グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲&第2組曲シベリウス:交響詩「フィンランディア」、悲しきワルツposted with あまなつ on 2016.08.11価格: カラヤン/ベルリンフィルハーモニーユニバーサル ミュージック クラシック(2012-05-08)売り上げランキング: 116Amazon.co.jp で詳細を見る
♪プロ野球の応援曲としても知られる組曲中の人気曲
組曲「ペール・ギュント」はノルウェーを代表する作曲家である
グリーグの多くの作品の中でも、特によく知られ人気の高い作品です。
ノルウェーに伝わる民話に題材をとったイプセンの戯曲「ペール・ギュント」が、
劇場で上演される際に、ピアノ二重奏の形で作曲され、出版されました。
のちにこれが管弦楽曲に編曲され、その中からグリーグ自身が8曲を選び、
それぞれ4曲ずつの二つの組曲としました。
この物語はソルヴェイグという純情な婚約者がいながらも、
夢想を追って、世界放浪の旅を続ける主人公ペールの人生を描いています。
一攫千金を夢見、次々と女性を追いかけ根無し草のように
さすらうペールは波乱万丈の後、故郷でひたすら帰りを待ちながら
すっかり年老いたソルヴェイグのもとへ帰り、
彼女が歌う子守唄を聞きながら静かに眠りにつきます。
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組曲第一の4曲目にあたる「山の魔王の洞窟にて」は、
旅の途上ペールがさまよった山の中で、そこに住む魔王の娘の求婚を
断ったため魔王に殺されそうになり、命からがら逃げ去る場面での音楽です。
組曲中でも人気の高い曲で、阪神タイガースの応援歌に
使われるなど一般的にもよく知られています。
* 9年前の録音では全体にテンポが遅く、今ひとつ乗り切れていませんが、
今回はアッチェランドをかけ、緩急のメリハリをつけました。
またホールサウンドは違うリバーブにより、クリアかつ奥行きが増しています。
(当時の録音が全般に遅いのは、PCのスペックの問題もありました)
グリーグ:《ペール・ギュント》第1組曲 Op.23-4 「山の魔王の洞窟にて」 [新録音2016]
E.Grieg:Peer Gynt Suite No.1 Op.23-4 "In the Hall of the Mountain King
http://classical-seesaa.net/Grieg-PeerGynt-the-Mountain-King-2016.mp3