♪「ブラームスの田園」とも呼ばれる明るく開放感に満ちた交響曲
1877年6月、ブラームスは南オーストリアのケルンテン地方、ヴェルター湖畔にあるペルチャッハに避暑のため滞在、第2交響曲の作曲に着手し、9月にはほぼ完成しました。
10月にバーデン近郊のリヒテンタールに移り、そこで全曲を書き上げています。
4ヶ月間の作曲期間は、第1交響曲の推敲を重ねて20年あまりを要したのと対照的ですが、第1交響曲の作曲中にも準備が進められていたという説もあります。
ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」にたとえられ、伸びやかで快活な気分が全体を占めています。このことから「ブラームスの『田園』交響曲」と呼ばれることもあります。
*演奏と音響を改めた新録音です。弦楽器と管楽器+打楽器は分けて録音しています。
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 第1楽章 [2020][AR]
Johannes Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73
I. Allegro non troppo [14:24]
Brahms-Symphony-No2-1st-2020-AR2.mp3
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