「フィリピン南部ミンダナオ島で違法POGO拠点摘発、中国人ら244人拘束し詐欺組織の実態判明」 「フィリピン南部ミンダナオ島で摘発された違法POGO拠点について、当局は2026年10月5日、新たに押収機器の分析が進み、現場が高度に組織化されたオンライン詐欺拠点として機能していた疑いが強まったと発表した。特に、約3,000台に及ぶ携帯端末や多数の技術機器が、ロマンス詐欺や暗号資産詐欺など複数のオンライン犯罪に利用されていた可能性が高いとみられ、当局は証拠解析を本格化させている。フィリピンニュースエージェンシー(Philippine News Agency)、インクワイアラー(Inquirer.net)、エービーエス・シービーエヌ(ABS-CBN News)が伝えた。10月2日、フィリピン入国管理局(BI)は国家捜査局(NBI)、フィリピン軍(AFP)と連携し、サンボアンガ・シブガイ州のシアイ町キモス地区およびアリシア町タンディオン・ムスリム地区で、違法オンライン賭博・詐欺拠点(POGO)に対する大規模な同時強制捜査を実施した。作戦はBIが発布した別々の任務命令に基づき展開され、宿泊施設「カサ・デ・ココ・ペンションハウス」など複数拠点から大量の電子機器が押収された。押収品には、パソコン用モニター78台、携帯端末約3,000台、ノートパソコン、無数のSIMカードなどが含まれ、組織的なオンライン詐欺の実態を裏付けるものとなっている。拘束された外国人は合計244人に達し、2026年に実施された違法POGO摘発としては最大規模である。シアイ町では113人(中国籍110人、カンボジア籍2人、香港籍1人)、アリシア町では131人(大半が中国籍、ほかマレーシア、インドネシア、ミャンマー国籍)が拘束された。