへのあこがれ/起床即執筆×ポモドーロ×スタンディングデスクで利確する/多動の民は立って踊りながら書くべし/DJのように書く/やりたいことから順番にやる効果/何をやろうか迷う時間はムダである/迷う前に書け!/30分だけでも書く意味がある/ノってきても時間がきたらおしまい/日記の楽しみ/途切れても再始動すれば「続いている」/空前の日記本ブーム/日付さえあれば/『誰かの日記』/自分だけの日記と公開前提の日記の違い/宿題が日記だけだった小学生時代/よろこんでもらいたくて日記に書いていた「おはなし」/日記はクリエイティブの一番出汁/書かれなければ思い出されないことがある/3つのキーワードから記す「ありえた日の日記」/日々がおもしろくなるから書けばいい/『二十歳の原点』


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    42 min
  • 22|鈍器本を読むよろこび

    番組がはじまって早くも半年。2024年の本と暮らしを振り返っていく今回は、廣田が鈍器本を読むことの効能と喜びを熱弁します。


    【今回のトピック】本が読めている=ウェルビーイングな状態/余暇に読むのではなく、読むために調整する/なぜ本好きなのにスマホに手が伸びるのか/SNSは噂話のプラットフォーム/大量の鈍器本を読む秘訣/自分を責めないための読書術/難所なき見晴らしはつまらない/最近読破の鈍器をざっくり紹介/所有を巡る冒険/世界文学の旗手による88万字のマスターピース/実は大作ゲームよりタイパのいい鈍器本/長過ぎて混乱するストーリーラインが人生っぽい/進化心理学から見るハラスメントの起源/鈍器本ならではのよろこび/AIは物語を書けるが読んで楽しむのは人間では?/電子書籍ならいつでも鈍器?/読み方をつくる楽しみ/迷ったら一旦買おう鈍器本!

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    30 min
  • 21|荒廃した資本主義下のサヴァイバルガイド─アナ・チン『マツタケ─不確定な時代を生きる術』

    タイトルだけ聞き、生物学の本だと思いきや、じつは荒廃したグローバル資本主義下でのサヴァイバルガイドとして楽しめるこちら。鈍器本への誘い!


    今回の感謝本:アナ・チン『マツタケ─不確定な時代を生きる術』(みすず書房)

    【今回のトピック】442Pの中型鈍器/英題は「The mushroom at the End of the World」=世界の終わりのマッシュルーム/安心安定の知識の泉・みすず書房/京大初のマツタケ学/著者はフェミニズムと環境人類学を牽引する文化人類学者/森林には資本主義下の課題が全部現れる/「マツタケ、深いんすよ!」/学際的で多声的な書かれ方/荒れ地でないと育たない/量産・安定供給不可/輸入先はコロラド州の森/採集者は移民としてやってきたミェン族/楽しみとしての採集/「汚染されたダイバーシティ」の誇り/爆心地から最初に生えてきたのがマツタケ/珍重するのは日本人だけ/贈与としての食品/マツタケから学ぶ荒廃した資本主義下のサバイブ術/意外な里山批判/写真と文体のかっこよさ/マルジェラのきのこパーカー/マツタケをモチーフとしたポストグローバル資本主義論/幸せになる偶然性のあり方/結末に抗って/書籍の本質的なよろこびは鈍器本にあり/プルースト『失われた時を求めて』どの訳で読むか


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    39 min
  • 20|電車の中で写真集を「読む」─佐内正史『写真がいってかえってきた』

    収録日、出がけに感謝本を急遽変えた武田。その結果、生まれてはじめて電車内で写真を「読む」体験をします。写真と作意、表現と記憶についてのお話。

    今回の感謝本:佐内正史『写真がいってかえってきた』(対照)

    【今回のトピック】武田、出かける直前に感謝本をテーマごと変更!/なぜ日記本ブームが起こっているのか/下北沢の日記専門店「月日」/風景を見て感動するときに何が起こっているのか/何かを思い出さないと文章は書けない/思い出す以上作意が生まれる/写真なら作意を捨てられるのではないか/風景は作意でコントロールできない/いい風景は「やってくる」/風景そのものは存在しない?/「なにげない風景」のなにげなくなさ/なぜ自分の風景写真は佐内さんのものとまるで違うのか/クオリティとは/ジャクソン・ポロックの「上手さ」/アレック・ソスのポートレイトの圧倒的演出力/電車の中で写真集を「読む」/車窓に流れる風景、手元の風景/写真で説明をしてしまう廣田/被写体との品のいい距離/ファインダーの暴力性/いい風景には永遠に追いつけない/作意、記憶、時間


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    35 min
  • 19|本の記録とドーパミン早起き術

    2024年振り返り回。武田は本の記録へのあこがれと、あるアプリの話。廣田からは、月に1回鈍器本が読めるような生活の秘密を本邦 公開!

    【今回のトピック】

    感謝の2度漬け/読んだ本、記録してる?/本の読める店・fuzkue阿久津さんによる読書記録アプリ/テストに読んでもらった印象/脱読了至上主義/プロセスを記録する/積ん読は負債じゃなくて資産!/本好きならではのインサイト/衆人環境での★が記録の邪魔をする/Amazonで★1つをつける奴ら/ログにあんま興味ない廣田/「記録好き」にあこがれる武田/これまでの感謝本リスト化計画/読書時間のつくり方/時間なくて疲れてるときに限って、意味ない動画を見てしまうのか/結論:朝型になるしかない/Kindle unlimitedのディグ/『最高の気分と活力が手に入るドーパミン復活早起き法』を読んでみた/乖離とボーダーから依存症の時代へ/脳の報酬系をいじるデザインのダークパターン/1日の総ドーパミン量は決まってる?/現代人、スマホでテンションの先取りしすぎ/解決策:冷水シャワーを浴びろ/コ○イン並のドーパミンがゆっくり出る?/褐色脂肪細胞のはなし/「今のはほんとの科学?(笑)」/月1冊鈍器本が読めるようになりますよ…


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    36 min
  • 18 |音楽への感謝に満ちた驚異の重要書─マイケル・スピッツァー『音楽の人類史』

    久々の鈍器本へのトライとして廣田が選んだこちら。縦横無尽の知識を動員し、わずか2年で書いたという驚異の大著には音楽への圧倒的感謝が詰まっていました─。

    今回の感謝本:マイケル・スピッツァー『音楽の人類史:発展と伝播の8億年の物語』(原書房)

    【今回のトピック】

    廣田、久々の鈍器本への挑戦/音楽誕生以前からAIによる作曲まで/「音楽は聴覚にとってのチーズケーキのようなものだ」への大いなる批判/「正統」な西洋音楽史とあえて距離をとる/『銃・病原菌・鉄』の音楽版/イルカには流行歌がある/蝸牛の起源はエラ/2足歩行によって生まれたリズム/学際的に横断する知恵があふれてくる/超重要遺跡=ギョベクリ・テペ/人類の定住は音楽によりはじまった?/西洋による世界の支配を音楽から解く/3つのキラーアプリ=音階・記譜法・対位法/記譜法によって批評が生まれ他/「作者」の誕生/ポリフォニーとしての武満徹/1番熱心にベートーヴェンを聴いているのは日本人/自我なき禅的音楽としての久石譲/円環する時間を描く西洋外の音楽たち/PSY『江南スタイルは音楽の最終地点/これを2年で書いた著者の知識が恐ろしい…/蠱惑的な鈍器本

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    39 min
  • 17 |猫から考える時間、記憶、世界の美しさ─保坂和志『ハレルヤ』

    本は不思議なもので、読むタイミングによってその色彩が変わります。今回は武田がふと再読してみて、作品のほんとうの魅力に気がついた本。積ん読は資産、再読は世界と出会いなおす旅!

    今回の感謝本:保坂和志『ハレルヤ』(新潮社)

    【今回のトピック】

    保坂和志は完読しづらい?/『趣味」を敵視していた20代の武田/村上春樹と顔が似てる/「猫がいるから花の美しさがあり、冬の寒さもありっていう」/趣味=世界の美しさや奥深さを知るための触媒=広義のメディア?/まっさらなままじゃ感受できない/猫を書くのではなく、猫「で」書く/「猫で書く」保坂和志を短編で味わえる『ハレルヤ』/円環し点在する猫たちとの時間/原因があって結果がある、というのは人間だけの感覚か/時間と記憶の猫を通した考察が泣ける……/葉っぱが落ちるような時間感覚を持つイスラーム文化/偶然性への感謝/未来を思い出す/プレミア12決勝での辰巳選手の円陣/偶然に思いを馳せられるのは高級なこと/中年とは伏線回収の年/時間の螺旋モデル

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    35 min
  • 16|社員旅行で出かけた神々の町

    社員のルーツを巡る旅として島根県は出雲に出かけた廣田。今回はその旅の報告会。足を使って縦に潜るリサーチの記録。

    【今回のトピック】

    廣田の社員旅行を楽しみにしていた武田/意外な島根県の一宮(格の高い神社)=熊野神社/熊野大社は擦り火の起源/佐香神社は神々の宴会会場/からの、出雲大社というコース/運良く見られた出雲神楽「荒神」/戦後GHQによって新嘗祭を勤労感謝の日に変えた/が、出雲大社では今でもひっそり古式新嘗祭が続けられている…/現地で聞き込みしても誰も知らない…/現地調査開始の夜。入り口では神社ファンが集い、雅楽に耳をそばだてている/「これ、やってるな?」/駐車場に停まるアルファード的高級送迎車/出てきた大宮司さん「こんばんわ」/GHQが廃止させたもの色々あるね/

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    34 min

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リサーチャーの廣田周作と、メディアリサーチャー / 編集者の武田俊によるpodcast。まるで呼ばれるようにして手に取った本から得た気づきや疑問、ひらめきやときめきを、感謝目線で紹介しあいます。