「ASMLジャパン　日本国内3カ所目のEUV導入、藤原社長「可能性大いにある」」 先端半導体の製造に欠かせない極端紫外線（EUV）露光装置メーカーとして知られるオランダのASML。同社製品は日本でも半導体受託製造（ファウンドリー）のRapidus（ラピダス、東京都千代田区）、米DRAM大手マイクロン・テクノロジーの広島工場（広島県東広島市）が導入する。

「太陽HD、齋藤新社長が就任」 太陽ホールディングス（HD）は23日、21日付で齋藤斉代表取締役副社長が代表取締役社長グループ最高経営責任者（CEO）に就任したと発表した。21日に開催された定時株主総会の決議結果を受けたもの。前社長グループCEOの佐藤英志氏は取締役を退任し、上席専務執行役員に就任した。 　齋藤新社長は1965年4月生まれ、60歳。

「【ミリ波】ボーナスと物価高」 帝国データバンクがまとめた「2025年夏季賞与に関する企業の動向アンケート」によると、正社員1人へのボーナス・一時金の平均支給額は45.7万円で前年比1.8万円の増加▼8割超の企業が賞与を支給するが、金額増の企業は6ポイント低下して約33％。金額が減った、変わらないとする割合は増えた。

「ルネサス、2500億円損失計上　協業先米メーカー破綻で」 ルネサスエレクトロニクスは23日、協業する米半導体メーカー、ウルフスピードの経営破綻に伴い、2025年6月中間期に約2500億円の損失を計上すると発表した。 　同社から10年間、電気自動車（EV）向け次世代パワー半導体基板の供給を受けることになっていたが、市況悪化でウルフスピードの業績は低迷していた。

「大屋根リング、一部保存で2案検討　来場者「採算ラインに」　万博協会」 日本国際博覧会協会は23日、十倉雅和会長が会場内で記者会見し、閉幕後の大屋根リングの残置案を発表した。北東部200メートルか南東部350メートルの2案を検討。22日に総来場者数が900万人を突破し、チケットの販売枚数が1400万枚強になったことも公表した。

「車載向け通信半導体を医療・産機に展開　バレンズ」 イスラエルのファブレス半導体メーカー、バレンズ・セミコンダクター（バレンズ）が、車載向け高速通信規格に対応する製品を医療・産業機器分野にも展開しようと、アピールに力を入れている。日本市場の開拓に向けて、展示会への出展などにも積極的だ。

「NEC、7月1日に新会社　「NESICホールディングス」設立　中堅・中小のDX支援」 NECは23日、同社の完全子会社として「NESICホールディングス」を設立し、7月1日付で新たな経営体制を発足させると発表した。新会社は、NECが保有するNECネッツエスアイとNECネクサソリューションズの全株式を承継し、両社を傘下に置く中間持株会社として業務を開始する。

「「全国に展開したい」　未来のコンビニ、1号店が東京にオープン　KDDIとローソン」 KDDIとローソンは23日、次世代型コンビニエンスストア「Real×Tech LAWSON」の1号店を、KDDI本社移転先となる東京都港区の高輪ゲートウェイシティにオープンした。両社は「リアルの温かみ」と「テックの力」を融合し、これまでにない新しい顧客体験と店舗運営を実現する「未来のコンビニ」を目指す。

「「剣山」でダイヤモンド半導体の基板開発　日本の最先端メーカーの秘話に迫る」 工業用宝石部品メーカーのOrbray（オーブレー、東京都足立区）は、半導体基板向けに直径2インチで世界最大サイズの単結晶ダイヤモンド基板を作ることに成功した。優れた物性から「究極のパワーデバイス」とも言われるダイヤモンド半導体。その核をなす材料の開発秘話に迫る。

「「縦型動画」制作をAIで効率化　電通デジタルと米メタの日本法人が提携」 電通デジタルは米IT大手メタの日本法人、フェイスブックジャパンと、人工知能（AI）領域で提携すると発表した。これを機に両社は、画像共有アプリ「インスタグラム」の縦型動画の制作を大幅に効率化するワークショップを提供。ブランドの訴求力を高めたい企業などのニーズに応える。