やって参りました、2016年・英国エンタメ繁忙期! 先週『戦火の馬』を見たと思ったら、もう『ロミオとジュリエット』が開幕とのこと。来週は『エンターテイナー』に『ファンタスティック・ビースト』の公開もあるし……。と、日本在住英国エンタメファンにとって、今年の年末は例年にない忙しさなのです。
そんな中、行って参りました、ブラナー・シアター・ライブ『ロミオとジュリエット』。
「ブラナー・シアター・ライブ」は、俳優としてだけではなく、映画監督(『スルース』『マイティ・ソー』)・脚本家・プロデューサーとしても世界的に有名なケネス・ブラナーさんが自ら立ち上げた劇団「ケネス・ブラナー・シアター・カンパニー」の傑作三作品(『冬物語』『ロミオとジュリエット』『エンターテイナー』)を映画館で中継するという試み。
ということで、NTL "ナショナル・シアター・ライブ" に続き英国舞台のスクリーニング新シリーズBTL "ブラナー・シアター・ライブ" が日本上陸(ややこしや)! 不覚にも第1作目『冬物語』を見逃した私たちは、ドキドキしながら着席。「舞台」という、その場にいないと楽しむことができないエンターテインメントを、日本の映画館で観ることのできる幸せに今日も感謝です。
さて、どんな演劇体験が待っているのでしょう?
それでは、妄想ロンドン会議スタート!
(2016年11月19日収録37分)
※本編中、シネスコープのサイズを16:9と言っていますが正しくは2.35:1です。