2021年5月25日(火)
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
宜野湾市のボランティア活動団体
ブーゲンビリアは絵本「すくぶん」の
音訳CDを作成しました。
音訳は標準語男性編と標準語女性編、
うちなーぐち編の3種類あり、
看護の日の今月12日に
宜野湾市社会福祉協議会を訪れ、
これら音訳CDとオリジナル絵本3冊を
視覚障がい者や高齢者向けに贈呈しました。
絵本「すくぶん」は、沖縄の看護の礎を築いた
眞玉橋ノブさんの青春時代から沖縄戦体験、
看護の発展に尽力した後世をたどったもので、
1985年5月、眞玉橋さんは
赤十字国際委員会より、顕著な功績を残した
看護師に与えられる世界最高の栄誉
「フローレンス・ナイチンゲール記章」を
県内で初めて受章しました。
ブーゲンビリアの大山ゆき子会長は
「とても素晴らしい絵本の内容に感銘を
受けたので、
多くの人に眞玉橋ノブさんのことを
伝えたかった」と話しました。
また、うちなーぐち編を担当した
宜野湾市うちなぁぐち会の與儀清子会長は「『すくぶん』というのは、
沖縄に古くから伝わる言葉で『役割』や
『役目』など務めを果たす意味。
それぞれの立場で全うすべき使命」
と説明しました。
贈呈されたCDや絵本は市社会福祉協議会で
貸し出しなどを予定しています。