BOOKS CALLING

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BOOKS CALLING episodes

  • #5|何気ない日常などない──滝口悠生「連絡」

    満を持して小説を紹介するにあたり、当日まで迷っていた武田。最終的に決めたのは、まだ書籍化前の「子育て」に関する名作中編。


    今回の感謝本

    滝口悠生「連絡」(『文藝』2024年秋号収録)


    【今日のトピック】選ばなかったのは津村記久子さん「サキの忘れ物」/滝口悠生×柴崎友香のトークに出かけた武田/3歳のももちゃんとお父さんがずっと公園にいる/「思い出す」ことで時空がレイヤーに/社会的な呼称「○○のお父さん」から感じる幸せの形/メンタル壊して得た「日常って奇跡だったんだ」/「ネタバレなしで魅力を伝える努力をしてみようと思います」/誰も公園から出ないのに世界につながっている!/読み終わって拍手/子どもを通じて考える、世界の悪意や暴力について/虚実のあわいが消失していく『長い一日』/人称表現の多様さって日本文学ならでは?/私小説がアプデされる令和/私性のゆらぎ/虚を混ぜることで立ち上がる実

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    37 min
  • #4|「笑い」を書くこと
    今回は収録前にふたりで盛り上がっていた「笑い」について。ギャグ漫画をまったく通ってきてない武田が読むべき作品、ぜひ教えてください!

    【今日のトピック】

    漫画家・宮川サトシさんと出会った廣田/DCコミックスから唯一二次創作を許可された漫画家/あるある」とは「ないない」である/色無し恋無し情け有り/ベイブレードとごはんですよ!の蓋/笑いとは観察と連想とタイミング/翻訳家・村井理子さんのエッセイのおもしろさ/必死さが反転した笑いもあるよね/創作とメタ認知/罵詈雑言といやみの違い/「闘病後日記」余命120日と宣告されたあとの世界で/笑いをうまく書けない武田のお悩み/酢豚の中のパイナップルの役割/カート・ヴォネガットの発明/「悲劇と喜劇はカメラを置く場所で変わる」/ギャグ漫画家はメンタルを崩しやすい?/『ヒミズ』を境目とした古谷実作品/吉田戦車『伝染るんです』ど真ん中世代の廣田/Z会ネーム・火星田マチ子

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    33 min
  • #3|松下育男『これから詩を読み、書くひとのための詩の教室』──帰るための場所としての○○

    廣田セレクト回。企業で働きながら詩作を続けてきた著者は、定年後詩の教室をひらきます。ぼくたちの暮らしの中のことばと、詩のことば。どんなふうに違って、どんなふうに味わえるのか。

    今回の感謝本:松下育男『これから詩を読み、書くひとのための詩の教室』 (思潮社)

    【今日のトピック】

    しんどい時ほど詩が読みたい/論理の究極形として/意味以前の世界を描く(言語で)/「今、詩人みたいだった?(笑)」/紀伊國屋書店の平台にて/外資系企業勤務・飲み会苦手な松下さんに共感の廣田/創作者による解説=読み方、書き方の教室/根底にあるはげましの視線/廣田、朗読してみます!/沈黙するために書かれる言葉=詩/言えないことをどう言うか/武田、蔑称としての「ポエム」に怒る/詩を書くのは「帰りたかったから」/「こんな深い感謝があるのか……」/ヒップホップを聞きリリックを読むように/本邦初公開、廣田の感謝ノート/連想・象徴化・リフレクション/再度実証された「感謝=ノーリスクハイリターン」説

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    38 min
  • #2|山田芳裕『望郷太郎』──終末世界で感謝する資本主義的亡者のお話

    初回の感謝本は武田セレクトの山田芳裕さんによるマンガ『望郷太郎』! 寒冷化によって初期化された世界を描くポストアポカリプスもの。こってりとした劇画タッチで描かれるSFマンガを、なぜ選んだのでしょう。

    今回の感謝本:山田芳裕『望郷太郎』(講談社)

    【今日のトピック】

    「BOOKS CALLING」の由来/選書は知のカードバトルになりがち/本に呼ばれて/永井玲衣さんの哲学対話からのヒント/番組ルール①「固有名詞でマウントしたり威圧しない」/②「本のよさを数字で語らない」/③「批判はOK、否定はNG」/感謝とリスペクトの違い/アテンションエコノミーの時代にだらだらしゃべる効能/『望郷太郎』の表情の描き方がやばい……/「そこ急にSFなんだ」/文明史・経済史をやり直す壮大な物語/シベリア鉄道大逆走!/「貨幣」によって救われるものとは/『火の鳥』的な歴史の入れ子構造/500年後にも残るレガシーとしてのadidasジャージ(笑)/終末世界で感謝する資本主義の亡者・太郎/ポトラッチが描く贈与の暴力性/激アツな中沢新一さんによる解説/『望郷太郎』を読んだら仕事がきた話/感謝のカウンター

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    39 min
  • #1|ゼロ年代から振り返る

    なぜ、ふたりで本について語り合おうと思ったのか。用意していた原稿を捨てて、まずはふたりの出会いから振り返ります。

    【今日のトピック】

    2008年の文学フリマ/武田のつくっていた雑誌『界遊』/廣田が参加していた「ゼロアカ道場」/オースティンでの再会/国立の増田書店がやばすぎる/なぜ大人は夜、お酒がないと語れないのか/おもしろい話は本音と建て前の間にある/なぜ今、本に「感謝」なのか/知で競い合うのやめない?/本の良さはひとりでしか読めないこと/武器としてじゃない知性/スピらずに感謝する方法/感謝はノーリスクハイリターン/謝辞の存在について/伏線回収の世代/感謝のスローメディアとしてのpodcast
    40 min

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リサーチャーの廣田周作と、メディアリサーチャー / 編集者の武田俊によるpodcast。まるで呼ばれるようにして手に取った本から得た気づきや疑問、ひらめきやときめきを、感謝目線で紹介しあいます。