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翻訳された海外の短編小説を毎回1編読んで、関西のおっちゃん2人がやいのやいのしゃべるポッドキャストです。話題の新作から古典的名作、怪作・珍作までいろいろ味見していきます。次に読む本選びのきっかけに、外国文学についてのトリビアの仕入れにご活用ください。毎週水曜20時に更新します。 【パーソナリティ】大東和重(おおひがし・かずしげ) 比較文学者(日中比較文学)。兵庫県出身。好きな小説はバル... more
FAQs about 翻訳文学試食会:How many episodes does 翻訳文学試食会 have?The podcast currently has 214 episodes available.
March 08, 2023#22 ガッサーン・カナファーニー「ハイファに戻って」〜「ナクバ」を書く【この作品が入っている本】ガッサーン・カナファーニー『ハイファに戻って/太陽の男たち』(奴田原睦明訳、河出文庫、2017年)【作家のプロフィール】1936‐1972。パレスチナに生まれ、12歳のときユダヤ人武装組織による虐殺を生き延び難民となる。パレスチナ解放運動で重要な役割を果たすかたわら、小説、戯曲などを執筆。36歳の若さで自動車に仕掛けられた爆弾により暗殺される。遺された作品は現代アラビア語文学を代表する傑作として評価されている。【今回のトピック】パレスチナ/シオニズム/第1次中東戦争/難民/ホロコースト/ナクバ▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more35minPlay
March 01, 2023#21 フアン・ルルフォ「アナクレト・モローネス」〜山師はいかに熟女たちを蕩けさせたか【この作品が入っている本】フアン・ルルフォ『燃える平原』(杉山晃訳、岩波文庫、2018年)【作家のプロフィール】1917〜86年。メキシコ・ハリスコ州サユラ生まれ。孤児院で少年時代を過ごし、メキシコシティに移ってからは内務省やタイヤ会社で働きながら執筆した。著作に短編集『燃える平原』、長編『ペドロ・パラモ』。【今回のトピック】フォークナー/トールテール/暴力と性/中上健次/ヤクザ/宗教/女性の髭▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more32minPlay
February 22, 2023#20 オリガ・スラヴニコワ「チェレパーノフの姉妹」〜女は強し、ロシア女はなお強し【この作品が入っている本】ポスト・ソヴィエト文学研究会編著『現代ロシア文学入門』(東洋書店新社、2022年)。「チェレパーノフの姉妹」は岩本和久訳。【作家のプロフィール】1957年、ウラル地方のエカテリンブルク生まれ。現代社会にタイする鋭い批判精神の一方で、比喩を多用した複雑な文体、「マジックリアリズム」と呼ばれる幻想性を特徴している。【今回のトピック】鉄道/マジックリアリズム/宮崎駿/官僚制/男性批判/共産主義/資本主義/岡田英弘『世界史の誕生』/ロシアの女性作家/プーチン/新しいリアリズム▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more36minPlay
February 15, 2023#19 シャマン・ラポガン「冷海深情」〜夜中まで魚獲りをしていて叱られた男の話【この作品が入っている本】シャマン・ラポガン『冷海深情』(魚住悦子訳、草風館、2014年)【作家のプロフィール】夏曼・藍波安。1957年台東県蘭嶼郷紅頭村イモロッド生まれ。タオ(ヤミ)族。漢名は施努来。国立清華大学人類学研究所修了。人類学修士。現在、国家実験研究院海洋科技研究センター副研究員【今回のトピック】蘭嶼/原住民族/アンドル・リモンド/映画「チヌリクラン〜黒潮の民ヤミ族の船 台湾・蘭嶼〜」/映画「KANO 1931 海の向こうの甲子園」/世界文学/夏目漱石『吾輩は猫である』▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more49minPlay
February 08, 2023#18 パク・ミンギュ「朝の門」〜経済危機後の時代を生きるということ【この作品が入っている本】パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフン、斎藤真理子訳、クレイン、2014年)【作家のプロフィール】1968年、蔚山(ウルサン)市生まれ。中央大学文芸創作学科卒業後、さまざまな職業を経て、2003年に『地球英雄伝説』で文学トンネ新人作家賞、続いて『三美スーパースターズの最後のファンクラブ』でハンギョレ文学賞を同時に受賞し、文壇に彗星のごとく現われ一躍注目を浴びる。その後、2005年に『カステラ』で申東曄(シン・ドンヨプ)創作賞、2007年に『黄色い川、舟一隻』で李孝石(イ・ヒョソク)文学賞、2009年に『近く』で黄順元(ファン・スヌォン)文学賞、そして2010年に「朝の門」で李箱(イ・サン)文学賞を受賞するなど、韓国の現代文学を語る上で欠かせない存在になっている。受賞作以外にも、『ピンポン』『亡き王女のためのパヴァーヌ』(以上、長編)、『ダブル』(短編集)などの作品があり、現在も旺盛な創作活動を続けている。【今回のトピック】バブル崩壊/就職氷河期/李箱文学賞/IMF危機/アンガージュマン/韓愈/文以載道/斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』/チョンセ(伝貰)/映画『パラサイト 半地下の家族』▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more40minPlay
February 01, 2023#17 サマセット・モーム「怒りの器」〜二流作家とか言うてるやつ表に出ろ!【この作品が入っている本】サマセット・モーム『アー・キン』(増野正衛訳、ちくま文庫、1995年)【作家のプロフィール】1874-1965。イギリスの小説家、劇作家。不幸な孤児としての少年期、貧民街に近い医学校の体験に基づく長編「ランベスのライザ」で文壇に登場。代表作に、青年の魂の発展を描いて人間性の究極に迫る自伝的長編「人間の絆」、ゴーガンの伝記にヒントを得た「月と六ペンス」、戯曲「雨」などがある。【今回のトピック】世界文学全集/三谷幸喜/クリエイティブ・ライティング/モダニズム/プロゴルファー猿/フォークナー『八月の光』/同「エミリーに薔薇を」▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more35minPlay
January 25, 2023#16 イーユン・リー「千年の祈り」 〜この不自然な中国人像はアリか【この作品が入っている本】イーユン・リー『千年の祈り』(篠森ゆりこ訳、新潮社、2007年)【作家のプロフィール】李翊雲。1972年、北京生まれ。北京大学卒業後、96年渡米。アイオワ大学大学院で免疫学修士号取得ののち、同大学創作科修士号取得。2004年「不滅」でプリンプトン新人賞、プッシュカート賞受賞。05年、デビュー短篇集『千年の祈り』を刊行。フランク・オコナー国際短篇賞、PEN/ヘミングウェイ賞、ガーディアン新人賞、『ニューヨークタイムズ・ブックレビュー』エディターズ・チョイス賞、ホワイティング賞を受賞。07年『グランタ』が「もっとも有望な若手アメリカ作家」の一人に選出。現在ミルズ・カレッジ文学部創作科助教授。カリフォルニア州オークランドに夫と息子二人とともに暮らしている。【今回のトピック】ユン・チアン『ワイルド・スワン』/プロレタリア文化大革命/単位制度/第二言語による創作/楊逸/李琴峰/リービ英雄/飲茶/福原愛/イーユン・リー『黄金の少年、エメラルドの少女』▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more36minPlay
January 18, 2023#15 オスカー・ワイルド「W・H氏の肖像」 〜「唯美主義のチャンピオン」の実力【この作品が入っている本】オスカー・ワイルド『アーサー卿の犯罪』(福田恆存・福田逸訳、中公文庫、1977年)【作家のプロフィール】1854-1900。イギリスの詩人、劇作家、小説家。世紀末文学の巨匠。唯美派をもって任じ、美のための美を唱えた。作品に戯曲「サロメ」、童話集「幸福な王子、長編小説「ドリアン・グレイの肖像」、懺悔録「獄中記」など。【今回のトピック】唯美主義/宮崎かすみ『オスカー・ワイルド』/映画『オスカー・ワイルド』/リアリズム/ニーチェ▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more28minPlay
January 11, 2023#14 J・M・クッツェー「ガラス張りの食肉処理場」 〜それでも肉を食べますか?【この作品が入っている本】J・M・クッツェー『モラルの話』(くぼたのぞみ訳、人文書院、2018年)【作家のプロフィール】1940年、ケープタウン生まれ。ケープタウン大学で文学と数学の学位を取得。英国のコンピュータ会社で働きながら詩人をめざす。65年、奨学金を得てテキサス大学オースティン校へ、サミュエル・ベケットの文体研究で博士号取得。68年からニューヨーク州立大学で教壇に立つが、永住ヴィザがおりず、71年に南アフリカに帰国。以後ケープタウン大学を拠点に米国の大学でも教えながら、初小説の『ダスクランズ』を皮切りに、南アフリカや、ヨーロッパと植民地の歴史を遡及する、意表をつく、寓意性に富んだ作品を次々と発表し、南アのCNA賞、フランスのフェミナ賞ほか、世界的文学賞を数多く受賞。83年の『マイケル・K』と99年の『恥辱』では英国のブッカー賞を史上初のダブル受賞。2003年にノーベル文学賞を受賞。オーストラリアのアデレード在住。【今回のトピック】クッツェー『夷狄を待ちながら』/同『エリザベス・コステロ』/カーニズム(肉食主義)/ヴィーガニズム/奴隷制/女性差別/家父長制/内澤旬子『世界屠畜紀行』/佐川光晴/上原善広『日本の路地を旅する』/角岡伸彦『ホルモン奉行』/自民党/立憲民主党/石牟礼道子『苦海浄土』/クッツェー『恥辱』/動物の福祉/台湾素食/昆虫食▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more41minPlay
January 04, 2023#13 エドゥアルド・ハルフォン「彼方の」〜読むことと書くことのあいだ【この作品が入っている本】エドゥアルド・ハルフォン『ポーランドのボクサー』(松本健二訳、白水社、2016年)【作家のプロフィール】1971年グアテマラシティ生まれ。父方、母方ともユダヤ系アラブ人のルーツを持ち、父方の祖父はレバノン出身のセファルディ系、母方の祖父はポーランド出身のアシュケナージ系。10歳のとき、一家でアメリカに移住。ノースカロライナ州立大学工学部で学ぶ。卒業後グアテマラに戻り、フランシスコ・マロキン大学で文学の教鞭を執りながら執筆活動を開始、現在に至る。2007年、コロンビア、ボゴタ市で開催されたHay Festivalで「39歳以下のラテンアメリカ文学注目作家」の一人に選ばれる。2008年に刊行したEl Boxeador Polacoが国際的な注目を集め、英語など5か国語に翻訳された。その一篇をもとに書き上げられた中篇La Pirueta(2010年)は2009年度ホセ・マリア・デ・ペレーダ賞を受賞。2011年グッゲンハイム奨学金を取得。最新作はSignor Hoffman(2015年)。【今回のトピック】アストゥリアス/ロベルト・ボラーニョ/私小説(オートフィクション)/Googleストリートビュー/『データブック・オブ・ザ・ワールド』(二宮書店)/カクチケル語▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。★★★メールはこちらまで★★★honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com...more38minPlay
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