猛暑の余韻が肌にまとわりつく中、話題はなぜか真冬の「加湿器」へ。
自らの天パを模した手作りフェルトで空間を潤そうとする、ささやかな抵抗。
一方で、潤いを求めすぎるあまり部屋を水浸しにし、かえって己の首を絞める過剰な加湿の罠。
最適解を求めて湿度をコントロールしようとあがく人間の姿は、どこか滑稽で哀愁を帯びている。
だが、どれほど環境を完璧に管理しようとも、私たちの日常はふとした瞬間に足元から崩れ去る。
安物買いの銭失いを論じていたはずが、身分や信用を証明するすべてを財布ごと紛失してしまうというどうしようもない矛盾。
ズボンのポケットに合わせて歪んでいく財布のように、人もまた、無意識のうちに環境や習慣の形に歪められていくのだろうか。
空気を潤す前に、まずは己の持ち物を、そして自らの輪郭をきちんと手元に収めるべきではないのか。
コントロールできない湿度と忘却の果てに、ユニクロのポーチへの切実な祈りが交差する・・・な15分!
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