「禅といま」という講演会に講師として招かれたソウル五輪シンクロ銅メダリストで、現在はメンタルトレーナーとして第一線で活躍する田中ウルヴェ京さんと藤田一照さんの対話をお送りします。
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《田中ウルヴェ 京さん PROFILE》
1967年東京生まれ。聖心女子学院初中高等科を経て、
日本大学在学中の1988年にソウル五輪
シンクロ・デュエットで銅メダル獲得。
10年間の日米仏の代表チームコーチ業とともに、
6年半の米国大学院留学で修士取得。
現在、学術研究者・経営者の両面の顔を持つ
メンタルトレーナーとして活躍中。
様々な大学で客員教授として教鞭をとる傍ら、
慶應義塾大学大学院
システムデザインマネジメント研究科博士課程に在学、
「トップパフォーマーのコーピングの体系化」の研究を
おこなっている。
2001年から起業し、
心と身体両面の健康を軸に、アスリートから
ビジネスパーソンなど広く一般に
メンタルトレーニングを指導。
著書訳書多数。夫はフランス人、2児の母。
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ストレスとは?コーピングとは?について
自身の体験をベースにとてもわかり易く、
非常に奥深いコーピングについての講演は
メンタルの「透かし絵」を見せられたようで
大変参考になりました。
ご自身の講演の後、藤田一照さんの指導のもと
坐禅にも参加された京さん。
すると、ストレスコーピングと仏教の共通性に
お二人とも驚きつつ面白がって話が弾みました。
さて、どんなお話が聞けるのでしょうか?
・コーピングの面白さ
・原因はほっておいて結果をいじる
・心理学に「使役動詞」はない?
・自分を変えずに世界を変えようという誤解
・ヨロイを脱いでから着るものを選ぶ?
・欲望は「家に帰りたい」ため?
・人間は現状維持に腐心する性質がある?
・人間の行く末はサーベルタイガー?
・自分の「ホーム」を知る
・「無用の用」で「用」が活きる
・現在の事実にグラウンドする
・ウエスタン・サイエンスとアンシェント・ウィズダム
・”身体性”に宗教宗派の違いはない
・どちらが「人類に役に立つ」スポーツか?
・「沈黙」の重要性
・「死ぬ」ことも生命の設計に折り込み済み?
などなど。。。
では、ごゆっくりお愉しみ下さい!
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田中ウルヴェ京さん.mp3