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翻訳された海外の短編小説を毎回1編読んで、関西のおっちゃん2人がやいのやいのしゃべるポッドキャストです。話題の新作から古典的名作、怪作・珍作までいろいろ味見していきます。次に読む本選びのきっかけに、外国文学についてのトリビアの仕入れにご活用ください。毎週水曜20時に更新します。 【パーソナリティ】大東和重(おおひがし・かずしげ) 比較文学者(日中比較文学)。兵庫県出身。好きな小説はバル... more
FAQs about 翻訳文学試食会:How many episodes does 翻訳文学試食会 have?The podcast currently has 214 episodes available.
May 17, 2023#31 ディミトリ・フェルフルスト「美しい子ども」〜少女が酒を飲み、道端で用を足す問題作【この作品が入っている本】ディミトリ・フェルフルスト『残念な日々』(長山さき訳、新潮社、2012年)【作家のプロフィール】1972年、ベルギーのオランダ語圏、フランダース生まれ。大学のゲルマン語学科に進むがほどなく退学。ピザの宅配、市役所職員などのかたわら創作にとりくむ。1999年「隣の部屋」でデビュー。以後、毎年新作を発表。2006年刊行の『残念な日々』は、自身の子ども時代に材をとった連作短篇集。ベルギー、オランダで20万部のベストセラーとなり、金の栞賞、金のフクロウ文学賞読者賞、高校生によるインクトアープ賞を受賞。(書籍の著者略歴より)【今回のトピック】・衛生観念と健康意識のいまむかし・貧乏がプライドにつながる論理って?・方言をどう訳すのか▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more40minPlay
May 10, 2023#30 イアン・マキューアン「蝶々」〜この人、どうしてこんなことを書いたんでしょうねえ……【この作品が入っている本】イアン・マキューアン『最初の恋、最後の儀式』(宮脇孝雄訳、早川書房、1999年)【作家のプロフィール】1948年生まれの英国の作家。サセックス大学で英文学と仏文学を学んだ後、イースト・アングリア大学で創作を学ぶ。1983年、英文芸誌「Granta」の特集で新人作家ベスト20の一人に選ばれ、7作目の長編『アムステルダム』でブッカー賞を受賞。代表作に『愛の続き』『贖罪』など。【今回のトピック】・性犯罪を加害者の側から描く・「顎のない男」という表象をどう考えるか・実存主義文学としての初期マキューアン...more40minPlay
May 03, 2023#29 ブッツァーティ「神を見た犬」〜見た目は怖いがとんだ良い人だった件【この作品が入っている本】ブッツァーティ『神を見た犬』(関口英子訳、光文社古典新訳文庫、2007年)【作家のプロフィール】1906‐1972。イタリアの作家。魔術的幻想文学の書き手として世界的に名高い。新聞記者としてスタートし、小説も次々と発表。社会批評、絵画製作、舞台美術などでも活躍する。短編集『六十物語』で、イタリア文学界最高の賞とされるストレーガ賞を受賞。(文庫の著者略歴より)【今回のトピック】・最近見かけなくなった野良犬。どこに行ったの?・神という存在のいかがわしさとパノプティコン・民話的物語が示唆するものは何か...more39minPlay
April 26, 2023#28 パク・ソルメ「じゃあ、何を歌うんだ」〜この小説が日本人に難しい理由【この作品が入っている本】パク・ソルメ『もう死んでいる十二人の女たちと』(斎藤真理子訳、白水社、2021年)【作家のプロフィール】1985年、韓国・光州広域市生まれ。韓国芸術総合学校芸術経営科卒業。2009年に長編小説「ウル」で子音と母音社の新人文学賞を受賞してデビュー。14年、「冬のまなざし」で第4回文学と知性文学賞、短編集『じゃあ、何を歌うんだ』で第2回キム・スンオク文学賞を受賞。19年、キム・ヒョン文学牌を受賞。いま韓国で最も注目される新鋭であり、文壇で最も独創的な問題作を書く作家と評価されている。【今回のトピック】光州事件/白竜「光州City」/二・二八事件/済州島四・三事件▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more36minPlay
April 19, 2023#27 リング・ラードナー「弁解屋(アリバイ)アイク」〜ふたたびクリエイティブライティングを考える【この作品が入っている本】リング・ラードナー『ラードナー傑作短篇集』(加島祥造訳、福武文庫、1989年)【今回のトピック】野球とサッカー/漫才/メージャーリーグとアメリカンドリーム/メルヴィル「書写人バートルビー」/F・スコット・フィッツジェラルド/文学のコンテンツ化/新聞小説/フィリップ・ロス『素晴らしいアメリカ野球』/ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』/バーナード・マラマッド『ナチュラル』▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more41minPlay
April 12, 2023#26 スティーヴン・キング「刑務所のリタ・ヘイワース」〜なぜ人々は映画「ショーシャンクの空に」が大好きなのか(完全ネタバレVer.)【この作品が入っている本】スティーヴン・キング『ゴールデンボーイ』(浅倉久志訳、新潮文庫、1988年)【作家のプロフィール】1947年米国メイン州ポートランド生まれ。高校教師を経て、74年に長編小説『キャリー』で作家デビュー。以後『呪われた町』『シャイニング』『IT』『ミザリー』など次々とベストセラーを生み出し、モダン・ホラーの第一人者となる。【今回のトピック】映画「ショーシャンクの空に」/アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯(巌窟王)/アメリカンドリーム/スティーヴン・キング『書くことについて』/マーク・トウェイン▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more41minPlay
April 05, 2023#25 トーマス・マン「ヴェネツィアに死す」〜死ぬまでに一度は読みたい、でも一度読めばいい名作【この作品が入っている本】トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』(岸美光訳、光文社古典新訳文庫、2007年)【作家のプロフィール】1875‐1955。リューベックの富裕な家庭に生まれたドイツの作家。ヴァーグナー、ニーチェなどの影響を受ける。ミュンヘンに移住後、長編小説『ブデンブローク家の人々』を発表(1901年)、注目を浴びる。1929年、ノーベル文学賞受賞。1933年、旅行中にスイスで亡命生活に入り、ナチスに対してつねに反対の姿勢をつらぬく。【今回のトピック】塩野七生『海の都の物語』/ルキノ・ヴィスコンティ/ゲーテ『イタリア紀行』/映画「ミッドサマー」/「エマニエル坊やは人気者」/オスカー・ワイルド/唯美主義/三島由紀夫『アポロの杯』『仮面の告白』/ミシェル・ビュトール『心変わり』/ゲニウス・ロキ(地霊)/グランド・ツアー/加藤周一『羊の歌』▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more39minPlay
March 29, 2023#24 プラープダー・ユン「バーラミー」〜タイ産メタフィクションから政治を考える【この作品が入っている本】プラープダー・ユン『鏡の中を数える』(宇戸清治訳、タイフーン・ブックス・ジャパン、2007年)【作家のプロフィール】1973年バンコク生まれ。中学を卒業後に渡米し、NYのクーパーユニオン大学で美術を学ぶ。98年にタイへ帰国すると2冊の短編小説集を出版し、ともにベストセラーを記録、「プラープダー現象」と言われる。以後、作家、脚本家、評論家、編集者、グラフィックデザイナー、アーティストなどとして幅広く活躍中。2002年、『存在のあり得た可能性』で、タイの最も権威ある文学賞「東南アジア文学賞」を受賞した。同年、音楽ユニット「BUAHIMA」を結成し、音楽活動でも話題に。脚本を手がけた映画に『地球で最後のふたり』『インビジブル・ウェーブ』がある。父はタイの有力英字新聞『The Nation』の編集主幹で、国民的なジャーナリストとして有名なスッティチャイ・ユン氏。母も元雑誌編集長として著名。【今回のトピック】メタフィクション/福冨涉『タイ現代文学覚書』(風響社)/王室とクーデター/「生きるための文学」/タイの華僑▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more40minPlay
March 22, 2023【番外編】大江健三郎の思い出今月3日、大江健三郎氏が88歳で亡くなりました。試食会の2人にとっても、特別な思いのある作家です。数々の名作と問題作を残した大江氏を偲び、個人的な思いや作品論などをおしゃべりしました。100分の拡大版でお送りします。※先週予告していたプラープダー・ユン「バーラミー」の回は来週配信します。▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more1h 40minPlay
March 15, 2023#23 アルフィアン・サアット「誕生日」〜光と影のシンガポール【この作品が入っている本】アルフィアン・サアット『サヤン、シンガポール』(幸節みゆき訳、段々社、2015年)【作家のプロフィール】1977年生まれのマレー系シンガーポーリアン。シンガポール随一の名門中等学校からジュニア・カレッジへと進み、シンガポール国立大学医学部へ入学するが卒業はせず創作活動に専念。詩、劇、短編小説の各分野で幅広く活動し、数々の賞を受賞。1998年に第一詩集『荒ぶる時』(One Fierce Hour)、99年に第一短編集『廊下』(Corridor)を上梓。戯曲はドイツ語、スウェーデン語などに訳され、上演。現在は劇団W!ld Riceの座付き作家としても活躍中である。【今回のトピック】映画「クレイジー・リッチ!」/リー・クアン・ユー/人民行動党/シンガポールの文学状況/キャサリン・リム/映画「冥土 メイド」▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more38minPlay
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