「台湾有事の自衛権行使巡り 中国が猛反発、局長協議は平行線に」 「 高市総理が衆院予算委員会で、台湾有事の際、集団的自衛権の行使を可能とする「存立危機事態」に発展し得るとの認識を示した問題で、日中間の緊張が急激に高まっている。中国政府は発言の撤回を強く求め、日中外交当局による局長協議は平行線に終わった。中国は水産物輸入停止などの対抗措置にも踏み切っており、政府内では対立の長期化を懸念する声が強まっている。 問題の発端は、高市総理が台湾有事を念頭に、安全保障関連法に基づく集団的自衛権の行使に言及したことにある。中国側はこれを「一方的な現状変更の試み」とみなし、即座に答弁の撤回を要求。事態の沈静化を図るため、外務省の金沢アジア大洋州局長が北京を訪問し、中国外務省の劉アジア局長と協議に臨んだ。 しかし、18日に北京で行われた協議は終始厳しい雰囲気に包まれ、劉局長が高市答弁の撤回を強く求めたのに対し、金沢局長はこれに応じず、議論は平行線に終わった。」